ジェイソンに説得されたウェンディは、不安を感じながら仕方なく中に向かう。
2年前に卒業していたフランクリン”フランキー”チェックス(サム・イーストン)は、アシュレーとアシュリンに付きまとう。
順番を待っていたウェンディは前列に乗ることを拒み、コインで決めたケヴィンが彼女と後席に座ることになる。
フランキーが割り込んできたため、ウェンディは更に後ろの席に座ろうとしてケヴィンと後部に向かう。
ローラーコースターはスタートして最上部から下り加速を始めるが、油圧パイプからオイルが漏れ、レールが破損していたため事故が起き、何人もが死亡する。
ループで宙づりになり、ウェンディとケヴィン以外は落下してしまう。
二人はローラーコースターをゆすって何とか動かすが、ケヴィンは突き出たシャフトにより胴体が真っ二つになる。
絶叫するウェンディは、脱線したローラーコースターと共に落下する・・・。
それを予知したウェンディはスタートを止めさせ、脱線すると叫びながら、オイル漏れとレールの破損を指摘して泣き叫ぶ。
責任者に事故が起きることを伝えるウェンディを非難するルイスに言い寄ったケヴィンは、彼と揉み合う。
アシュレーとアシュリンそしてフランキーも降りるが、ジェイソンとキャリーらを乗せたローラーコースターはスタートする。
降りようとしたジェイソンは諦め、尚もレールが壊れていると叫び続けるウェンディは、責任者に外に連れ出される。
その直後、ローラーコースターはウェンディが予知した通り落下し、ジェイソンらは死亡する。
事故以来、心を閉ざしているウェンディをケヴィンは励ますものの、彼女の心の傷は癒えなかった。
アシュレーとアシュリンは、そんなウェンディに気分転換をさせようとして、彼女を日焼けサロンに誘う。
何も答えないウェンディに、アシュレーは電話番号のメモを渡す。
ウェンディを放っておけないケヴィンは、ネットで調べたある事件のことを話す。
それは、6年前にあった高校生の修学旅行の事件で、パリ行き”180便”が爆発することを一人の生徒が予告し、自分達のようにそれに7人が搭乗しなかった。
180便は離陸後に爆破炎上し、搭乗しなかった7人が席順通り次々と変死したという話をケヴィンから聞いたウェンディは、それを無視してその場を去る。
帰宅したウェンディは、祖母から貰った幸運のブレスレットを勝手に持ち出したことでジュリーに非難される。
ウェンディは、ジェイソンを止めるべきだったと、後悔している苦しい胸の内を話せるのはジュリーだけだと彼女に伝える。
ジュリーはウェンディの気持ちを理解し、ブレスレットを貸すことを伝え、その代わりにデジカメを使わせてほしいと言って頼む。
充電しておくと言うウェンディは、記録された写真をチェックする。
日焼けサロンに着いたアシュレーとアシュリンは、店長が電話で忙しいために、自分達でやると言って部屋に向かおうとする。
二人は閉店の張り紙をして店を閉めてしまう。
不吉な予感がするウェンディは、パソコンに取り込んだデビルと写るジェイソンの写真を見て、それにヒントがあることに気づく。
飲物持ち込み禁止を無視するアシュレーは、ドリンクのカップを電圧器の上の棚に置いてしまう。
iPodを忘れたたため棚の上のCDを捜したアシュレーは、棚板の留め金が外れかかっていることに気づかないまま、アシュリンと共にそれぞれの日焼けマシンに入る。
外で電話をしていた店長は、ドア止めの代わりにクリームのチューブを使うが、ふたが外れて中身が出てしまい、ドアは内部からロックされる。
カップの結露で滴った水分が電圧器に落ちてシュートし、マシンの温度が上昇する。
アシュレーとアシュリンの写真をチェックしたウェンディは、二人の危険を察知して、昼間アシュレーから受け取ったメモの番号に電話をかける。
