メキシコ系とアフリカ系の若い男女が両親に内緒で結婚を決めて人種や父親同士の確執の問題を克服する姿を描く、監督リック・ファミュイワ、主演フォレスト・ウィッテカー、アメリカ・フェレーラ、カルロス・メンシア、レジーナ・キング他共演のラブ・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:リック・ファミュイワ
製作
エドワード・サクソン
スティーヴン・J・ウルフ
原案:ウェイン・コンリー
脚本
ウェイン・コンリー
マルコム・スペルマン
リック・ファミュイワ
撮影:ジュリオ・マカット
編集:ダーク・ウェスターヴェルト
音楽:トランセンダーズ
出演
ブラッド・ボイド:フォレスト・ウィッテカー
ルシア・ラミレス:アメリカ・フェレーラ
ミゲル・ラミレス:カルロス・メンシア
アンジェラ:レジーナ・キング
マーカス・ボイド:ランス・グロス
ソニア・ラミレス:ダイアナ・マリア・リーヴァ
イサベル・ラミレス:アンジェラ・ジョンソン=レイス
モマ・セシリア:ルーペ・オンティヴェロス
T・J:チャールズ・Q・マーフィ
アシュレイ・マクフィー:シャニン・ソサモン
ダイアン・ボイド:アンナ・マリア・ホースフォード
アメリカ 映画
配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
2010年製作 102分
公開
北米:2010年3月12日
日本:未公開
北米興行収入 $20,246,960
世界 $21,409,030
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ロサンゼルス。
若い二人、メキシコ系のルシア・ラミレス(アメリカ・フェレーラ)と医師でアフリカ系の青年マーカス・ボイド(ランス・グロス)は、両親に内緒で結婚を決めて帰郷する。
ラジオの人気DJブラッド・ボイド(フォレスト・ウィッテカー)は、駐車違反した愛車を、自動車整備工場を経営するミゲル・ラミレス(カルロス・メンシア)にレッカー移動させられそうになる。
二人は言い争いになるが、結局、ブラッドの車はミゲルに持ち去られてしまう。
ルシアとマーカスは、家族と食事をすることになり、娘の恋人の存在を知ったミゲルは、妻ソニア(ダイアナ・マリア・リーヴァ)の冷静さとは対照的に戸惑いを隠せない。
現れたブラッドは、席を外していたミゲルにわ出くわさず、ルシアの姉イサベル(アンジェラ・ジョンソン=レイス)と母ソノアに挨拶する。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
愛し合う若い二人、メキシコ系のルシアと医師でアフリカ系マーカスは、両親に内緒で結婚を決めて帰郷する。
ルシアの両親のミゲルとソニアは、メキシコ人が相手でないことに戸惑いを見せる。
両家で食事をすることになり、ラジオの人気DJであるマーカスの父ブラッド・ボイドは、息子の相手の父親が、愛車をレッカー移動した自動車整備工場のミゲルだと知り、二人は言い争いを始める。
家族に制止された二人だったが、ルシアとマーカスが結婚を決めたことを知らされ、再びショックを受ける。
それでも娘と息子のためを思った両家は、お互いの主張を通しながら、結婚式の準備を始める。
しかし、ソニアとマーカスは、二人の結婚から、家族のための結婚になりつつあることに戸惑ってしまう・・・。
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因縁のある、父親同士の元に戻ったカップルが、結婚することになるという序盤のドタバタは面白味があるが、それでも伝統などを重んじ、盛大に式を挙げようとする家族の絡みが、どうも鬱陶しく感じて仕方がない。
中盤からの展開もありきたりで、結末までほとんど想像できるストーリーに新鮮味もない。
若いカップルの影も薄く、両家の親達や家族の個性が強調され、その辺りが興味深くは描かれてはいるが、ヒットする要素は全く感じられず、興行成績も低迷した作品。
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北米興行収入 $20,246,959
世界 $21,409,028
フォレスト・ウィッテカーがプレイボーイとして登場し、軽い役かと思いきや、終盤で実力派らしい味わい深い演技も見せてくれる。
ややインパクトに欠けるヒロインのアメリカ・フェレーラ、対照的に、その父親を個性豊かに演ずるカルロス・メンシア、その妻ダイアナ・マリア・リーヴァ、主人公の親友以上の関係の弁護士レジーナ・キング、ヒロインの婚約者役のランス・グロス、妹アンジェラ・ジョンソン=レイス、祖母ルーペ・オンティヴェロス、主人公の友人で、エディ・マーフィの実兄チャールズ・Q・マーフィ、主人公の愛人シャニン・ソサモン主人公の母アンナ・マリア・ホースフォードなどが共演している。