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悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲 Texas Chainsaw 3D (2013)

1974年に公開された傑作ホラー「悪魔のいけにえ」の続編。
殺人鬼一家との関係を知った女性に襲い掛かる恐怖を描く、監督ジョン・ラッセンホップ、主演アレクサンドラ・ダダリオダン・イェーガー他共演のホラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト
監督:ジョン・ラッセンホップ
製作:カール・マッツォコーネ
製作総指揮
マーク・バーグ
クリスタ・キャンベル
ダニー・ディムボー
ラティ・グロブマン
アヴィ・ラーナー
原作:キャラクター創造
キム・ヘンケル
トビー・フーパー
原案
アダム・マーカス
デブラ・サリヴァン
スティーヴン・サスコ
脚本
キルステン・エルムス
アダム・マーカス
デブラ・サリヴァン
撮影:アナスタス・N・ミコス
編集:ランディ・ブリッカー
音楽:ジョン・フリッゼル

出演
ヘザー・ミラー:アレクサンドラ・ダダリオ
レザーフェイス/ジェディダイア”ジェド”ソーヤー:ダン・イェーガー
ライアン:トレイ・ソングス
カール・ハートマン:スコット・イーストウッド
ニッキー:タニア・レイモンド
ダリル:ショーン・サイポス
ケニー:ケラム・マレッキ=サンチェス
フーパー保安官:トム・バリー
バート・ハートマン市長:ポール・レイ
ファーンズワース:リチャード・リール
マーヴィン:ジェームズ・マクドナルド
ドレイトン・ソーヤー:ビル・モーズリー
ヴァーナ・ソーヤー・カーソン:マリリン・バーンズ
ソーヤー(祖父):ジョン・デュガン
ソーヤー(家長):ガンナー・ハンセン

アメリカ 映画
配給 ライオンズゲート
2013年製作 92分
公開
北米:2013年1月4日
日本:2013年7月13日
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $34,334,260
世界 $47,241,950


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1973年8月19日、テキサス州、ニュート。
殺人鬼”ソーヤー”一家に襲われ、唯一人生き残ったサリー・ハーデスティは、保護されて病院に運ばれる。

保安官のフーパー(トム・バリー)はソーヤー家に向い、立て篭もった一族に話しかける。

フーパーは、友人が殺されたと言うサリーの証言を聞き来たことを伝える。

息子は家族を守ったまでだと言うドレイトン・ソーヤー(ビル・モーズリー)は、銃を手にして抵抗する。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

参考:
・「悪魔のいけにえ」(1974)
・「悪魔のいけにえ2」(1986)
・「悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲」(1990)
・「悪魔のいけにえ レジェンド・オブ・レザーフェイス」(1995)
・「悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲」(2013)
・「レザーフェイス-悪魔のいけにえ」(2017)
・「悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-」(2022)

リメイク
・「テキサス・チェーンソー」(2003)
・「テキサス・チェーンソー ビギニング」

*(簡略ストー リー)
1973年8月19日、テキサス州、ニュート。

若者達を殺害した殺人鬼ソーヤー一家と一族は、住民達に虐殺される。
時は流れ、祖母が亡くなったことを知ったヘザー・ミラーは財産を相続することになり、自分が養女だったことを知る。
両親を責めたヘザーは、反対されながらも、恋人のライアン、友人のニッキーとケニーと共に旅行を兼ねてテキサスのニュートに向かい、途中、ヒッチハイカーのダリルを乗せる。
現地に着いたヘザーらは大豪邸に驚き、その場で楽しもうとする。
ヘザーらが買い物に行った隙に、金目の物を奪おうとしたダリルは、キッチンで隠し部屋を見つけて地下室に向かうのだが、現れた大男レザーフェイスに殴り殺される・・・。
__________

傑作ホラー映画「悪魔のいけにえ」(1974)はシリーズ化されたのだが、本作は、1作目で起きた事件の唯一の生存者サリー・ハーデスティが保護された直後から始まる。
紛れもない続編なのだが、1作目から約40年経っていることもあり、ややリブート的とも言える。
そのため、1作目と共に鑑賞すると楽しみが倍増するので、それをお勧めしたい。

冒頭で一作目の内容が映し出されることと、生存者サリー・ハーデスティを演じたマリリン・バーンズが主人公の祖母役で、同じくレザーフェイスを演じたガンナー・ハンセンが虐殺されるソーヤー家の家長、祖父で同じ役を演ずるジョン・デュガンが、約40年の時を経て出演しているのがファンには嬉しい。

内容や作品の出来は平均点以下かもしれないが、上記の様に、1作目の公開時を知るファンの心を掴む工夫などは評価できる。

また、終盤で、狂気の殺人鬼がいとこの存在を知り、やや人間性を感じさせる、センチメンタルな描写もあるシーンなども興味深い。

それにしても、3D映画として製作されたからとは言え、本作の邦題に”飛びだす”などとつける”お子様”感覚が理解できない。

出生の秘密を知り、呪われた一家の一員であることを受け入れるアレクサンドラ・ダダリオ、生き残っていた殺人鬼レザーフェイスを演ずる巨漢のダン・イェーガー、主人公の恋人トレイ・ソングス、父クリント・イーストウッドの青年時代そのものという感じの保安官補スコット・イーストウッド、主人公の友人タニア・レイモンドケラム・マレッキ=サンチェス、ヒッチハイカーのショーン・サイポス、保安官のトム・バリー、殺人鬼一家と一族を憎む市長のポール・レイ、一族の顧問弁護士リチャード・リール、保安官補のジェームズ・マクドナルド、殺人鬼一家の父親ビル・モーズリー、主人公の祖母マリリン・バーンズ、一族の家長ガンナー・ハンセン、祖父ジョン・デュガンなどが共演している。


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