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マップ・トゥ・ザ・スターズ Maps to the Stars (2014)

ハリウッドを舞台に、様々な問題を抱える役者やセレブの生活を描く、監督デヴィッド・クローネンバーグ、主演ジュリアン・ムーアミア・ワシコウスカジョン・キューザックロバート・パティンソンオリヴィア・ウィリアムズサラ・ガドン他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ

ジュリアン・ムーア / Julianne Moore / Pinterest
ミア・ワシコウスカ / Mia Wasikowska / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:デヴィッド・クローネンバーグ

製作
サイード・ベン・サイード
マーティン・カッツ
ミシェル・メルクト
脚本:ブルース・ワグナー
撮影:ピーター・サシツキー
編集:ロナルド・サンダース
音楽:ハワード・ショア

出演
ハヴァナ・セグラン:ジュリアン・ムーア
アガサ・ワイス:ミア・ワシコウスカ
スタッフォード・ワイス博士:ジョン・キューザック
ジェローム・フォンタナ:ロバート・パティンソン
クリスティーナ・ワイス:オリヴィア・ウィリアムズ
クラリス・タガート:サラ・ガドン
ベンジー・ワイス:エヴァン・バード
本人:キャリー・フィッシャー
アジタ・ワクテル:ジェイン・ハイトメイヤー
スタール・カルース:ジョナサン・ワットン
ヴィクトリア:アマンダ・ブルーゲル
レット:ジャスティン・ケリー
キャミー:キアラ・グラスコ
ジェブ・バーグ:アリ・コーエン
ジニー:ドーン・グリーンハルフ
マイカ:ドメニク・リッチー
ロイ:ショーン・ロバートソン
ダミアン・ジャビッツ:ゴード・ランド
サム:ニーヴ・ウィルソン
ケイラ:エミリア・マッカーシー
グレッチェン・ヴォス:クララ・パシーカ

カナダ/アメリカ/ドイツ/フランス 映画
配給
フォーカス・フィーチャーズ(アメリカ)
2014年製作 112分
公開
北米:2015年2月27日
カナダ:2014年10月31日
フランス:2014年5月21日
日本:2014年12月20日
製作費 $15,000,000
北米興行収入 $347,650
世界 $1,338,370


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ハリウッド
左の頬に火傷跡があるアガサ・ワイス(ミア・ワシコウスカ)は、フロリダからバスで到着する。

予約していたリムジンではなかったが、アガサは運転手のジェローム・フォンタナ(ロバート・パティンソン)に声をかけて、200ドルを払い車に乗る。

家族に会いに来たことをジェロームに話したアガサは、彼が俳優兼脚本家であることを知る。

キャリー・フィッシャーとはツイッターで交流していると言うアガサは、映画”バッド・ベビーシッター”の人気子役ベンジー・ワイス(エヴァン・バード)のベビーシッターだったとジェロームに話す。

その続編の話がきていると言うジェーロームは、無理だとは思うが出演したいとアガサに伝える。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

*(簡略ストー リー)
ハリウッド
伝説的女優だった母クラリスの影に怯える落ち目の女優ハヴァナ・セグランは、母が出演した作品のリメイクに主演することを望んでいた。
親友キャリー・フィッシャーの紹介で、フロリダから来た火傷痕のあるアガサを秘書に雇ったハヴァナは、役を得るために様々な方法を考える。
セレブを相手にする有名な心理学者スタッフォードは、人気子役スターである息子のベンジーと、彼の仕事を仕切る妻クリスティーナと共に何不自由ない生活を送っているように見えた。
実は、アガサはスタッフォードの娘で、放火癖があるためにベンジーに危害を加え、フロリダの施設に送られて治療を受けていたのだった。
ハヴァナと親交のあるスタッフォードは、秘書がアガサであることに気づき、それにより彼ら家族の生活の歯車が狂い始める・・・。
__________

鬼才デヴィッド・クローネンバーグが、脚本を担当したブルース・ワグナーの実体験を基に演出した作品。

ブルース・ワグナーは、実際にリムジンの運転手をしていた俳優兼脚本家で、本編ではロバート・パティンソンがそれをモデルにして演じている。
デヴィッド・クローネンバーグは、前作「コズモポリス」(2012)でもロバート・パティンソンを起用している。

第67回カンヌ国際映画祭ではパルムドールを逃すものの、ジュリアン・ムーアが女優賞、デヴィッド・クローネンバーグ作品には欠かせない存在のハワード・ショアがサウンドトラック賞を受賞した。

ジュリアン・ムーアゴールデングローブ賞ノミネート他、各映画賞を受賞した。

デヴィッド・クローネンバーグ曰く難解な内容のためか、北米では拡大公開もされずに興行的には成功しなかった作品。

新旧の実力派人気スター豪華競演は注目で、当初の主演は、デヴィッド・クローネンバーグ作品ではお馴染みのヴィゴ・モーテンセンであり、レイチェル・ワイズも予定されていた。
その役はジョン・キューザックジュリアン・ムーアに代わった。

全体的には凝った内容に仕上がってはいるが、奇妙にしか見えないセレブ一家や幽霊、幻覚の登場などにより、やや意味不明、陳腐に思えてしまうところもある。

伝説的女優だった母の影に怯える、落ち目な女優を熱演するジュリアン・ムーア、過去の秘密を背負う謎の少女的な役柄を好演するミア・ワシコウスカ、その父親である心理学者ジョン・キューザック、その妻オリヴィア・ウィリアムズ、その息子で人気子役スターのエヴァン・バード、リムジンの運転手である俳優兼脚本家のロバート・パティンソン、主人公の事故死した母親であり、幻覚と幽霊で登場するサラ・ガドン、本人役のキャリー・フィッシャー、主人公と役を争う女優ジェイン・ハイトメイヤー、男優のジョナサン・ワットン、テレビ・リポーターのアマンダ・ブルーゲル、若手スターのジャスティン・ケリーニーヴ・ウィルソンエミリア・マッカーシー、クララ・パシーカ、”非ホジキンリンパ腫”で亡くなり幽霊として登場する少女キアラ・グラスコ、プロデューサーのアリ・コーエン、主人公のエージェント、ドーン・グリーンハルフ、アジタ(ジェイン・ハイトメイヤー)の息子ドメニク・リッチー、ベンジー(エヴァン・バード)と共演する少年ショーン・ロバートソン、映画監督ゴード・ランドなどが共演している。


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