石ノ森章太郎原作による日本の特撮テレビ・ドラマ”スーパー戦隊シリーズ”の英語版”パワーレンジャー”シリーズの映画化3作目となるリブート作品。 謎のコインにより超人的なパワーを手に入れた5人の高校生の活躍を描く、監督ディーン・イズラライト、主演デイカー・モンゴメリー、ナオミ・スコット、RJ・サイラー、ルディ・リン、ベッキー・G、ビル・ヘイダー、ブライアン・クランストン、エリザベス・バンクス他共演のスーパーヒーロー・アクション。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ディーン・イズラライト
製作
ハイム・サバン
ブライアン・カセンティーニ
マーティ・ボーウェン
ウィク・ゴッドフリー
製作総指揮
アリソン・シェアマー
ブレント・オコナー
ジョン・ゲイティンズ
ジョエル・アンドリク
原作
ハイム・サバン”パワーレンジャー”
石ノ森章太郎”スーパー戦隊シリーズ”
原案
マット・サザマ
バーク・シャープレス
ミシェル・マローニー
キーラン・マローニー
脚本:ジョン・ゲイティンズ
撮影:マシュー・J・ロイド
編集
マーティン・バーンフェルド
ドディ・ドーン
音楽:ブライアン・タイラー
出演
・パワーレンジャー
ジェイソン・スコット/レッドレンジャー:デイカー・モンゴメリー
キンバリー・ハート/ピンクレンジャー:ナオミ・スコット
ビリー・クランストン/ブルーレンジャー:RJ・サイラー
ザック・テイラー/ブラックレンジャー:ルディ・リン
トリニー・クワン/イエローレンジャー:ベッキー・G
・初代パワーレンジャー
アルファ5:ビル・ヘイダー
ゾードン:ブライアン・クランストン
・ヴィラン
リタ・レパルサ:エリザベス・バンクス
ゴールダー:フレッド・タタショア
サム・スコット:デヴィッド・デンマン
ビヴァリー・スコット:キャロライン・ケーヴ
マッディ・ハート:アンジャリ・ジェイ
テッド・ハート:ロバート・モロニー
クワン:パトリック・サボンギ
ジューン・クワン:エリカ・セラ
パール・スコット:ケイデン・マグナスン
テイラー夫人:フィオナ・フー
アマンダ・クラーク:サラ・グレイ
レベッカ:エミリー・マディソン
コルト・ウォレス:ウェスレイ・マッキネス
ベベ巡査:ハイメ・カリカ
ダモ:マット・シヴリー
ボーエン警部:ギャリー・チョーク
キャンディス・クランストン:リサ・ベリー
エンジェル・グローブの市民:ジェイソン・デヴィッド・フランク
エンジェル・グローブの市民:エイミー・ジョー・ジョンソン
アメリカ 映画
配給 ライオンズゲート
2017年製作 124分
公開
北米:2017年3月24日
日本:2017年7月15日
製作費 $100,000,000
北米興行収入 $85,364,500
世界 $142,337,200
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
新生代の地球。
超人的な戦士である、初代”パワーレンジャー”を率いる”レッドレンジャー”ゾードン(ブライアン・クランストン)は、生命の源であり世界を滅ぼす力を持つ”ジオ・クリスタル”を守る使命を負っていた。
ゾードンは、”グリーンレンジャー”のリタ・レパルサ(エリザベス・バンクス)に裏切られるものの、彼女の攻撃をかわす。
5つのパワーコインを隠したゾードンは、助手のアルファ5(ビル・ヘイダー)に隕石の落下を命じ、リタを海底に沈めて彼女の計画を阻止しようとする。
21世紀、エンジェル・グローブ。
ハイスクールのフットボール・チームのスター選手ジェイソン・スコット(デイカー・モンゴメリー)は、イタズラで警察沙汰を起こす。
3週間後。
ジェイソンはひざを痛めて選手生命を絶たれ退部したため、事件のことで父サム(デヴィッド・デンマン)に非難されながら、補習を受けに学校に向かう。
教室でジェイソンは、母と2人暮らす自閉症のビリー・クランストン(RJ・サイラー)と、元チアリーダーのキンバリー・ハート(ナオミ・スコットらと共に補習を受ける。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストーリー)
エンジェル・グローブ。
ハイスクールのフットボール・チームのスター選手ジェイソン・スコットは、イタズラをして警察沙汰を起こす。
ジェイソンは、怪我で選手生命を絶たれ、罰を受けて補習を受けることになり、その場で知り合った自閉症のビリーと共に金鉱に向かう。
ジェイソンとビリーは、その場にいたキンバリー、ザックそしてトリニーと共にコインのようなものを見つけ、警備員に見つかり逃走する。
踏切で列車と衝突したジェイソンらだったが、翌日、何事もなかったように目覚めて驚く。
超人的なパワーを得たことに気づいた5人は金鉱に向かい、地下で宇宙船を見つけて、初代パワーレンジャーのゾードンから、世界を滅ぼす力を持つ”ジオ・クリスタル”を守る使命を任されるのだが・・・。
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石ノ森章太郎原作によるの日本の特撮テレビ・ドラマ”スーパー戦隊シリーズ”の英語版”パワーレンジャー”シリーズの映画化で、3作目となる20年ぶりのリブート作品。
太古の地球を守っていた”パワーレンジャー”の後を継ぎ、超人的なパワーを手に入れた5人の高校生の活躍を描く、スーパーヒーロー・アクション。
製作費に1億ドルをかけ、最新のVFXを駆使した映像で迫る内容は、さすがにハリウッド映画と思わせてくれる迫力であり、あらゆる年代が楽しめる作品に仕上がっている。
日本のテレビ・シリーズやパワーレンジャー自体を知らないと、他のスパーヒーロー映画と代わり映えしないようにも思えるが、落ちこぼれ高校生たちの、ヒーローとしては成熟しきれない、ぎこちない戦いぶりが愉快に描かれていて実に楽しい。
北米興行収入は約8500万ドル、全世界では約1億4200万ドルを記録したものの、前記のように、製作費が1億ドルだったために、成功したとは言えない結果に終わった。
フットボールのスター選手から落ちぶれてしまうものの、地球を救うヒーローのレッドレンジャーとなるデイカー・モンゴメリー、彼と共に戦うピンクレンジャーのナオミ・スコット、彼の調査がきっかけで太古の秘密を知ることになるブルーレンジャーのRJ・サイラー、同じく不登校児でブラックレンジャーのルディ・リン、悩み多き少女でイエローレンジャーのベッキー・G、初代パワーレンジャーで、主人公らに使命を与えるゾードンのブライアン・クランストン、そのアシスタント、アルファ5のビル・ヘイダー、初代パワーレンジャーの裏衣のであるリタ・レパルサのエリザベス・バンクス、彼女の命令に従う巨大モンスター、ゴールダーのフレッド・タタショア、主人公の父親デヴィッド・デンマン、母親のキャロライン・ケーヴ、妹のケイデン・マグナスン、キンバリー(ナオミ・スコット)の母親アンジャリ・ジェイ、父親ロバート・モロニー、トリニー(ベッキー・G)の父親パトリック・サボンギ、母親のエリカ・セラ、ザック(ルディ・リン)の母親フィオナ・フー、高校生のサラ・グレイ、エミリー・マディソン、マット・シヴリー、イジメっ子のウェスレイ・マッキネス、警部のギャリー・チョーク、ビリーの母親リサ・ベリー、エンジェル・グローブの市民役で、テレビ・シリーズのキャスト、ジェイソン・デヴィッド・フランクとエイミー・ジョー・ジョンソンなどが共演している。