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ブロードウェイの子守唄 Lullaby of Broadway (1951)

ブロードウェイの人気歌手である母を訪ねたエンターテイナーの女性が巻き起こす騒動と恋を描く、監督デヴィッド・バトラー、主演ドリス・デイジーン・ネルソンS・Z・サカールビリー・デウルフグラディス・ジョージフローレンス・ベイツアン・トリオラ他共演のミュージカル・ロマンチック・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ミュージカル

ドリス・デイ / Doris Day / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:デヴィッド・バトラー
製作:ウィリアム・ジェイコブス
脚本:アール・ボールドウィン
撮影:ウィルフリッド・M・クライン
編集:アイリーン・モラ
音楽:ハワード・ジャクソン(クレジットなし)

出演
メリンダ・ハワード:ドリス・デイ
トム・ファーナム:ジーン・ネルソン
アドルフ・ハベル:S・Z・サカール
レフティ・マック:ビリー・デウルフ
ジェシカ・ハワード:グラディス・ジョージ
アンナ・ハベル:フローレンス・ベイツ
グロリア・デイヴィス:アン・トリオラ
ジョージ・ファーンデル:ハンリー・スタッフォード

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1951年製作 92分
公開
北米:1951年3月26日
日本:未公開
製作費 $1,105,000
北米興行収入 $2,102,000
世界 $3,085,000


ストーリー
エンターテイナーのメリンダ・ハワード(ドリス・デイ)は、イギリスから帰国途中の客船内で、ダンサーのトム・ファーナム(ジーン・ネルソン)に出会う。
ニューヨークに着いたメリンダは、ブロードウェイの人気歌手である母ジェシカ(グラディス・ジョージ)を訪ねる。
メリンダは、有名人であるジェシカが豪邸に住んでいると思っていた。
しかし、ジェシカはアルコール依存症で、グリニッジ・ヴィレッジのクラブで歌う落ちぶれた歌手だった。
豪邸に着いたメリンダは、執事のレフティ・マック(ビリー・デウルフ)と婚約者でメイドのグロリア・デイヴィス(アン・トリオラ)に歓迎される。
落ち目のボードビル・チームであるレフティとグローリアは、友人であるジェシカの手紙をメリンダに転送していたのだった。
メリンダは、富豪のアドルフ・ハッベル(S・Z・サカール)と妻アンナ(フローレンス・ベイツ)が屋敷の持ち主だと知り驚く。
レフティは、ツアー中のジェシカがハベルに屋敷を貸したことにする。
気落ちして所持金もないメリンダを気の毒に思うレフティは、ジェシカはすぐに戻ると言って励まし、使用人の部屋を貸すのだが・・・。


解説 評価 感想

前年のデヴィッド・バトラー作品「二人でお茶を」(1950)に続くドリス・デイの主演作であり、2人はその後も、「四月のパリ」(1952)、「銀色の月明かりの下で」(1953)、「カラミティ・ジェーン」(1953)などでコンビを組んだ。

ブロードウェイの人気歌手である母を訪ねた、エンターテイナーの女性が巻き起こす騒動と恋を描くミュージカル・ロマンチック・コメディ。

ゴールド・ディガース35年」(1935)で初めて登場した、作曲ハリー・ウォーレン、作詞アル・デュビンによる”ブロードウェイの子守歌”がタイトルとなり、クライマックスでその曲と共に、ドリス・デイジーン・ネルソンのパフォーマンスが披露される。

ドリス・デイの歌う他の曲と共に、2人のダイナミックなダンスが見どころの作品。

主演のドリス・デイは美しく、輝く笑顔がテクニカラーの映像に映え、ユーモアをまじえて主人公を熱演している。

主人公に惹かれるダンサーのジーン・ネルソン、主人公が世話になる屋敷の持ち主である富豪を愉快に演ずるS・Z・サカール、その妻フローレンス・ベイツ、主人公を気遣う屋敷の執事を好演するビリー・デウルフ、その婚約者でメイドのアン・トリオラ、主人公の母親グラディス・ジョージ、プロデューサーのハンリー・スタッフォードなどが共演している。


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