4352 Movies

フィクサー Michael Clayton (2007)

■ 作品情報へ ■
スタッフ・キャスト/製作年/製作費/上映時間/興行収入
アカデミー賞
全ストーリー(結末あり)
解説(簡略ストーリー)
★★★★

大手弁護士事務所の裏工作担当者(フィクサー/もみ消し屋)が、友人でもある同僚弁護士の奇行を知り解決しようとしたことで、巨額賠償訴訟の裏に潜む陰謀に巻き込まれる姿を描く、製作、出演シドニー・ポラック、製作総指揮スティーヴン・ソダーバーグ、監督、脚本トニー・ギルロイ、製作総指揮、主演ジョージ・クルーニートム・ウィルキンソンティルダ・スウィントン他共演のサスペンス。


ドラマ(サスペンス/犯罪)

ジョージ・クルーニー / George Clooney 作品一覧
スティーヴン・ソダーバーグ / Steven Soderbergh 作品一覧


スタッフ キャスト ■
監督:トニー・ギルロイ
製作
シドニー・ポラック

ジェニファー・フォックス
スティーヴン・サミュエルズ
ケリー・オレント
製作総指揮
スティーヴン・ソダーバーグ

ジョージ・クルーニー
ジェームズ・ホルト
アンソニー・ミンゲラ

脚本:トニー・ ギルロイ
撮影:ロバート・ エルスウィット
編集:ジョン・ギルロイ
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演
ジョージ・クルーニー:マイケル・クレイトン
トム・ウィルキンソン:アーサー・イーデンス
ティルダ・スウィントン:カレン・クラウダー
シドニー・ポラック:マーティ・バック
マイケル・オキーフ:バリー・グリッソム
ケン・ハワード:ドン・ジェフリーズ
メリット・ウィーヴァー:アナ
ビル・レイモンド:ゲイブ・ザベル
ロバート・プレスコット:ヴァーン
ショーン・カレン:ジーン・クレイトン
デヴィッド・ランズバリー:ティミー・クレイトン
デイヴィッド・ザヤス:ダルベルト
デニス・オヘア:グリア

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2007年製作 119分
公開
北米:2007年10月5日
日本:2008年4月12日
製作費 $25,000,000
北米興行収入 $49,024,970
世界 $92,991,840


アカデミー賞 ■
第80回アカデミー賞
・受賞
助演女優賞(ティルダ・スウィントン)
・ノミネート
作品・監督
主演男優(ジョージ・クルーニー)
助演男優(トム・ウィルキンソン)
脚本・作曲賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ニューヨーク
大手弁護士事務所ケナー・バック&レディーン(KB&L)の裏工作専門担当マイケル・クレイトン(ジョージ・クルーニー)は、顧客から交通事故の揉み消しを依頼された帰り道、丘の上にいた馬を見つける。

車を降りたクレイトンは、馬に近寄り辺りを見回していると、突然、車が爆発する。
__________

4日前。
いとこのティミー(デヴィッド・ランズバリー)の借金7万5000ドルを肩代わりしていたクレイトンは、返済を迫られ、不安と苛立ちを抱えながら出社する。

世論を巻き込む大事件に発展した、巨大農薬会社U・ノースが抱える30億ドルの薬害訴訟は、会社側有利のうちに解決されようとしていた。

しかし、U・ノースの弁護を請け負う、KB&Lの担当弁護士アーサー・イーデンス(トム・ ウィルキンソン)は、証言録取の席で裸になってしまい、事態解決のために、クレイトンは急遽ミルウォーキーに向かう。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
大手弁護士事務所の裏工作専門担当マイケル・クレイトンは、世論を巻き込む大事件に発展した、巨大農薬会社U・ノースが抱える30億ドルの薬害訴訟の担当弁護士イーデンスが、証言録取の席で奇行を起こしたことを知り、事態解決のために急遽現場に向かう。
クレイトンは、連行されたイーデンスの元に向かい、鬱病が再発したと考えて彼に薬を飲ませようとる。
U・ノースの法律部のクラウダーは、イーデンスに接触したクレイトンの身元を調べ、彼に会い、担当者の不始末の責任を追及する。
イーデンスを引き取ったクレイトンは、U・ノースが腐りきった会社だということを聞かされ、翌朝、彼は”自分は正常だ・・”と壁に書き残して姿を消してしまう・・・。
__________

緊迫感を意図的に抑えているのか、淡々と進むストーリーにやや足りなさも感じる序盤だが、法廷が主の裁判劇ではなく、内容は非常に解りやすい。
冒頭の謎が徐々に解けて、友人の復讐を果たすクライマックスは、「ボーン・アイデンティティー」(2002)シリーズの脚本を担当した、トニー・ギルロイらしい切れ味鋭く見応え十分だ。

第80回アカデミー賞では、作品賞以下7部門にノミネートされ、ティルダ・スウィントンが助演女優賞を受賞した。

訳あって、悶々とした日々を送る主人公の心情をイメージする、ジェームズ・ニュートン・ハワードの音楽も興味深い曲になっている。

揉み消し屋に嫌気が差し、訴訟担当に転属を望む、賭事と借金に追われる文なし弁護士という、ジョージ・クルーニーの、洒落っ気のない捨て身の演技がいい。

これは好みの問題だが、ジョージ・クルーニーに、どうも魅力を感じない自分は、この役がラッセル・クロウあたりだったらどうだろうかと思いながら観ていた。

スティーブン・ソダーバーグが製作に参加する作品だけに、盟友の彼の起用は仕方がないところだろうか・・・。

鬱病まで抱え、良心の呵責から半狂乱状態に陥るような人物に、あれほど大きな訴訟を任されることが、超一流の弁護士事務所にしては、やや不自然に思えるが、トム・ ウィルキンソンの狂気の熱演は印象に残り、アカデミー助演賞ノミネートは納得だ。

上辺はスマートに装い、会社や自分の利益のために殺人まで指示する、アカデミー助演賞受賞の、敏腕弁護士ティルダ・スウィントンの好演も光る。

また、偉大な監督としての実績は認めるシドニー・ ポラックが、あれほど画面に多く登場すると、あの風貌がくどく感じてしまう。

しかし、彼が翌年この世を去り、もともと俳優志望で業界入りしたことなどを考えると、役者として残したかったことがあったのかもしれない。
それほど、本作では存在感があったことは間違いない。

主人公の上司(S・ポラック)の右腕役のマイケル・オキーフ、U・ノース社長ケン・ハワード、原告の一人メリット・ウィーヴァー、借金の取立て屋役のビル・レイモンド、U・ノース側の工作員ロバート・プレスコット、警察官である主人公の弟ショーン・カレン、主人公のいとこデヴィッド・ランズバリー、クライアントのデニス・オヘアなどが共演している。


Translate / 翻訳
Scroll Up
About TMT        Privacy Policy        Sitemap
That's Movie Talk! © 2020