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奥様武勇伝 Julia Misbehaves (1948)

奔放なショーガールと別居中の夫との恋の行方を描く、監督ジャック・コンウェイ、主演グリア・ガーソンウォルター・ピジョンピーター・ローフォードエリザベス・テイラーシーザー・ロメロ他共演のロマンチックコメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ

エリザベス・テイラー / Elizabeth Taylor / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ジャック・コンウェイ
製作:エヴェレット・リスキン
原作:マーガレット・シャープThe Nutmeg Tree
脚本
ジナ・カウス
モンクトン・ホフ
脚色
ウィリアム・ルドウィグ
ハリー・ラスキン
アーサー・ウィンペリス
撮影:ジョセフ・ルッテンバーグ
編集:ジョン・D・ダニング
音楽:アドルフ・ドイッチ

出演
ジュリア・パケット:グリア・ガーソン
ウィリアム・シルヴェスター・パケット:ウォルター・ピジョン
リッチー・ローガン:ピーター・ローフォード
スーザン・パケット:エリザベス・テイラー
フレッド・ゲノッチオ:シーザー・ロメロ
パケット夫人:ルシール・ワトソン
ブルース”バニー”ウィロウブルック大佐:ナイジェル・ブルース
ゲネッチオ夫人:メアリー・ボーランド
ベンジャミン・ホーキンス:レジナルド・オーウェン
ペニーストーン卿:ヘンリー・スティーヴンソン
牧師:オーブリー・マザー
ホブソン:イアン・ウルフ
ペピート:フリッツ・フェルド
デイジー:フィリス・モリス
ルイーズ:ヴェーダ・アン・ボルグ
借金取り:ハリー・アレン(クレジットなし)
ジェイミー:エドマンド・ブレオン(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 MGM
1948年製作 99分
公開
北米:1948年8月8日
日本:1949年11月6日
製作費 $2,706,000


ストーリー
1936年、ロンドン
ショーガールのジュリア パケット(グリア・ガーソン)が自殺すると言っていると、友人ルイーズ(ヴェーダ・アン・ボルグ)から知らされたベンジャミン・ホーキンス(レジナルド・オーウェン)は、ジュリアのアパートに向かう。
ジュリアは、自殺すると見せかけてベンジャミンを驚かせ、借金を代わりに払ってもらいご機嫌になる。
夫ウィリアム・シルヴェスター・パケット(ウォルター・ピジョン)から手紙を受け取ったジュリアは、娘のスーザン(エリザベス・テイラー)の結婚式の招待状だと知り驚く。
まともな洋服もないジュリアは戸惑うが、ベンジャミンとルイーズに励まされてフランスに向かうことになる。
第一次大戦後に、裕福なウィリアムと知り合い結婚したジュリアは、彼の母親(ルシール・ワトソン)にそれを承認してもらえずに14カ月で別居し、離婚はしていなかった。
ジュリアはスーザンを巡業に連れて行くわけにはいかず、裕福なウィリアムに娘のことを任せたのだった。
ジュリアからの電報を受け取ったウィリアムは、母親が、ジュリアが式に出席することに反対するため、パリで彼女に会うことにする。
フランスへの船旅に出たジュリアは、逞しい曲芸師のフレッド・ゲノッチオ(シーザー・ロメロ)の母親(メアリー・ボーランド)が気分が悪くなったことを知り、その面倒を見る。
ジュリアは、自分に惹かれるフレッドから一座のショーに誘われるが、ウィリアムとの約束があったためにそれを断る。
パリ
ジュリアを待っていたウィリアムは、彼女がオペラ観賞で来れないという伝言を受け取り、ジュリアがいるはずの劇場に向かう。
そこではオペラではなく曲芸師一座のショーが行われ、ウィリアムは、舞台にジュリアが登場したために驚いてしまう・・・。


解説 評価 感想

1937年に発表された、マーガレット・シャープの小説”The Nutmeg Tree”を基に製作された作品。

サイレント時代から活躍するジャック・コンウェイが監督し、主演はグリア・ガーソンウォルター・ピジョンピーター・ローフォードエリザベス・テイラーシーザー・ロメロなどが共演した作品。

奔放なショーガールと別居中の夫との恋の行方を描くロマンチックコメディ。

夫婦役として名コンビでもある、グリア・ガーソンウォルター・ピジョンが共演した9作のうちの5作目。

エリザベス・テイラーが、撮影中に初めてキスシーンを演じた作品でもあり、その相手ピーター・ローフォードに彼女が恋してしまった問題が話題になった。

主演のグリア・ガーソンは、自由に生きるショーガールを魅力的に演じ、ウォルター・ピジョンが、別居中の裕福な彼女の夫をいい雰囲気で演じている。

ウィリアム(ウォルター・ピジョン)に雇われる画家のピーター・ローフォード、彼と惹かれ合うようになる主人公の娘エリザベス・テイラー、主人公に惹かれる曲芸師のシーザー・ロメロ、その母親メアリー・ボーランド、ウィリアムの母親ルシール・ワトソン、ウィリアムの友人である大佐のナイジェル・ブルース、主人公の友人レジナルド・オーウェンヴェーダ・アン・ボルグ、スーザン(エリザベス・テイラー)の将来の義父ヘンリー・スティーヴンソン、牧師のオーブリー・マザー、ウィリアムの執事イアン・ウルフ、同じく使用人のフィリス・モリス、ウィリアムに伝言を届けるフリッツ・フェルド、主人公に借金を請求するハリー・アレン、ウィリアムの別荘の管理人エドマンド・ブレオンなどが共演している。


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