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殺人者はライフルを持っている! Targets (1968)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

まだ20代のピーター・ボグダノヴィッチの実質的な監督デビュー作品で、製作、脚本、編集も彼が担当し出演も兼ねる実際に起きた事件を基にした問題作。
平凡な男性が引き起こす無差別乱射事件を描く、出演ティム・オケリーボリス・カーロフ他によるサスペンス・スリラーの秀作。


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■
監督:ピーター・ボグダノヴィッチ
製作:ピーター・ボグダノヴィッチ
脚本:ピーター・ボグダノヴィッチ
撮影:ラズロ・コヴァックス
編集:ピーター・ボグダノヴィッチ
音楽:ロナルド・スタイン

出演
ロバート”ボビー”トンプソンJr.:ティム・オケリー

バイロン・オーロック:ボリス・カーロフ
ジェニー:ナンシー・シュー
エド・ラフリン:アーサー・ピーターソン
スミス連邦保安官:モンテ・ランディス
ロバート・トンプソン:ジェームズ・ブラウン
シャーロット・トンプソン:メアリー・ジャクソン
アイリーン・トンプソン:ターニャ・モーガン
キップ・ラーキン:サンディ・バロン
サミー・マイケルズ:ピーター・ボグダノヴィッチ

アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ

1968年製作 90分
公開
北米:1968年8月15日
日本:未公開
製作費 $130,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
サンフェルナンド・バレー
怪奇映画スター、バイロン・オーロック(ボリス・カーロフ)は引退を決意するが、監督のサミー・マイケルズ(ピーター・ボグダノヴィッチ)に、次回作への出演を求められる。

その姿を、道の向かいのガン・ショップから見ていたロバート”ボビー”トンプソンJr.(ティム・オケリー)は、ライフルを購入して店を出る。

ボビーは、あらゆる種類の銃が入っているトランクにライフルをしまい車で走り去る。

帰宅したボビーは、家族と共に夕食を取り、バイロンを見かけたことなどを話す。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
怪奇映画スター、バイロン・オーロックは引退を決意する。
映画監督サミーは、バイロンに次回作の出演を求めるのだが、彼の考えは変わらなかった。
その頃、平凡な男性ボビー・トンプソンは、銃を収集しながら、家族との生活を続ける。
祖国イギリスへの帰国の準備を始めたバイロンは、自作が上映されるドライブイン・シアターでの舞台挨拶も断ってしまう。
一方、ボビーは妻や母親を射殺して、石油タンクに上り、ハイウェイの車に向かい無差別乱射を始める。
それが警察に知られ追われたボビーは、バイロンの作品が上映されるドライブイン・シアターに逃げ込む・・・。
__________

ジョン・フォードハワード・ホークスの研究家で、多くの著書もあるピーター・ボグダノヴィッチが、愛する映画への思いを込めて自ら製作、監督した作品。

それに加え、今では珍しくない内容だが、直前の1966年に起きた”テキサスタワー乱射事件”などを意識した、人間及び社会の歪みを鋭く描いた、ピーター・ボグダノヴィッチの着眼点や演出は、当時を考えると実に新鮮だ。

ボリス・カーロフ自身の出演作を効果的に使っているところが注目であり、「光に叛く者」(1931)のテレビ放映を食い入るように観る、監督役で出演しているピーター・ボグダノヴィッチが、尊敬するハワード・ホークスの演出に、とてもかなわないと嘆くシーンなども面白い。

ドライブイン・シアターで上映される、ロジャーー・コーマンの”The Terror”(1963)では、若き日のジャック・ニコルソンが登場するのも興味深い。
本作は、フランシス・フォード・コッポラもクレジット無しで監督に名を連ねている。

平凡な生活を続ける男性ではあるが、突如として無差別殺人を犯す恐怖の狙撃犯を演ずるティム・オケリー、80歳を過ぎていたとは思えない、圧倒的存在感で画面を支配する、主演と言ってもいい怪奇映画スター役のボリス・カーロフ、その秘書ナンシー・シュー、関係者のアーサー・ピーターソン、主人公の両親役ジェームズ・ブラウンメアリー・ジャクソン、妻ターニャ・モーガンなどが共演している。


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