アーノルド・シュワルツェネッガーが主演した「プレデター」(1987)シリーズの第2作。 無意識のうちに謎の惑星に連れて来られた者達が究極の生命体”プレデター”のハンティングの獲物とされながら戦う姿を描く、主演エイドリアン・ブロディ、アリシー・ブラガ、トファー・グレイス、ダニー・トレホ、ローレンス・フィッシュバーン共演、監督ニムロッド・アーントルによるSFアクション。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ニムロッド・アーントル
製作総指揮:アレックス・ヤング
製作
ロバート・ロドリゲス
エリザベス・アヴェラン
ジョン・デイヴィス
原案
ジム・トンプソン
ジョン・トンプソン
脚本
マイケル・フィンチ
アレックス・リトヴァク
撮影:ギュラ・パドス
編集:ダン・ジマーマン
音楽
ジョン・デブニー
アラン・シルヴェストリ(テーマ曲)
出演
ロイス:エイドリアン・ブロディ
イザベル:アリシー・ブラガ
エドウィン:トファー・グレイス
クッチーロ:ダニー・トレホ
ニコライ:オレッグ・タクタロフ
ハンゾー:ルイス・オザワ・チャンチェン
スタンズ:ウォルトン・ゴギンズ
モンバサ:マハーシャラルハズバズ・アリ
ロナルド・ノーランド:ローレンス・フィッシュバーン
アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2010年製作 107分
公開
北米:2010年7月9日
日本:2010年7月10日
製作費 $40,000,000
北米興行収入 $52,000,690
世界 $127,233,110
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
アメリカ人の傭兵のロイス(エイドリアン・ブロディ)は、空中を落下中に意識を取り戻し、着地寸前でパラシュートが開き死を免れる。
ジャングルに落下したロイスは、メキシコの麻薬カルテル、暗殺集団の”ロス・セタス”のクッチーロ(ダニー・トレホ)、ロシア人で”スペツナズ”のニコライ(オレッグ・タクタロフ)、イスラエル諜報特務局のスナイパー、イザベル(アリシー・ブラガ)らと出会い、地上に落下した者が、記憶を失ったままこの場に来たことを知る。
その後、争っていた、強姦殺人の死刑囚スタンズ(ウォルトン・ゴギンズ)とシエラレオネのRUFの殺人部隊員モンバサ(マハーシャラルハズバズ・アリ)、そして医師のエドウィン(トファー・グレイス)、日本人のヤクザ、ハンゾー(ルイス・オザワ・チャンチェン)らに出くわす。
ロイスらは状況を判断し、脱出することを優先に考え、周囲を見渡せる場所を見つけようとする。
...全てを見る(結末あり)
参考:
・「プレデター」(1987)
・「プレデター2」(1990)
・「プレデターズ」(2010)
・「ザ・プレデター」(2018)
*(簡略ストー リー)
ジャングル地帯に落下させられた、ロイスら傭兵の8人は、何者かの罠にはまったことを察しながら、その場からの脱出方法を探る。
しかし、そこは地球ではなく、地球外の生命体により、ロイスらは、ある惑星に連れてこられたのだった。
自分達が、ハンティングの獲物だと気づいたロイスは、敵の正体を知ろうとする。
究極の生命体”プレデター”は、獲物達を観察し、ロイスらを罠にはめ、一人ずつ始末していくのだが・・・。
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「プレデター」(1987)のリメイクのような雰囲気で始まるストーリーだが、途中で、その事件及び生存者のシェイファー少佐(シュワルツェネッガー)の報告が語られる。
従ってその後日談かと思いきや、キャラクターが前作とダブる雰囲気から、さらには1作目と同じような場面も登場する。
肉体派が揃った1作目とは、全く違う面白味はあるのだが、ホームグラウンドであるはずのプレデターに、従来の圧倒的な強さも感じられず、選ばれた人類代表の兵達も、意外に簡単に片付けられてしまい、やや期待外れといった感じだ。
北米興行収入は約5200万ドル、全世界で約は1億2700万ドルと、まずまずのヒットとなった。
どうして彼がこの主人公に選ばれたか理由は不明だが、演技派らしく熱演する、肉体も鍛えたエイドリアン・ブロディは悪くはない。
しかし、どうしてもシュワルツェネッガーが頭から離れない、ド迫力の戦いを望む作品だけに物足りなさは残る。
ロバート・ロドリゲスが製作に参加しているので、一捻りと言いたかったところだろうが、今一消化不良気味の作品だ。
イスラエル諜報特務局のスナイパーであるアリシー・ブラガ、実はプレデター側の医師役トファー・グレイス、麻薬カルテル”ロス・セタス”の殺し屋ダニー・トレホ、”スペツナズ”のオレッグ・タクタロフ、強姦殺人犯の死刑囚ウォルトン・ゴギンズ、シエラレオネ、RUFの殺人部隊員マハーシャラルハズバズ・アリ、ヤクザ、ルイス・オザワ・チャンチェン、そして、生存者ローレンス・フィッシュバーンなどが共演している。