ローワン・アトキンソンとリチャード・カーティスによる、人気テレビ・シリーズ”Mr.ビーン”(1990-1995)の映画化「ビーン」(1997)の続編。 クジでカンヌ旅行が当たったMr.ビーンが現地に向かう途中で巻き起こす騒動を描く、製作総指揮リチャード・カーティス、サイモン・マクバーニー(原案)、監督スティーヴ・ベンデラック、主演ローワン・アトキンソン、エマ・ドゥ・コーヌ、ウィレム・デフォー、カレル・ローデン、マックス・ボルドリー他共演のコメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督:スティーヴ・ベンデラック
製作
ピーター・ベネット=ジョーンズ
エリック・フェルナー
ティム・ビーヴァン
製作総指揮
リチャード・カーティス
サイモン・マクバーニー
原作
”Mr.ビーン”
ローワン・アトキンソン
リチャード・カーティス
原案:サイモン・マクバーニー
脚本
ロビン・ドリスコル
ハーミッシュ・マッコール
撮影:バズ・アーヴァイン
編集:トニー・クランストゥーン
音楽:ハワード・グッドール
出演
Mr. ビーン:ローワン・アトキンソン
サビーヌ:エマ・ドゥ・コーヌ
カーソン・クレイ:ウィレム・デフォー
エミール:カレル・ローデン
ステファン:マックス・ボルドリー
牧師:スティーヴ・ペンバートン
チケット検査官:キャサリン・ホスマリン
バスの運転手:アーバン・キャンセラー
交通管制官:ステファン・デバック
最初のAD:ジュリー・フェリエ
リリー:リリー・アトキンソン
イギリス/アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
2007年製作 89分
公開
イギリス:2007年3月30日
北米:2007年8月24日
日本:2008年1月19日
製作費 $25,000,000
北米興行収入 $33,302,170
世界 $232,225,910
■ ストーリー ■
Mr.ビーン(ローワン・アトキンソン)は、教会のくクジでカンヌのビーチ旅行とビデオカメラを当てる。
TGVでパリ、そしてリヨン駅に向かったMr.ビーンは、ホームで乗車しようとした男性エミール(カレル・ローデン)にビデオ撮影を頼む。
それによりエミールは乗り遅れてしまい、列車内に息子ステファン(マックス・ボルドリー)がとり残される。
ステファンに恨まれたMr.ビーンは責任を感じ、次の停車駅のホームでエミールを待つ彼を励まそうとするが、列車は発車してしまう。
映画監督のエミールは、カンヌ国際映画祭で審査員を務める予定だった。
次の列車が到着するものの通過しただけで、乗車していたエミールは、カンヌという文字と電話番号を書いた紙をホームのステファンに見せる。
それをビデオで撮影したMr.ビーンだったが、エミールの手が邪魔をして下2桁がわからなかった。
それでも目当ての番号に電話したMr.ビーンだったが、エミールにはつながらない。
次の列車に慌てて乗ったMr.ビーンは、切符と財布をホームに置き忘れてしまう。
チケット検査官(キャサリン・ホスマリン)に見つかったMr.ビーンとステファンは、車両から降ろされてしまう。
町に出たMr.ビーンとステファンは、路上で芸をして小銭を稼ぎ、食料などを調達してバスでカンヌに向かおうとする。
落ちた切符を拾おうとしたビーンは、それを足に貼り付けた鶏を追い続けたために、ステファンとはぐれてしまう・・・。
参考:
・「ビーン」(1997)
・「Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!」(2007)
ローワン・アトキンソンとリチャード・カーティスによる、人気テレビ・シリーズ”Mr.ビーン”(1990-1995)の映画化「ビーン」(1997)の続編。
原案のサイモン・マクバーニーが、リチャード・カーティスと共に製作総指揮を担当し、監督は、主にテレビ界で活躍するスティーヴ・ベンデラック、主演ローワン・アトキンソン、エマ・ドゥ・コーヌ、ウィレム・デフォー、カレル・ローデン、マックス・ボルドリーなどが共演した作品。
クジでカンヌ旅行が当たったMr.ビーンが、現地に向かう途中で巻き起こす騒動を描くコメディ。
製作費は2500万ドルにアップするものの(前作1800万ドル)、興行収入は前作をやや下回り、北米興行収入は約3300万ドル、それでも全世界では約2億3200万ドルのヒットとなった。
*前作:世界 $251,212,700
古風なギャグで大いに笑わせてくれる主演のローワン・アトキンソンは、市民の平穏な日常生活を乱す迷惑男を、いつもながらに熱演している。
主人公に協力する女優エマ・ドゥ・コーヌ、彼女の出演作の監督で主人公に上映を邪魔されるウィレム・デフォー、主人公に関わる映画祭の審査員である映画監督カレル・ローデン、その息子で主人公と行動を共にするマックス・ボルドリー、主人公がクジを当てる教会の牧師スティーヴ・ペンバートン、主人公を車両から追い出す列車のチケット検査官キャサリン・ホスマリン、バスの運転手アーバン・キャンセラー、交通管制官のステファン・デバック、最初のADジュリー・フェリエ、冒頭のクジ引きのシーンで音響を担当する少女役でローワン・アトキンソンの娘リリー・アトキンソンなどが共演している。