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クレイヴン・ザ・ハンター Kraven the Hunter (2024)

マーベル・コミックのキャラクターである”クレイヴン・ザ・ハンター”を主人公にした、”ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース”の6作目。
スパイダーマンの宿敵である”クレイヴン・ザ・ハンター”の誕生を描く、監督J・C・チャンダー、主演アーロン・テイラー=ジョンソンアリアナ・デボーズフレッド・ヘッキンジャーアレッサンドロ・ニヴォラクリストファー・アボットラッセル・クロウ他共演のスーパーヒーロー映画。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

ラッセル・クロウ / Russell Crowe 作品一覧
ラッセル・クロウ / Russell Crowe / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:J・C・チャンダー
製作
アヴィ・アラッド
マット・トルマック
デヴィッド・ハウスホルター
原作
クレイヴン・ザ・ハンター”(マーベル・コミック
スタン・リー
スティーブ・ディッコ
原案:リチャード・ウェンク
脚本
リチャード・ウェンク
アート・マーカム
マット・ハロウェイ
撮影:ベン・デイヴィス
音楽
エフゲニー・ガルペリン
サーシャ・ガルペリン
ベンジャミン・ウォルフィッシュ

出演
セルゲイ・クラヴィノフ/クレイヴン・ザ・ハンター:アーロン・テイラー=ジョンソン
セルゲイ・クラヴィノフ(少年期):リーヴァイ・ミラー
カリプソ・エジリ:アリアナ・デボーズ
カリプソ・エジリ(少女期)ディアアナ・バブニコワ
ディミトリ・クラヴィノフ/カメレオン:フレッド・ヘッキンジャー
ディミトリ・クラヴィノフ(少年期):ビリー・バラット
アレクセイ・シツェビッチ/ライノ:アレッサンドロ・ニヴォラ
ザ・フォリナー:クリストファー・アボット
ニコライ・クラヴィノフ:ラッセル・クロウ
オメル・オズデミール:ムラト・セブン
セミョン・チョーニィ:ユーリー・コロコリニコフ
バート:トム・リード
クレイヴン夫人:マーシャ・ヴァシュコヴァ
モフォ:ギヨーム・ドローネ

アメリカ 映画
配給 Sony Pictures Releasing
2024年製作 127分
公開
北米:2024年12月13日
日本:2024年12月13日
製作費 $110,000,000
北米興行収入 $25,026,310
世界 $62,076,530


ストーリー
ロシア
刑務所に服役したセルゲイ・クラヴィノフ(アーロン・テイラー=ジョンソン)は、その場を支配する囚人である、武器商人のセミョン・チョーニィ(ユーリー・コロコリニコフ)に、ハンターの”クレイヴン”と名乗り殺害し脱獄する。
16年前、ニューヨーク北部、聖マイケルズ・アカデミー。
セルゲイ(リーヴァイ・ミラー)と異母弟のディミトリ・クラヴィノフ(ビリー・バラット)は、自ら命を絶った母(マーシャ・ヴァシュコヴァ)の死後、迎えに来た裏社会の支配者である父ニコライ(ラッセル・クロウ)と共に狩りに向かう。
ガーナ北部。
少女カリプソ・エジリ(ディアアナ・バブニコワ)は、祖母から、飲んだものは驚異的に回復するという薬を渡される。
ニコライは、息子たちと共に狩りを始め、伝説のライオン”ザー”を探す。
同行したアレクセイ・シツェビッチ(アレッサンドロ・ニヴォラ)は、ニコライと手を組もうとするものの相手にされない。
ザーに遭遇したセルゲイは撃つことができす、ニコライが放った銃弾を受けたザーに襲われる。
両親と共に移動していたカリプソは、手にしたタロットカードに何かを感じて車を離れ、負傷したセルゲイを運ぶザーを目撃する。
ザーはその場を去り、カリプソは、祖母から受け取った薬を、意識のないセルゲイに飲ませる。
薬はセルゲイを治癒し、体内で何かが変化する。
救急ヘリが到着し、カリプソは、セルゲイの手にタロットカードを持たせて見送る。
治療を受けたセルゲイは死亡するが、奇跡的に生き返り医師を驚かせる。
見舞いに来たディミトリは、自分を守ってくれたセルゲイに感謝するが、ニコライは、ザーを撃たなかったセルゲイを批判する。
ロンドン郊外。
ニコライは、回復したセルゲイに、ビジネスを継がせる準備を始めることを伝えて、ディミトリはニューヨークの学校に戻すことにする。
ニコライがザーを仕留めて剥製にしたことを知ったセルゲイは、嫌悪感を抱き父を批判する。
落ちついたセルゲイは、自分の身体が動物的になっていることに気づく。
セルゲイは、カリプソのタロットカードを持参し、ディミトリに別れを告げて、特殊な身体能力に気づきながら、母がロシアで所有していた場所に向かうのだが・・・。


解説 評価 感想
参考:
・「ヴェノム」(2018)
・「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(2021)
・「モービウス」(2022)
・「マダム・ウェブ」(2023)
・「ヴェノム:ザ・ラストダンス」(2024)
・「クレイヴン・ザ・ハンター」(2024)

マーベル・コミックのキャラクターである”クレイヴン・ザ・ハンター”を主人公にした、”ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース”の6作目。

マージン・コール」(2011)などのJ・C・チャンダーが監督し、主演はアーロン・テイラー=ジョンソンアリアナ・デボーズフレッド・ヘッキンジャーアレッサンドロ・ニヴォラクリストファー・アボットラッセル・クロウなどが共演した作品。

伝説のライオンに襲われたことでその力を得てハンターと化した青年の苦悩を描くスーパーヒーロー映画。

魅力的なキャスティングは注目だが、スーパーヒーロー映画としては、アクションも少なく、特殊効果なども平凡以下であり、陳腐なストーリーなど酷評されてしまった作品。

その結果、製作費に1億1000万ドルをかけた本作は、北米興行収入約2500万ドル、全世界でも約6200万ドルという惨憺たる結果に終わってしまった。

主演のアーロン・テイラー=ジョンソンは、ライオンに襲われ秘薬で治癒したことで最強のハンターとなるセルゲイ・クラヴィノフ/クレイヴン・ザ・ハンターを熱演している。

セルゲイの少年期リーヴァイ・ミラー、アフリカの部族の地を引く、セルゲイを秘薬で救い、後に協力する弁護士カリプソ・エジリのアリアナ・デボーズ、その少女期ディアアナ・バブニコワ、セルゲイの弟ディミトリ・クラヴィノフ/カメレオンのフレッド・ヘッキンジャー、その少年期ビリー・バラット、セルゲイとディミトリの父親である裏社会の支配者ニコライ・クラヴィノフのラッセル・クロウ、同じく裏社会で暗躍する、血清で肉体が硬質になるアレクセイ・シツェビッチ/ライノのアレッサンドロ・ニヴォラ、彼が雇う殺し屋ザ・フォリナーのクリストファー・アボット、トルコの暗殺者ムラト・セブン、冒頭でセルゲイが殺す囚人ユーリー・コロコリニコフ、アレクセイ(アレッサンドロ・ニヴォラ)の部下トム・リード、主人公の母親マーシャ・ヴァシュコヴァ、セルゲイの同房者ギヨーム・ドローネなどが共演している。


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