ビアトリクス・ポターが創造した”ピーターラビット”と動物たちが巻き起こす騒動を描く、製作、監督、原案、脚本ウィル・グラック、主演ドーナル・グリーソン、ローズ・バーン、サム・ニール、マリアンヌ・ジャン=バプティスト、ジェームズ・コーデン、マーゴット・ロビー、エリザベス・デビッキ、デイジー・リドリー他共演のコメディ。 |
・コメディ
・マーゴット・ロビー / Margot Robbie / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:ウィル・グラック
製作
ウィル・グラック
ザレー・ナルバンディアン
製作総指揮
ダグ・ベルグラッド
ジョディ・ヒルデブランド
キャサリン・ビショップ
スーザン・ボルソヴァー
エマ・トッピング
ロブ・ライバー
ジェイソン・ラスト
ジョナサン・フルジンスキ
原作:ビアトリクス・ポター”ピーターラビットのおはなし”
原案
ロブ・ライバー
ウィル・グラック
脚本
ロブ・ライバー
ウィル・グラック
撮影:ピーター・メンジースJr.
編集
クリスチャン・ガザル
ジョナサン・タッピン
音楽:ドミニク・ルイス
出演
トーマス・マグレガー:ドーナル・グリーソン
ビア:ローズ・バーン
マグレガー:サム・ニール
ハロッズの支配人:マリアンヌ・ジャン=バプティスト
デレク:フェリックス・ウィリアムソン
ピーターラビット:ジェームズ・コーデン
フロプシーラビット:マーゴット・ロビー
モプシーラビット:エリザベス・デビッキ
カトンテールラビット:デイジー・リドリー
ベンジャミン・バニー:コリン・ムーディー
ティギー=ウィンクル:シーア
ジェレミー・フィッシャー:ドーナル・グリーソン
ジマイマ・パドルダック:ローズ・バーン
トミー・ブロック:サム・ニール
ミスター・トッド:フェイサル・バッジ
ピグリン・ブランド:ユエン・レスリー
フェリックス・ディア:クリスチャン・ガザル
ジョセフィンラビット:レイチェル・ウォード
ラビット:ブライアン・ブラウン
ねずみのジョニー:デヴィッド・ウェナム
JW・ルースター2世:ウィル・ライヒェルト
イギリス/アメリカ/オーストラリア 映画
配給 Sony Pictures Releasing
2018年製作 95分
公開
イギリス:2018年3月16日
北米:2018年2月9日
日本:2018年5月18日
製作費 $50,000,000
北米興行収入 $115,253,420
世界 $351,496,070
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
イングランド、湖水地方、ウィンダミア。
ウサギのピーターラビット(ジェームズ・コーデン)は、いとこのベンジャミン・バニー(コリン・ムーディー)、三つ子の姉妹フロプシー(マーゴット・ロビー)、モプシー(エリザベス・デビッキ)、カトンテール(デイジー・リドリー)と共に、老人マグレガー(サム・ニール)の庭から野菜を盗んだりイタズラをして毎日を過ごしていた。
マグレガーの野菜を盗み見つかったピーターは、上着がフェンスに引っ掛かり脱げてしまい、逃げようとする。
ピーターらは、母親の死後、親代わりになってくれた心優しい隣人のビア(ローズ・バーン)に救われ、彼女の家に向かう。
絵を描くために田舎に越してきた画家のビアは、ウサギや周囲の自然を描いた。
ビアの抽象画は理解できないピーターらは、彼女が自分たち家族を描いた絵を見ながら、マグレガーが、父親を殺しパイにして食べてしまった悲しい過去を思いだす。
ビアから隣りに行ってはダメだと言われたピーターは、マグレガーの畑に向かい上着を取り戻す。
マグレガーは、罠にはまったピーターを捕まえるものの、心臓発作を起こし死亡する。
喜んだピーターは、それをベンジャミンらに知らせて、庭を乗っ取ろうとする。
マグレガーが死んだのはピーターのせいではなく、長年の不健康な生活習慣が原因だった。
その後、庭を自分たちのものにしたピーターらは、動物たちを呼び寄せて、家も手に入れる。
ロンドン、ハロッズ。
副支配人昇進を待ち望みながら、店内のチェックをしていたトーマス(ドーナル・グリーソン)は、支配人(マリアンヌ・ジャン=バプティスト)に呼ばれ、大叔父マグレガーが亡くなったことを知らされる。
...全てを見る(結末あり)
参考:
・「ピーターラビット」(2018)
・「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」(2021)
*(簡略ストーリー)
イングランド、湖水地方、ウィンダミア。
