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RUN/ラン Run (2020)

母親から体に悪影響を与える薬を飲まされていることに気づいた少女に襲いかかる恐怖を描く、監督、脚本アニーシュ・チャガンティ、主演サラ・ポールソンキエラ・アレン他共演の心理スリラー。 

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト
監督:アニーシュ・チャガンティ
製作
ナタリー・カサビアン
セヴ・オハニアン
脚本
アニーシュ・チャガンティ
セヴ・オハニアン
撮影:ヒラリー・スペラ
編集
ニック・D・ジョンソン
ウィル・メリック
音楽:トリン・バロウデイル

出演
ダイアン・シャーマン:サラ・ポールソン
クロエ・シャーマン:キエラ・アレン
トム:パット・ヒーリー
カミー:サラ・ソン
キャシー・ベイツ:シャロン・ベイジャー
ブルックリンの男性(電話の声):トニー・レヴォロリ

アメリカ 映画
配給
Hulu(北米)
Netflix(世界)
2020年製作 89分
公開
北米:2020年11月20日
日本:2021年6月18日
世界 $5,184,370


ストーリー
ダイアン・シャーマン(サラ・ポールソン)は、未熟児の娘を出産する。
17年後、ワシントンパスコ
ダイアンは娘のクロエ(キエラ・アレン)と静かに暮らしていた。
様々な病気を抱えるクロエは下半身不随状態で、車椅子生活を送っていた。
何種類もの薬を服用するクロエは、家庭学習を続けてワシントン大学の入学試験を受け、合格通知を待っていた。
ある日クロエは、ダイアンの買い物袋から大好きなチョコレートを取り出した際、ラベルにダイアンの名前が書かれた緑色の錠剤の容器を見つける。
その後、容器を調べたクロエは、それに自分の名のラベルが貼られていることに気づく。
それを不審に思ったクロエは、その薬トリゴキシンについて調べようとするが、パソコンのインターネットがつながらなかったために諦める。
翌日クロエは、電話がある母の寝室から、見知らぬ男性(トニー・レヴォロリ)に電話をかけ、トリゴキシンのことをネットで調べてもらい、それが心臓の薬で赤い錠剤だということが分かる。
ダイアンと映画に行ったクロエは、途中でトイレに向かうと言って劇場を出る。
薬局に向かったクロエは、薬剤師のキャシー・ベイツ(シャロン・ベイジャー)から、トリゴキシンが犬用の薬で、人間が飲むと足が麻痺することを知らされ、動揺して発作が起きる。
その場に現れたダイアンは、クロエが秘密を知ったと考える。
クロエに麻酔薬を投与して家に連れ帰ったダイアンは、今後の対処方を考えるのだが・・・。


解説 評価 感想

「search/サーチ」(2018)で長編デビューし高い評価を得たアニーシュ・チャガンティが脚本を兼ねて監督し、主演はサラ・ポールソンキエラ・アレンなどが共演した作品。

母親から体に悪影響を与える薬を飲まされていることに気づいた少女に襲いかかる恐怖を描く心理スリラー。

2020年1月24日に劇場公開が予定されたものの2020年5月8日に延期され、COVID-19の影響で中止となり、ライオンズゲートHulu(北米)に配信権を売却し、それ以外はNetflixで配信された。

障害を抱える娘を献身的に介護する母親を演ずるサラ・ポールソンと、その娘を演ずるキエラ・アレンの迫真の演技が見どころの作品。

また、障害のある少女に危険が迫る展開で進行する、緊迫感あふれるアニーシュ・チャガンティの演出と脚本により見応えある作品に仕上がっている。

主人公の家に郵便を届ける配達員パット・ヒーリー、看護師のサラ・ソン、薬剤師のシャロン・ベイジャー、少女が電話をかける相手の男性(声)トニー・レヴォロリなどが共演している。


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