作家メアリー・シェリーがゴシック小説”フランケンシュタイン”を出版するまでを描く、 監督ハイファ・アル=マンスール、主演エル・ファニング、ダグラス・ブース、トム・スターリッジ、ベル・パウリー、スティーヴン・ディレイン、ベン・ハーディ他共演の伝記ドラマ。 |
・ドラマ
■ スタッフ キャスト ■
監督:ハイファ・アル=マンスール
製作
エイミー・ベアー
アラン・モロニー
ルース・コーディ
製作総指揮
ジョハンナ・ホーガン
ピーター・ワトソン
マシュー・ベイカー
イザベル・デイヴィス
チャールズ・オーティ
フィル・ハント
コンプトン・ロス
エマ・ジェンセン
ジョーニー・バースタイン
レベッカ・ミラー
マーク・アミン
脚本:エマ・ジェンセン
撮影:ダヴィド・ウンガロ
編集:アレックス・マッキー
音楽:アメリア・ワーナー
出演
メアリー・シェリー:エル・ファニング
パーシー・ビッシュ・シェリー:ダグラス・ブース
バイロン卿:トム・スターリッジ
クレア・クレアモント:ベル・パウリー
ウィリアム・ゴドウィン:スティーヴン・ディレイン
ジョン・ウィリアム・ポリドリ:ベン・ハーディ
イザベル・バクスター:メイジー・ウィリアムズ
メアリー・ジェイン・ゴドウィン:ジョアンヌ・フロガット
ウィリアム・バクスター:デレク・リデル
サミュエル・テイラー・コールリッジ:ヒュー・オコナー
イギリス/ルクセンブルク/アメリカ 映画
配給
Curzon Artificial Eye(イギリス)
IFC Films(北米)
2017年製作 121分
公開
イギリス:2018年7月6日
北米:2018年5月25日
日本:2018年12月15日
北米興行収入 $108,900
世界 $2,096,600
■ ストーリー ■
19世紀、ロンドン。
メアリー・ゴドウィン(エル・ファニング)は、出版家で政治哲学者のウィリアム・ゴドウィン(スティーヴン・ディレイン)とフェミニストの先駆者である作家メアリー・ウォルストンクラフトの娘として生まれ、母を出産で亡くす。
メアリーは、ウィリアムの再婚相手メアリー・ジェイン、その娘で仲良しのクレア、その弟ウィリアムと暮らしていた。
義母に嫌われるメアリーは問題を起こし、スコットランドのバクスター家に預けられる。
そこでメアリーは、急進的で型破りな詩人パーシー・ビッシュ・シェリー(ダグラス・ブース)に出会い恋に落ちる。
その後メアリーは、クレアが病気だという連絡を受けてロンドンに戻るが、クレアが自分に会いたいために仮病を使ったことを知る。
シェリーが結婚していることを知ったメアリーは動揺するものの、ウィリアムに弟子入りした彼との愛は深まる。
シェリーとの関係をウィリアムに反対されたメアリーは、クレアを連れて駆け落ちしてしまう。
財産がないシェリーは、裕福な父親の財産を担保に借金をして、優雅な生活を始める。
シェリーはクレアとも関係し、メアリーには自由恋愛を提案するようになる。
あるイベントでクレアは、著名な詩人バイロン卿(トム・スターリッジ)に挨拶して、シェリーとメアリーを紹介する。
シェリーとの間に娘クララが誕生したメアリーは、幸せを実感する。
しかし、シェリーは借金に追われ、雨の中、家を出たメアリーは、病気だった最愛の娘クララを無くし絶望する。
その後クレアは、バイロン卿からジュネーヴ近郊の別荘に招待され、シェリーとメアリーと共に旅立つ。
現地に着いたメアリーは、バイロン卿の主治医ジョン・ウィリアム・ポリドリ(ベン・ハーディ)と出会い、吸血鬼の物語執筆を考える彼に影響を受ける・・・。
デビュー作「少女は自転車にのって」(2012)で高い評価を得たサウジアラビア出身のハイファ・アル=マンスールが監督し、主演はエル・ファニング、ダグラス・ブース、トム・スターリッジ、ベル・パウリー、スティーヴン・ディレイン、ベン・ハーディなどが共演した作品。
作家メアリー・シェリーがゴシック小説”フランケンシュタイン”を出版するまでを描く伝記ドラマ。
メアリー・シェリーの私生活と共に、恋や苦難の日々そして絶望を体験する中で傑作を誕生させる物語が、家族や著名な人々との関係を含めて興味深く描かれている。
主演のエル・ファニングは、様々な苦難を体験しながら18歳で古典的傑作を書き上げたメアリー・シェリーを魅力的に演じている。
主人公と恋に落ちながらも自由人として生きる詩人パーシー・ビッシュ・シェリーのダグラス・ブース、彼らと関係する著名な詩人バイロン卿のトム・スターリッジ、彼と関係を持ち主人公と行動を共にする義妹クレア・クレアモントのベル・パウリー、主人公の父親である政治哲学者で著作家ウィリアム・ゴドウィンのスティーヴン・ディレイン、バイロン卿の主治医である小説家で主人公と親交を深めるジョン・ウィリアム・ポリドリのベン・ハーディ、主人公が世話になる屋敷の娘メイジー・ウィリアムズ、その父親デレク・リデル、主人公を嫌う義母である作家メアリー・ジェイン・ゴドウィンのジョアンヌ・フロガット、詩人サミュエル・テイラー・コールリッジのヒュー・オコナーなどが共演している。