ウサギのピーターラビットは、いとこのベンジャミンと三姉妹フロプシー、モプシー、カトンテールと共に、父親を殺してパイにして食べてしまった老人マグレガーにイタズラをして、庭の野菜を奪っていた。
ある日、ピーターを罠にかけて捕まえたマグレガーは、心臓発作を起こし亡くなってしまう。
ロンドンの”ハロッズ”に勤めていたトーマス・マグレガーは、大叔父が亡くなったことを知る。
昇進がなくなり憤慨したトーマスは、騒ぎを起こして解雇されてしまい、ハロッズに復讐を誓い、大叔父の家を売却してオモチャ店を開き、客を奪おうとする。
ウィンダミアに向かったトーマスは、大叔父の家の隣人である画家ビアと惹かれ合いながら、悪さをするピーターらを追い払おうとするのだが・・・。
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世界中で愛される、ビアトリクス・ポターが創造した”ピーターラビット”を描いた実写映画。
いたずら好きのピーターラビットと動物たちが、周囲の人々と共に巻き起こす騒動を描くコメディであり、ウサギたちと対立する青年と隣人女性との恋の物語でもある。
ビアトリクス・ポターが描いたお馴染みの絵も多数登場し、活躍するウサギたちが見事なVFXにより画面に映し出され、そのリアルさや愛くるしい姿を見ているだけでほのぼのしてくる。
ウサギ達の他に多くの生物が登場し、動物好きのファン及び、あらゆる年齢層が楽しめる作品に仕上がっている。
ピーターラビットらの行動を、現代風にアレンジし過ぎたという意見もあり、ビアトリクス・ポターの原作のイメージを損ねたと考える人々の批判もあった。
北米興行収入は約1億1500万ドル、全世界では約3億5200万ドルの大ヒットとなり、2021年に続編「ピーターラビット2/バーナバスの誘惑」が、本作と同じくウィル・グラック製作、監督、脚本により公開された。
堅物で潔癖症な青年から、田舎での出来事や恋により人間らしくなるトーマス・マグレガーを愉快に演ずるドーナル・グリーソン、彼と愛し合うようになる、ウサギ好きの画家ローズ・バーン、彼女の隣人であるウサギたちの”宿敵”と言える老人マグレガーのサム・ニール、主人公の上司である”ハロッズ”の支配人マリアンヌ・ジャン=バプティスト、主人公の家を買おうとする男性フェリックス・ウィリアムソン、(以下、声の出演)騒動を巻き起こすイタズラ好きのピーターラビット役ジェームズ・コーデン、彼の三つ子の三姉妹フロプシーラビットのマーゴット・ロビー、モプシーラビットのエリザベス・デビッキ、カトンテールラビットのデイジー・リドリー、ピーターのいとこベンジャミン・バニーのコリン・ムーディー、ティギー=ウィンクル(ハリネズミ)のシーア、ジェレミー・フィッシャー(カエル)のドーナル・グリーソン、ジマイマ・パドルダック(アヒル)のローズ・バーン、トミー・ブロック(狸)のサム・ニール、ミスター・トッド(キツネ)のフェイサル・バッジ、ピグリン・ブランド(ブタ)のユエン・レスリー、フェリックス・ディア(シカ)のクリスチャン・ガザル、ピーターらの両親ジョセフィンラビットのレイチェル・ウォードとラビットのブライアン・ブラウン、ピーターとベンジャミンがロンドンで出会うねずみジョニーのデヴィッド・ウェナムなどが共演している。
ビアトリクス・ポターによる大人気絵本を実写映画化したファンタジー。イギリスの湖水地方に暮らすいたずら好きなウサギのピーターと仲間たちが、大好きな人間の女性ビアを都会からやってきた男マグレガーから守ろうと奮闘する。『ANNIE アニー』のウィル・グラックが監督を務め、ミュージカル調のユニークな物語を作り出した。
ビアトリクス・ポターの名作絵本をCGと実写で映画化したコメディ・アドベンチャー。イギリスの美しい湖水地方の田舎町を舞台に、画家のビアや仲間たちと楽しい毎日を送るウサギのピーターが、都会からやって来た神経質な青年トーマスと、自分たちの快適な生活を守るべく熾烈な攻防を繰り広げるさまとを、ビアとトーマスの恋の行方とともにコミカルに描く。出演はローズ・バーンとドーナル・グリーソン、声の出演でジェームズ・コーデン、マーゴット・ロビー、デイジー・リドリー。監督は「小悪魔はなぜモテる?!」「ANNIE/アニー」のウィル・グラック。
ピーターはイタズラ好きの陽気なウサギ。美しい自然の中、仲間たちや心優しい画家のビアに囲まれ幸せな日々を送っていた。そんなある日、大都会ロンドンから青年トーマスが引っ越してくる。潔癖症で動物嫌いの彼は、さっそくピーターたちを追い払いにかかる一方、美しいビアに一目ぼれ。彼女の前では仲の良いふりをしながら、互いの意地とプライドをかけた壮絶なバトルを展開していくピーターとトーマスだったが…。