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リアル・スティール Real Steel (2011)

1956年に発表された、リチャード・マシスンの短編小説”Steel”を基に製作された作品。
近未来、人間に代わるロボット・ボクシングの世界に生きる男と息子との絆を描く、製作スティーヴン・スピルバーグ、監督ショーン・レヴィ(製作兼)、主演ヒュー・ジャックマンダコタ・ゴヨエヴァンジェリン・リリーアンソニー・マッキー他共演のSFアクション・ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー


スタッフ キャスト ■
監督:ショーン・レヴィ

製作総指揮
ジョシュ・マクラグレン

メアリー・マクラグレン
ジャック・ラプケ
スティーヴン・スピルバーグ
スティーヴ・スターキー
製作
ショーン・レヴィ

スーザン・モントフォード
ドン・マーフィ
ロバート・ゼメキス
原作:リチャード・マシスン”Steel”
原案
ダン・ギルロイ

ジェレミー・レヴェン
脚本:ジョン・ゲイティンズ
撮影:マウロ・フィオーレ
編集:ディーン・ジマーマン
音楽:ダニー・エルフマン

出演
チャーリー・ケントン:ヒュー・ジャックマン

マックス・ケントン:ダコタ・ゴヨ
ベイリー・タレット:エヴァンジェリン・リリー
フィン:アンソニー・マッキー
リッキー:ケヴィン・デュランド
タク・マシド:カール・ユーン
ファラ・レンコヴァ:オルガ・フォンダ
デブラ・バーンズ:ホープ・デイヴィス
マーヴィン・バーンズ:ジェームズ・レブホーン

アメリカ 映画
配給 タッチストーン・ピクチャーズ

2011年製作 127分
公開
北米:2011年10月7日
日本:2011年12月9日
製作費 $110,000,000
北米興行収入 $85,463,310
世界 $276,654,000


アカデミー賞 ■
第84回アカデミー賞

・ノミネート
視覚効果賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
2020年、カリフォルニア州、サン・レアンドロ
かつて、将来を期待されたボクサーだったチャーリー・ケントン(ヒュー・ジャックマン)は、チャンピオンを目指していた。

しかし、高性能ロボット同士が戦う“ロボット・ボクシング”の時代となり、人間のボクサー達は生きる道を失った。

そしてチャーリーは、ロボット・ボクシングのプロモーターとして、なんとか生活している状態だった。

そんなチャーリーは、ある興行でプロモーターのリッキー(ケヴィン・デュランド)と2万ドルの賭けをして、自分の所有するロボット”アンブッシュ”を、狂暴な牛と戦わせることになる。

しかし、アンブッシュは叩きのめされて、スクラップ状態になってしまう。

リッキーから逃げようとしたチャーリーは、ある男達に、元恋人キャロラインが亡くなり、息子のマックス(ダコタ・ゴヨ)が残されたことを知らされる。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
2020年。
かつての有望ボクサーのチャーリー・ケントンは、人間に代わるロボット・ボクサーの時代に変わり、そのプロモーターとしてしがない生活をしていた。
そんなチャーリーは、元恋人が亡くなり、生まれたばかりで別れた、息子マックスを引き取ることになる。
しかし、恋人の姉デボラが、マックスの親権を求めて、法廷にそれを申し立てる。
チャーリーは、デボラと夫マーヴィンが裕福だと気づき、マックスの親権を金で売り渡すことを考える。
マーヴィンとの交渉を成立させて、前金の5万ドルを受け取ったチャーリーは、1か月だけの条件でマックスを預かることになる。
新たなロボットを手に入れたチャーリーは、協力者のベイリーの力を借りて、新たな戦いに挑むものの、ロボットは破壊されてしまう。
チャーリーは、廃棄場でパーツを手に入れようとして、マックスが、廃棄されたロボットを見つける。
マックスは、そのロボットを持ち帰ると言い張り、それが”ATOM”という名前で、作動することを確認する。
そしてチャーリーは、マックスを連れてATOMの試合を組もうとするのだが・・・。
__________

近未来SFドラマとして、製作にはスティーヴン・スピルバーグロバート・ゼメキスが関わっている超大作であり話題を呼んだ。

親子愛を力み過ぎて描いて失敗した、シルヴェスター・スタローン主演の「オーバー・ザ・トップ」(1987)に設定が似ていることなど、注目された作品の割には斬新さもなく、今一盛り上がりにも欠ける内容が気になる。

そのせいか、北米興行収入は予想を下回り約8500万ドルに留まり、それでも全世界では約2億7700万ドルのヒットとなった。

第84回アカデミー賞では、視覚効果賞にノミネートされた。

ジョン・フォード作品などで活躍したオスカー俳優であり名優のヴィクター・マクラグレンの孫で、映画監督アンドリュー・V・マクラグレンの息子ジョシュと娘メアリー・マクラグレンが製作に参加している。

落ちぶれた格闘プロモーターから、息子との生活で新たな人生を見つける主人公を熱演するヒュー・ジャックマン、時に父をリードする逞しい少年を好演するダコタ・ゴヨ、二人を支えるジムのオーナー、エヴァンジェリン・リリー、ブックメーカーのアンソニー・マッキー、プロモーターのケヴィン・デュランド、ロボット・デザイナーのカール・ユーン、その支援者オルガ・フォンダ、子供の親権を争う夫婦役ホープ・デイヴィスジェームズ・レブホーンなどが共演している。


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