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オッド・トーマス Odd Thomas (2013)

2003年に発表された、ディーン・R・クーンツの小説”Odd Thomas”を基に製作された作品。
霊視能力で死者が見える青年の大惨事を阻止しするための悪霊との戦いを描く、製作、監督、脚本スティーヴン・ソマーズ、主演アントン・イェルチンアディソン・ティムリンウィレム・デフォー他共演のスリラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト ■
監督:スティーヴン・ソマーズ

製作:スティーヴン・ソマーズ
原作:ディーン・R・クーンツOdd Thomas
脚本:スティーヴン・ソマーズ

撮影:ミッチェル・アムンドセン
編集:デヴィッド・チェセル
音楽:ジョン・スウィハート

出演
オッド・トーマス:アントン・イェルチン

ストーミー・ルウェリン:アディソン・ティムリン
ワイアット・ポーター:ウィレム・デフォー
ヴァイオラ・ピーボディ:ググ・バサ=ロー
サイモン・ヴァーナー:ニコ・トルトレッラ
オジー:パットン・オズワルト
トム・ジェッド:アーノルド・ヴォスルー

アメリカ 映画
配給
Fusion Films
Future Films
2013年製作 96分
公開
北米:2014年2月28日
日本:2014年1月10日
製作費 $27,000,000


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
カリフォルニア、ピコ・ムンド。
平凡な青年に見えるオッド・トーマス(アントン・イェルチン)は、霊を見ることや死者の気持ちを読み取る能力を持っていた。

8月14日。
アパートを出たオッドは、殺された少女が現れたため、その犯人を懲らしめる。

オッドの正体を知っている警察署長のワイアット・ポーター(ウィレム・デフォー)は、騒ぎを起こしたオッドに考えた行動をするよう忠告する。

レストランでコックをするオッドは、恋人ストーミー・ルウェリン(アディソン・ティムリン)にも事件のことで意見される。

ストーミーとワイアットがいる前で、悪霊”ボダッハ”が現れたことに気づいたオッドは、流血の惨劇が間近なことを意味するため警戒する。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
カリフォルニア、ピコ・ムンド。
平凡な青年に見えるオッド・トーマスは、霊視能力により死者の考えを読み取ることができた。
ある日オッドは、恋人ストーミーといる際に、惨劇が間近なことを意味する悪霊”ボダッハ”が、ある男にまとわりつくのを目撃する。
男を調べたオッドは、翌日に何かが起きる可能性を知り、自分の正体を知る警察署長ワイアットにそれを伝える。
その後、男の犬に女性が襲われる事件に遭遇したオッドは、それをワイアットに伝え、彼は男を指名手配するのだが・・・。
__________

ヒット・メイカー、スティーヴン・ソマーズによる「G.I.ジョー」(2009)以来の監督作品で、彼らしい軽快な演出と、スリラーではあるが、随所にファンタジックな雰囲気を挿入した作品。

しかし、不思議なことに、まともに公開されたとは言えず、商業ベースには乗らなかった作品でもある。

内容は平凡でVFXなども驚くほどでないのだが、運命の日に向けて、悪霊を迎え撃つ緊迫感と、涙を誘うクライマックスがなかなかよろしいというところだろうか。

ひ弱な少年または青年というイメージがある主人公を演ずるアントン・イェルチンは、20代前半にも拘らず、その実力を見せつける、逞しさも兼ね備える役柄を熱演している。

一捻りあるだろうと思いつつ、その結末が悲しいヒロインを演ずるアディソン・ティムリン、主人公らに協力する警察署長役のウィレム・デフォー、主人公の友人ググ・バサ=ロー、悪霊を崇拝する警官のニコ・トルトレッラ、レストランのオーナーでカメオ出演のパットン・オズワルト、同じく死人役でアーノルド・ヴォスルーなどが共演している。


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