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ネバダ・スミス Nevada Smith (1966)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
・アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★☆☆

両親を殺された先住民との混血児の復讐劇を描く、製作、監督ヘンリー・ハサウェイスティーヴ・マックィーンの魅力が光る、カール・マルデンスザンヌ・プレシェットブライアン・キースアーサー・ケネディマーティン・ランドーパット・ヒングル他共演の西部劇。


西部劇

スティーヴ・マックイーン / Steve McQueen 作品一覧
スティーヴ・マックイーン / Steve McQueen / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:ヘンリー・ハサウェイ
製作総指揮:ジョセフ・E・レヴィン
製作:ヘンリー・ハサウェイ
原作:ハロルド・ロビンズ
脚本:ジョン・マイケル・ヘイズ
撮影:ルシアン・バラード
編集:フランク・ブラッチ
音楽:アルフレッド・ニューマン

出演
スティーヴ・マックィーン:ネバダ・スミス/マックス・サンド
カール・マルデン:トム・フィッチ
スザンヌ・プレシェット:ピラー
ブライアン・キース:ジョナス・コード
アーサー・ケネディ:ビル・ボウドレ
ラフ・ヴァローネ:ザッカルディ神父
マーティン・ランドー:ジェシー・コー
ジャネット・マーゴリン:ニーサ
パット・ヒングル:ビッグ・フット
ハワード・ダ・シルヴァ:刑務所長
ポール・フィックス:ボネル保安官
ジョセフィン・ハッチンソン:エルヴァイラ・マッキャンレス
ジョン・ドーセット:ジョン・マッキャンレス
ストローザー・マーティン:ストローザー

アメリカ映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1966年製作 130分
公開
北米:1966年6月10日
日本:1966年7月


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
白人と先住民の間に生まれ、野生児のように逞しく育った16歳のマックス・サンド(スティーヴ・マックィーン)は、ある日、両親を流れ者の悪党トム・フィッチ(カール・マルデン)、ビル・ボウドレ(アーサー・ケネディ)、ジェシー・コー(マーティン・ランドー)に殺されてしまう。

知人のジョン・マッキャンレス(ジョン・ドーセット)にそれを知らされたマックスは、両親の惨殺された遺体を確認して家を焼き払う。

その後、妻エルヴァイラ(ジョセフィン・ハッチンソン)を伴い再び現れたマッキャンレスに別れを告げ、絶望と怒りに燃えたマックスは、復讐の旅に出る。

山間でマックスは、三人組を見つけ彼らの馬を逃がすが、人違いと分かり親切にされる。

しかし、翌朝、マックスは馬や銃を奪われて置き去りにされ、飢えや渇きに苦しみながら数日を過ごす。

ある日、マックスは通りがかった男ジョナス・コード(ブライアン・キース)に拾った銃を向ける。
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解説 評価 感想 ■

1961年に発表された、ハロルド・ロビンズの小説”The Carpetbaggers”を基に製作された作品。
話題作に次々と出演し大スターへの道を歩み始めた、スティーヴ・マックィーンの魅力を十分に活かした、ヘンリー・ハサウェイのシャープで軽快な演出が光る西部劇。

*(簡略ストー リー)
先住民との混血児マックス・サンドは、流れ者の悪党フィッチ、ビル、ジェシーの3人に両親を殺されてしまう。
復讐に燃えた少年マックスは、着の身着のまま旅立ち、拳銃職人のコードに出会い、銃の扱いや人生の教訓を教えられる。
拳銃の腕を上げたマックスは恩人コードと別れ、ある町でジェシーを見つける。ジェシーを殺したマックスは、ビルが刑務所に居ることを知り、犯罪を犯し自らも囚人となる。
脱獄を利用して、ビルも殺したマックスは、やがてお尋ね者となり、残る仇のフィンチも恐れる存在となる。
そしてマックスは、”ネバダ・スミス”と名前を変え、大胆にもフィンチ一味に入り込み、最後の復讐を果たそうとするのだが・・・。
__________

単なる復讐劇ではなく、世間知らずの少年が様々な人物に出会いながらも、結局はお尋ね者の身となってしまい、最後には復讐や殺人の虚しさを悟るという、人としての成長を描くドラマとしても楽しめる。

マックィーンのイメージに合うアルフレッド・ニューマンの軽快な主題曲も印象に残る。

主人公”ネバダ・スミス”は、ハワード・ヒューズをモデルにした作品「大いなる野望」(1964)にも登場し、アラン・ラッド(遺作)がその役を演じている。

本作は、「大いなる野望」と原作が同じで内容はその序章とも言える作品である。
主演のスティーヴ・マックィーンは、当時36歳で、16歳の少年からを演じている。
ユーモアを交えた表現力、俊敏な身のこなしでその年齢の違和感もなく、多くの名優達を相手に互角以上に演じ逞しくも見える。

マックィーンは、脱走や脱獄を繰り返す男がよく似合い、「大脱走」(1963)や、後の「パピヨン」(1973)でも同じような役を演じている。
冒頭で両親を惨殺され失意の内に家を焼き払うシーンは、ジョン・フォードの名作「捜索者」(1956)とその登場人物、ジェフリー・ハンター演ずる先住民との混血児の、マーティン・ポーリーを彷彿させる。

シンシナティ・キッド」(1965)でも共演した、やや悪役が似合わない仇役カール・マルデン、主人公に裏切られたと思いながら死んでいく協力者である美しい女性スザンヌ・プレシェット、主人公に銃の扱いと人生哲学を教え込む銃職人ブライアン・キース、主人公が囚人になってまで追い殺害する仇アーサー・ケネディ、無法者の主人公を改心させようと努力する、神父役のラフ・ヴァローネ、残忍なナイフ使いの殺し屋役のマーティン・ランドー、模範囚のパット・ヒングル、主人公を一度は逮捕する保安官ポール・フィックス、主人公の知人夫妻ジョン・ドーセットジョセフィン・ハッチンソン、刑務所長のハワード・ダ・シルヴァ、主人公を介抱する先住民の娘のジャネット・マーゴリン、彼にしてはやや寂しい端役出演の牧童役のストローザー・マーティンなど、演技派の共演者が脇を固めているのも注目だ。


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