恋愛妄想の女に狙われるビジネスマンと妻の戦いを描く、主演イドリス・エルバ、ビヨンセ・ノウルズ、アリ・ラーター他共演、監督スティーヴ・シルによるスリラー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:スティーヴ・シル
製作:ウィリアム・パッカー
製作総指揮
グレン・S・ゲイナー
マシュー・ノウルズ
ビヨンセ・ノウルズ
アーヴィン“マジック”ジョンソン
デヴィッド・ローヘリー
デイモン・リー
ジェフ・グラウプ
脚本:デヴィッド・ローヘリー
撮影:ケン・セング
編集:ポール・セイダー
音楽:ジム・ドゥーリー
出演
デレク・チャールズ:イドリス・エルバ
シャロン・チャールズ:ビヨンセ・ノウルズ
リサ・シェリダン:アリ・ラーター
ジョー・ゲージ:ブルース・マッギル
ベン:ジェリー・オコンネル
モニカ・リース刑事:クリスティーン・ラーチ
サマンサ:スカウト・テイラー=コンプトン
パトリック:マシュー・ハンフリーズ
アメリカ 映画
配給 スクリーン・ジェムズ
2009年製作 108分
公開
北米:2009年4月24日
日本:未公開
製作費 $20,000,000
北米興行収入 $68,261,640
世界 $73,964,710
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
カリフォルニア州、アルタデナ。
金融企業”ゲージ・ベンディックス”の副社長デレク・チャールズ(イドリス・エルバ)は、昇進を機に新居を購入し、彼の元秘書だった妻シャロン(ビヨンセ・ノウルズ)と幼い息子カイルと共に引っ越す。
ロサンゼルス。
出社したデレクは、エレベーター内で派遣社員のリサ・シェリダン(アリ・ラーター)に出会う。
エレベーターを降りたデレクは、リサが自分に書類を届けに来たことを知るが、黙ってオフィスに向かう。
リサは、その場にいた秘書のパトリック(マシュー・ハンフリーズ)に、書類を渡そうとした人物がデレクであることを確認し、彼が既婚者だと言われる。
社長ジョー・ゲージ(ブルース・マッギル)と同僚のベン(ジェリー・オコンネル)と共に打ち合わせをしていたデレクは、目の保養になるリサのような存在が必要だと言われる。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
カリフォルニア州、アルタデナ。
金融企業”ゲージ・ベンディックス”の副社長デレク・チャールズは、元秘書で妻のシャロンと幼い息子と共に新居に引っ越す。
ロサンゼルス。出社したデレクは派遣社員のリサと出会い、有能な彼女に魅力も感じる。
そんなデレクはリサに迫られて戸惑い、シャロンに話そうとするもののためらってしまう。
その後もリサの勝手な恋愛妄想は続き、デレクは対処しようと考えるが、彼女は辞職する。
研修会のホテルに現れたリサは再びデレクに迫り、遂に自殺未遂まで起こしてしまう。
浮気現場で起きた事件だと考えたシャロンは、デレクを許さず、彼を家から追い出してしまう・・・。
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出会った魅力的な女性の恋愛妄想により追い込まれる男性の苦悩を描く内容は、同類の作品のリメイクのような雰囲気に終始している。
トラブルが起きる様に仕向けられているような展開は、脚本の甘さもあり、今一、不自然な場面が多い。
結局は、思い切った行動を起こせない夫や警察を当てにしない、妻の戦いで終わるという内容もやや盛り上がりに欠ける。
頑強なタフガイ風のイドリス・エルバが、エリート・ビジネスマンに扮する設定は興味深い。
一歩も引かない激しい女の戦いを繰り広げる主人公の妻役のビヨンセ・ノウルズと、異常者に近い恋愛妄想女性アリ・ラーターは熱演はするものの、揃ってラジー賞にノミネートされてしまった。
主人公が務める金融企業の社長ブルース・マッギル、主人公の同僚ジェリー・オコンネル、刑事クリスティーン・ラーチ、主人公の秘書マシュー・ハンフリーズ、ベビーシッターのスカウト・テイラー=コンプトンなどが共演している。