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ヨットレースに参加することになったバスの運転手2人が巻き起こす騒動を描く、監督アール・C・ケントン、主演バド・アボット、ルー・コステロ、ヴァージニア・ブルース、ライオネル・アトウィル、リーフ・エリクソン、ウィリアム・デマレスト他共演のコメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督:アール・C・ケントン
製作
アレックス・ゴットリーブ
ジュールス・レヴェイ
脚本
トルー・ボードマン
ナット・ペリン
ジョン・グラント
撮影:ミルトン・R・クラスナー
編集:アーサー・ヒルトン
音楽:チャールズ・プレヴィン
出演
アルジー・ショー:バド・アボット
ウェリントン・プフルグ:ルー・コステロ
ジョーン・マーシャル:ヴァージニア・ブルース
トミー・レイトン:ロバート・ペイジ
ヴァーノフ:ライオネル・アトウィル
ワバ:リーフ・エリクソン
ルアナ:ナン・ウィン
ケンドール刑事:ウィリアム・デマレスト
コルア部族長:サミュエル・S・ハインズ
フェルナ:マリー・マクドナルド
アモ:エレイン・モリー
本人:ティップ・タップ・アンド・トー
アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1942年製作 84分
公開
北米:1942年8月7日
日本:1947年12月18日
製作費 $400,000
■ ストーリー ■
シカゴ。
バスの運転手アルジー・ショー(バド・アボット)とウェリントン・プフルグ(ルー・コステロ)は、勝手な行動をしてロサンゼルスに向かう。
そのバスを借り切っていたのは、裕福な独身男性トミー・レイトン(ロバート・ペイジ)で、ハワイ行きのヨットレースに参加するために、女性たちを乗せてロサンゼルスに向かおうとしていた。
ヨットクラブに着いたアルジーとウェリントンは、自分たちを追ってきたケンドール(ウィリアム・デマレスト)に話しかけられる。
ケンドールが刑事だと気づいたアルジーとウェリントンは、劇場に逃げ込みマジシャンの楽屋に隠れる。
ケンドールに見つかったアルジーとウェリントンは、その場から逃れる。
一方トミーは、ライバルのロジャー・マーシャルの妹ジョーン(ヴァージニア・ブルース)に出会い、キスしたために頬を叩かれる。
ジョーンは、兄のロジャーに、トミーがヨットのクルーを奪ったことを伝えて、その場は一触即発になる。
それを制止したジョーンは、考えがあるとロジャーに伝えて、兄と共にその場を去る。
ケンドールに捕まったアルジーとウェリントンは、誤ってバスごと海底に沈んでしまう。
ヨットに向かったトミーは、自分の妹に扮したジョーンが、クルーを解雇して奪い返したことを知る。
ジョーンを許せないトミーは、彼女をヨットに乗せたまま出発する。
錨を上げたトミーは、それに捕まり海底から現れたアルジーとウェリントンをクルーとして雇い、レースに参加しようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
サイレント時代から活躍しB級映画も多く手掛けたアール・C・ケントンが監督し、主演はバド・アボット、ルー・コステロ、ヴァージニア・ブルース、ライオネル・アトウィル、リーフ・エリクソン、ウィリアム・デマレストなどが共演した作品。
ヨットレースに参加することになったバスの運転手2人が巻き起こす騒動を描くコメディ。
抱腹絶倒のナンセンスギャグの連続で楽しめる作品であり、特に、痛い目に遭い続けるルー・コステロの体を張った熱演は見ものだ。
主人公らがたどり着いた、謎の島で繰り広げられる陰謀と冒険と共に、部族民のダンスや歌のパフォーマンスも楽しめる。
主演のバド・アボットとルー・コステロは、富豪青年に雇われて騒動を巻き起こすバスの運転手を熱演している。
主人公の2人と共にヨットレースに参加することになるヴァージニア・ブルース、彼女のライバルであるが惹かれ合うようになる、主人公の2人を雇う富豪青年ロバート・ペイジ、謎の島の部族の宝石を狙う考古学者ライオネル・アトウィル、部族の戦士リーフ・エリクソン、部族の王女ナン・ウィン、主人公の2人を追う刑事ウィリアム・デマレスト、部族長のサミュエル・S・ハインズ、部族の女性マリー・マクドナルドとエレイン・モリー、見事なパフォーマンスを披露するティップ・タップ・アンド・トーなどが共演している。