5496 Movies

マニラ Mara Maru (1952)

一攫千金を狙いマニラでサルベージ作業を行う男が同僚の殺害事件に巻き込まれる姿を描く、監督ゴードン・ダグラス、主演エロール・フリンルース・ローマンレイモンド・バー他共演のフィルム・ノワール。 

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:ゴードン・ダグラス
製作:デヴィッド・ワイスバート
原案
フィリップ・ヨーダン
シドニー・ハーモン
ホリスター・ノーブル
脚本:N・リチャード・ナッシュ
撮影:ロバート・バークス
編集:ロバート・L・スワンソン
音楽:マックス・スタイナー

出演
グレゴリー・メイソン:エロール・フリン
ステラ・キャラハン:ルース・ローマン
ブロック・ベネディクト:レイモンド・バー
スティーブン・レイニアー:ポール・ピチェルニ
アンディ・キャラハン:リチャード・ウェッブ
ズーノン警部補:ダン・シーモア
オルテガ:ジョルジュ・ルナヴァン
マヌエロ:ロバート・カバル
ペロール:ヘンリー・マルコ
ラリー:ドン・C・ハーヴェイ
ヴァン・ホーテン大尉:ネストル・ペイヴァ

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1952年製作 98分
公開
北米:1952年4月23日
日本:1952年10月1日


ストーリー
フィリピン
第二次大戦後、グレゴリー・メイソン(エロール・フリン)とアンディ・キャラハン(リチャード・ウェッブ)は、マニラでサルベージ事業を行っていた。
海で作業中にアンディに呼ばれたグレゴリーは、陸に戻りバーに向かう。
グレゴリーは、酔ったアンディから電話はしていないと言われ、彼を家に連れて行く。
グレゴリーは、アンディの妻ステラ(ルース・ローマン)と、結婚前に関係していたために気を使っていた。
財宝を見つけたと話す酔ったアンディに、ステラのことなどで嫌味を言われ殴られたグレゴリーは、二度とするなと警告しただけでやり返さなかった。
アンディから、いつか必ず殺すと言われたグレゴリーは、ステラに財宝のことを尋ねる。
ステラは、アンディの話は支離滅裂だと言って、アメリカに戻り静かに暮らすことが望みだとグレゴリーに伝える。
グレゴリーは、ステラがここを去らない理由は自分にあると考え、それを彼女に伝えてその場を去る。
私立探偵のスティーブン・レイニアー(ポール・ピチェルニ)は、昼間からグレゴリーを監視していた。
帰宅したグレゴリーは、部屋が荒らされて、同居する下働きのマヌエロ(ロバート・カバル)が痛めつけられていたために手当てをする。
そこに警官が現れ、グレゴリーは、自分から通報があったと言う彼らに、それを否定しながら捜査に協力する。
事務所に向かったグレゴリーは何者かに襲われ、相手を逃した後に警官が到着する。
警官はアンディの死体を発見し、グレゴリーは容疑者として署に連行され、ズーノン警部補の取り調べを受けるのだが・・・。


解説 評価 感想

勇者のみ」(1951)などのゴードン・ダグラスが監督し、主演はエロール・フリンルース・ローマンレイモンド・バー他共演のフィルム・ノワールなどが共演した作品。

一攫千金を狙いマニラでサルベージ作業を行う男が同僚の殺害事件に巻き込まれる姿を描くフィルム・ノワール

魅力的なキャスティングは注目ではあるが、陳腐なストリーとゴードン・ダグラスの演出に冴えもない平凡な作品。

40代前半にしてやや老けている(やつれている?)感じが気になる主演のエロール・フリンは、同僚の殺人事件に巻き込まれる男を熱演している。

かつて主人公と関係していた、殺害された同僚の妻ルース・ローマン、殺人事件に関り主人公を操ろうとするレイモンド・バー、彼に関わる私立探偵のポール・ピチェルニ、殺害される主人公の同僚リチャード・ウェッブ、事件を担当する警部補ダン・シーモア、死んだ弟が運んでいた教会の十字架を手に入れるために主人公と関係するジョルジュ・ルナヴァン、主人公と同居する下働きの青年ロバート・カバル、その弟ヘンリー・マルコ、船長のネストル・ペイヴァ、他ドン・C・ハーヴェイなどが共演している。


Translate / 翻訳
About TMT        Privacy Policy        Sitemap
That's Movie Talk! © 2022