| ”ピンクパンサー”シリーズ最終第8作。 ”伝説の警部”ジャック・クルーゾーのDNAが再び・・・ 監督、原案、脚本ブレイク・エドワーズ、主演ロベルト・ベニーニ、ハーバート・ロム、クラウディア・カルディナーレ、デブラ・ファレンティノ、ロバート・ダヴィ他共演のコメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督:ブレイク・エドワーズ
製作:トニー・アダムス
製作総指揮:ナイジェル・ウール
原案
ブレイク・エドワーズ
モーリス・リッチリン
脚本
ブレイク・エドワーズ
マデリン・サンシャイン
スティーヴ・サンシャイン
撮影:ディック・ブッシュ
編集:ロバート・パーガメント
音楽:ヘンリー・マンシーニ
出演
ジャック・ガンブレリ巡査:ロベルト・ベニーニ(ジャック・クルーゾーの息子)
チャールズ・ドレフュス警視:ハーバート・ロム(ジャック・クルーゾーの元上司)
マリア・ガンブレリ:クラウディア・カルディナーレ(ジャック・クルーゾーの妻であるジャックの母親)
ヤスミン王女:デブラ・ファレンティノ(ルガシュの王女)
ユッサ:ジェニファー・エドワーズ(傭兵)
ハンス・ザルバ:ロバート・ダヴィ(傭兵)
リマ:ナターシャ・パブロヴィッチ(ルガシュのクラブのダンサー)
アーノン:マーク・シュナイダー(傭兵)
ケイトー・フォン:バート・クウォーク(クルーゾーの元召使い)
ハニフ:マイク・スター(傭兵)
ラザール警察署長:アントン・ロジャース(ジャックの上司)
オーギュスト・ボールズ:ボールス教授:グレアム・スターク(変装の達人)
ハロアク王:オリヴァー・コットン(ルガシュの国王)
女王:シャバーナー・アーズミー(ルガシュの女王で王位を狙う)
ジャファール将軍:アーロン・イパール(ルガシュの王位を狙う将軍)
フランソワ・シュバリエ巡査部長:ダーモット・クローリー(ドレフュスの部下)
マーサ・ボールズ:リズ・スミス(ボールズ教授の妻)
ジャクリーン・ガンブレリ:ニコレッタ・ブラスキ(ジャックの妹)
ジャック・クルーゾー元主任警部:ピーター・セラーズ(写真)
アメリカ 映画
配給
MGM(北米)
ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ(世界)
1993年製作 93分
公開
北米:1993年8月27日
日本:未公開
製作費 $25,000,000
北米興行収入 $2,438,030
■ ストーリー ■
ニース。
ルガシュのヤスミン王女(デブラ・ファレンティノ)は、父ハロアク王(オリヴァー・コットン)から、義母である女王(シャバーナー・アーズミー)が何かを企んでいることを知らされる。
傭兵ハンス・ザルバ(ロバート・ダヴィ)率いるテロリスト集団は、ヤスミンを誘拐する。
ハンスの目的は、国王に退位を強要し、女王の愛人であり、隣国とテロ組織との繋がりを持つジャファール将軍(アーロン・イパール)に王位を継承させることだった。
チャールズ・ドレフュス警視(ハーバート・ロム)は、ヤスミン王女失踪事件の捜査を任され、部下のフランソワ・シュバリエ巡査部長(ダーモット・クローリー)と共に南フランスに向かう。
ハンスの車と衝突したドレフュスは、その場に現れた地元の警官ジャック・ガンブレリ巡査(ロベルト・ベニーニ)に出会う。
ハンスの車を調べたジャックは、中にいた、ハンスの妹だと言う、薬で朦朧とするヤスミンに惹かれてしまう。
ドレフュスは、間抜けな警官ジャックに呆れながら、地元の警察署に向かう。
ラザール警察署長(アントン・ロジャース)と話したドレフュスは、事件の情報を渡され、補佐としてジャックを推薦されるものの、途中で会った間抜けな警官だとは気づかなかった。
ハンスは、ヤスミンに会いに来るはずの邪魔者であるジャックを抹殺しようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“The final attempt to revive a ghost through the bloodline of a clown, where the frantic spirit of Italy meets the fading echoes of a French legend, closing the curtain with one last, chaotic embrace.”
(一人の道化師の血筋を通して、亡霊を蘇らせようとした最後の試み。イタリアの熱狂的な魂が、フランスの伝説の消えゆく残響と出会い、最後にして混沌とした抱擁と共に、その幕を閉じるのだ。)
参考:
・「ピンクの豹」(1963)
・「暗闇でドッキリ」(1964)
・「ピンク・パンサー2」(1975)
・「ピンク・パンサー3」(1976)
・「ピンク・パンサー4」(1978)
・「ピンク・パンサーX」(1982)
・「ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ」(1983)
・「ピンク・パンサーの息子」(1993)
・「ピンクパンサー」(2006)
・「ピンク・パンサー2」(2009)
”ピンクパンサー”シリーズ最終第8作。
ブレイク・エドワーズが原案と脚本を兼ねて監督し、主演はロベルト・ベニーニ、ハーバート・ロム、クラウディア・カルディナーレ、デブラ・ファレンティノ、ロバート・ダヴィ他共演のコメディ。
伝説のダイヤ”ピンクパンサー”とは無関係な作品であり、そのために、オープニング・クレジットからまったく雰囲気が違うのは残念。
前作の「ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ」(1983)で、最悪の内容が酷評されたブレイク・エドワーズだが、10年の時を経て、ジャック・クルーゾーの息子が、父親を上回るドジ警官として登場する抱腹絶倒の内容など、少しは映画らしくなったというところだろうか。
主演のロベルト・ベニーニは、クルーゾーのDNAを継ぐ間抜けな警官を熱演はするものの、ピーター・セラーズとはまったく違うキャラクターが好きになれるかで、本作の評価は変わるだろう。
因みに、ロベルト・ベニーニはラジー賞のワースト・新人スター賞にノミネートされてしまった。
主人公に捜査を任せるチャールズ・ドレフュス警視ハーバート・ロム、「ピンクの豹」(1963)ではダーラ王女を演じたクラウディア・カルディナーレが、主人公の母親であるクルーゾーの元妻役で出演しているのは嬉しい。
ルガシュの王位を狙う陰謀に加担する傭兵ロバート・ダヴィなども共演している。
