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メジャーリーグ Major League (1989)

弱小チーム”クリーブランド・インディアンス”の身売りを考えるオーナーの企みを阻止しようとする選手達の奮闘を描く、監督、脚本デヴィッド・S・ウォード、主演トム・ベレンジャーチャーリー・シーンコービン・バーンセンマーガレット・ホイットンジェームズ・ギャモンレネ・ルッソウェズリー・スナイプスチェルシー・ロスデニス・ヘイスバート他共演のスポーツ・コメディ。 

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト
監督:デヴィッド・S・ウォード
製作
クリス・チェサー
アービー・スミス
脚本:デヴィッド・S・ウォード
撮影:レイナルド・ヴィラロボス
編集:デニス・M・ヒル
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演
ジェイク・テイラー:トム・ベレンジャー
リッキー・ボーン:チャーリー・シーン
ロジャー・ドーン:コービン・バーンセン
レイチェル・フェルプス:マーガレット・ホイットン
ルー・ブラウン:ジェームズ・ギャモン
リン・ウェルズ:レネ・ルッソ
ハリー・ドイル:ボブ・ユッカー
ウィリー・メイズ・ヘイズ:ウェズリー・スナイプス
チャーリー・ドノヴァン:チャールズ・サイファース
エディ・ハリス:チェルシー・ロス
ペドロ・セラーノ:デニス・ヘイスバート
ペッパー・リーチ:アンディ・ロマーノ
デューク・テンプル:スティーブ・イェーガー
クルー・ヘイウッド:ピート・ブコビッチ
デューク・シンプソン:ウィリー・ミューラー
スザンヌ・ドーン:ステイシー・キャロル
港湾労働者:ニール・フリン
本人:テリー・フランコーナ(アーカイブ映像)

アメリカ 映画
配給
パラマウント・ピクチャーズ(北米)
20世紀FOX(世界)
1989年製作 106分
公開
北米:1989年4月7日
日本:1989年6月24日
製作費 $11,000,000
北米興行収入 $49,797,150
世界 $49,797,150


ストーリー
ラスベガスの元ショーガール、レイチェル・フェルプス(マーガレット・ホイットン)は、亡き夫からメジャーリーグの”クリーブランド・インディアンス”を受け継ぎオーナーとなる。
レイチェルは、GMのチャーリー・ドノヴァン(チャールズ・サイファース)に、チーム全員を解雇し、ベテランと無名の新人に選手を入れ替えるよう指示する。
チームを身売りしてマイアミに移転するつもりのレイチェルは、チャーリーから市との契約を指摘されるものの、観客の年間動員数が80万人を下回れば契約は解除できるため、強引に自分の考えを進めようとする。
元トリプルAの監督で、現在はタイヤ店を経営しているルー・ブラウン(ジェームズ・ギャモン)を監督にする考えのレイチェルは、それをチャーリーに指示して、最悪チームを作ろうとする。
アリゾナツーソン
春季キャンプ、元インディアンスの捕手で膝を痛めているジェイク・テイラー(トム・ベレンジャー)、野球よりもリッチな生活に憧れる三塁手ロジャー・ドーン(コービン・バーンセン)、引退間近のベテラン投手エディ・ハリス(チェルシー・ロス)、ブードゥー教の信者で、パワーヒッターだが変化球が打てない外野手のペドロ・セラーノ(デニス・ヘイスバート)、服役していた投手のリッキー・ボーン(チャーリー・シーン)、誰も知らない選手だが俊足のウィリー・メイズ・ヘイズ(ウェズリー・スナイプス)などがトレーニングを始める。
開幕で”ニューヨーク・ヤンキース”を迎えたインディアンスは、チームとしての実力もまとまりもなく破れてしまい、その後も最下位に低迷し、レイチェルの思惑通りのシーズンとなるのだが・・・。


解説 評価 感想

・参考
メジャーリーグ」(1989)
メジャーリーグ2」(1994)
「メジャーリーグ3」(1998)

脚本家としても知られるデヴィッド・S・ウォードが、本作でも脚本を兼ねて監督し、主演はトム・ベレンジャーチャーリー・シーンコービン・バーンセンマーガレット・ホイットンジェームズ・ギャモンレネ・ルッソウェズリー・スナイプスチェルシー・ロスデニス・ヘイスバートなどが共演した作品。

弱小チーム”クリーブランド・インディアンス”の身売りを考えるオーナーの企みを阻止しようとする選手達の奮闘を描くスポーツ・コメディ。

当時、実際に30年以上も低迷していたクリーブランド・インディアンスなのだが、本作がシリーズ化された1990年代半ばにはリーグ優勝(1995年/41年ぶり)している。

個性的なキャラクターを活かし、笑いのツボを押さえたデヴィッド・S・ウォードの脚本と軽快な演出が見どころの快作に仕上がっている。

チームのゴタゴタだけでなく、主人公の恋も爽やかに描かれ、7万人以上収容できる”ミュニシパル・スタジアム”に満員のエキストラを動員した、クライマックスのシーズン最終戦の盛り上がりと臨場感は迫力満点であり、野球ファンでなくても十分に楽しめる。

膝を故障しながら古巣に戻り奮闘し、恋も手に入れる捕手のトム・ベレンジャー、服役囚からチーム入りし剛速球で活躍する投手チャーリー・シーン、拝金主義者の三塁手コービン・バーンセン、チームの身売りを企むオーナーのマーガレット・ホイットン、チームを指揮する監督のジェームズ・ギャモン、主人公の元恋人で書司のレネ・ルッソインディアンス専属のラジオ・コメンテーター役ボブ・ユッカー、俊足の外野手ウェズリー・スナイプスインディアンスのGMチャールズ・サイファース、ベテラン投手のチェルシー・ロスブードゥー教信者の外野手デニス・ヘイスバート、一塁コーチのアンディ・ロマーノ、三塁コーチのスティーブ・イェーガーヤンキースの強打者ピート・ブコビッチ、そのチームメートでリリーフ・ピッチャーのウィリー・ミューラー、ロジャー(コービン・バーンセン)の妻ステイシー・キャロル、港湾労働者のニール・フリン、映像で現役選手テリー・フランコーナが登場する。


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