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ピンク・パンサー4 Revenge of the Pink Panther (1978)

”ピンクパンサー”シリーズ第5作。
マフィアに命を狙われるクルーゾー主任警部が巻き起こす騒動を描く、製作、監督、原案、脚本ブレイク・エドワーズ、主演ピーター・セラーズダイアン・キャノンバート・クウォークロバート・ウェバーハーバート・ロムトニー・ベックリーロバート・ロッジアポール・スチュワート他共演のコメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト
監督:ブレイク・エドワーズ
製作:ブレイク・エドワーズ
原案:ブレイク・エドワーズ
脚本
フランク・ウォルドマン
ロン・クラーク
ブレイク・エドワーズ
撮影:アーニー・デイ
編集:アラン・ジョーンズ
音楽:ヘンリー・マンシーニ

出演
ジャック・クルーゾー主任警部:ピーター・セラーズ
シモーヌ・ルグリー:ダイアン・キャノン
ケイトー・フォン:バート・クウォーク
フィリップ・ドゥーヴィエ:ロバート・ウェバー
チャールズ・ドレフュス主任警部:ハーバート・ロム
ガイ・アルゴ:トニー・ベックリー
フランソワ・シュバリエ巡査部長:アンドレ・マランヌ
アル・マルキオーネ:ロバート・ロッジア
フリオ・スカリーニ:ポール・スチュワート
オーギュスト・ボールズ教授:グラハム・スターク
ファーネット:アルフィー・バス
クロード・ルッソ:スー・ロイド
警視総監:ダグラス・ウィルマー
ポール・ラプローン医師:ファーディ・メイン
ターニャ:ヴァレリー・レオン
チョン:エド・パーカー
テレーズ・ドゥーヴィエ:エイドリアン・コリ
バルドー巡査:ヘンリー・マギー
エルキュール・ポアロ:アンドリュー・サックス
病院事務員:ジュリアン・オーチャード
墓地の衛兵:ジョン・ブルーサル
紳士:フランク・ウィリアムズ
窓際の女性:リタ・ウェッブ 隣人
アラブのシーク:ラグビル・スラーン

イギリス/アメリカ 映画
配給 ユナイテッド・アーティスツ
1978年製作 98分
公開
イギリス:1978年7月15日
北米:1978年7月19日
日本:1978年12月16日
製作費 $12,000,000
北米興行収入 $49,579,270


ストーリー
フランスの実業家で裏社会の”フレンチ・コネクション”を支配するフィリップ・ドゥーヴィエ(ロバート・ウェバー)は、ニューヨークのマフィアのボス、フリオ・スカリーニ(ポール・スチュワート)の部下アル・マルキオーネ(ロバート・ロッジア)から、影響力の低下を指摘される。
翌日、出社したドゥーヴィエは、愛人である秘書のシモーヌ・ルグリー(ダイアン・キャノン)に迎えられる。
自分の支配力を証明するために部下たちを集めたドゥーヴィエは、ガイ・アルゴ(トニー・ベックリー)から、10年間、自分たちの邪魔ばかりしたジャック・クルーゾー主任警部(ピーター・セラーズ)の暗殺を提案され、それを実行させる。
クルーゾーは、変装の達人オーギュスト・ボールズ教授(グラハム・スターク)の店で、爆弾での暗殺を回避する。
警視総監(ダグラス・ウィルマー)に会ったクルーゾーは、爆弾犯を捕えようとする。
アルゴは、香港の武術家チョン(エド・パーカー)を呼び寄せ、その実力をドゥーヴィエに見せて、クルーゾーを殺害させようとする。
クルーゾーのアパートに忍び込んだチョンは、鍛錬のために常にクルーゾーに襲いかかる使用人ケイトー・フォン(バート・クウォーク)と間違えられ撃退されてしまう。
クルーゾーに電話をかけたドゥーヴィエは、彼をブローニュの森におびき寄せる。
車で現場に向かったクルーゾーは、途中で女性(スー・ロイド)を乗せるが、彼女は女装強盗犯のクロード・ルッソで、車と衣服を奪われてしまう。
クルーゾーを置き去りにしたクロードは、彼の衣服を着ていたために、ドゥーヴィエの部下に殺されてしまう。
クロードのコートを着ていたクルーゾーは、警官に逮捕されてしまう。
ドゥーヴィエは、クルーゾーが死んだという報告を受ける。
警視総監は、クルーゾーが死んだと発表されていたため、彼の部下フランソワ・シュバリエ巡査部長(アンドレ・マランヌ)から、精神科で療養中だったチャールズ・ドレフュス主任警部(ハーバート・ロム)が完治したことを知らされ、彼をふっきさせようとする。
完治して退院することを喜ぶドレフュスは、クルーゾーの死により自分が使命を果たすことを誓う。
精神科医療施設に連れて行かれたクルーゾーは、ドレフュスと出くわす。
驚いたドレフュスは失神してしまい、彼に扮したクルーゾーは、車で迎えに来たフランソワに気づかれぬままアパートに戻るのだが・・・。


解説 評価 感想

参考:
・「ピンクの豹」(1963)
・「暗闇でドッキリ」(1964)
・「ピンク・パンサー2」(1975)
・「ピンク・パンサー3」(1976)
・「ピンク・パンサー4」(1978)
・「ピンク・パンサーX」(1982)
・「ピンク・パンサー5 クルーゾーは二度死ぬ」(1983)
・「ピンク・パンサーの息子」(1993)

・「ピンクパンサー」(2006)
・「ピンク・パンサー2」(2009)

ピンクパンサー”シリーズ第5作。

ブレイク・エドワーズが製作、原案、脚本を兼ねて監督し、主演はピーター・セラーズダイアン・キャノンバート・クウォークロバート・ウェバーハーバート・ロムトニー・ベックリーロバート・ロッジアポール・スチュワートなどが共演した作品。

マフィアに命を狙われるクルーゾー主任警部が巻き起こす騒動を描くコメディ。

1980年に他界するピーター・セラーズが主演した最後のシリーズ作品。

シリーズの顔でもあり、毎回役柄を変えて登場するグラハム・スタークが、クルーゾーの得意技である変装の手助けをする教授役を演じ、その変装が見どころの作品で、彼の使用人ケイトー・フォン役バート・クウォークの活躍が目立つ内容でもある。

上記のように、様々な変装でファンを楽しませる主演のピーター・セラーズのとぼけた演技は冴え渡り、ラストではヒロインと恋も芽生えるというオマケもも注目だ。

クルーゾーに協力することになる裏社会も支配する実業家ロバート・ウェバーの秘書を魅力的に演ずるダイアン・キャノン、今回もクルーゾーに翻弄されるドレフュス主任警部のハーバート・ロム、ドゥーヴィエ(ロバート・ウェバー)の部下トニー・ベックリー、クルーゾーの部下フランソワ巡査部長役アンドレ・マランヌニューヨークのマフィアのボス、ポール・スチュワート、その部下ロバート・ロッジア、女装強盗のスー・ロイド、警視総監のダグラス・ウィルマー、精神科医のファーディ・メイン、クラブの女ヴァレリー・レオン、武術の達人である殺し屋エド・パーカー、ドゥーヴィエの妻エイドリアン・コリ、巡査のヘンリー・マギー、エルキュール・ポアロだと思い込む精神患者アンドリュー・サックス、病院事務員のジュリアン・オーチャード、墓地の衛兵ジョン・ブルーサル、紳士のフランク・ウィリアムズ、クルーゾーの隣人リタ・ウェッブ、他アルフィー・バスなどが共演している。


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