ポールハンガーが倒れてCDの棚板に当たり、それが外れてマシンの上に落ち開かなくなってしまう。
電話に出ないアシュレーに、ウェンディは伝言を残す。
内部の叫び声に気づいた店長だったがドアが開かず、入り口からも店内に入れない。
アシュレーとアシュリンは、発火したマシンの中で焼死する。
二人の葬儀が行われ、イアン・マッキンレー(クリス・レムシュ)は、牧師(R・デイビッド・スティーブンス)の言葉を遮り持論を語り、ケヴィンやルイスらに連れて行かれる。
アシュレーとアシュリンが死んだのは自分のせいだと言うフランキーは、ウェンディに思わずキスしようとするが、それを拒まれる。
今回の件を気にするケヴィンは、ジェイソンの墓前にいたウェンディに電話で呼ばれる。
事件以来、恐怖が消えないと言うウェンディは、今感じている新たな恐怖は、あの時とは違い誰かに付きまとわれているようだとケヴィンに話す。
その恐ろしさを語るウェンディは、突然、吹きだした風と周辺の異変に驚く。
リンカーンの暗殺や911を予告するような写真をケヴィンに見せたウェンディは、事件の夜に撮ったジェイソンやアシュレーとアシュリンの写真でも同じことが言えると伝える。
ローラーコースターから降りた者の写真をケヴィンに見せたウェンディは、めまいがしてそれを地面に落としてしまう。
空腹だと言うウェンディを連れてその場を離れたケヴィンは、席順に事件が起きるなら次はフランキーだと話す。
アシュレーとアシュリンの写真を見て何かを感じて電話をしたものの、遅かったとウェンディはケヴィンに伝える。
ファーストフード店のドライブスルーで車を止めた二人は、フランキーの写真を見ながら様々なことを考える。
注文モニターやラジオの故障、接近し過ぎる駐車するトラックなど異変を感じた二人は、無人で坂道を下り迫るトラックを確認する。
二人は、ドアが開けられないためフロントガラスを蹴破って外に出る。
トラックの激突の勢いでケヴィンにお車のエンジンは、前の車の運転手の頭部に直撃する。
死亡した前の車の男性がフランキーだと知ったウェンディとケヴィンは驚く。
町を出ると言う動揺するウェンディに、事実を究明しなければ恐怖は去らないと伝えたケヴィンは、彼女と共に今後のことについてを考える。
事故の夜、フランキーの後ろに座っていたのはルイスで、次がイアンと恋人のエリン・ウルマー(アレックズ・ジョンソン)だったが、それ以外は写真では確認できなかった。
キャリーの写真を見たケヴィンは、卒業したらプロポーズする気だったと話すが、ベッキーから彼とは別れると聞いていたウェンディは複雑な思いだった。
フランキーの写真を確認したウェンディは、頭の後ろの扇風機に気づき、それがヒントになると言ってルイスの写真をチェックする。
ルイスが所属するフットボール・チーム名である”スルターン”の人形が写っていたことで、それが彼の死に関係するとウェンディとケヴィンは考える。
自分の写真を見たくないかを聞かれたケヴィンはそれを拒み、死に方を知ってしまったら冷静ではいられないと答える。
その場を去ろうとするケヴィンが、死に方に少し興味を示したため、ウェンディは何も言わずに彼に帰ってもらう。
翌日、ジムでトレーニング中のルイスの元に向かったウェンディとケヴィンは、写真を参考にしながら彼に警告するものの、それを聞き入れてもらえない。
しかしルイスは、トレーニング・マシンのウエイトに頭部を潰されて、ウェンディとケヴィンの目の前で死亡する。
自分を責めるウェンディを励ますケヴィンは車の運転を頼まれ、死に方が車での事故死でないことを彼女に確認する。
ホームセンターで働くイアンとエリンに危険を知らせるウェンディとケヴィンだったが、二人は話を信じない。
落下物に気づいたウェンディはイアンを助けるが、転んだエリンは、ネイルガンから発射された釘を後頭部から受けて死亡する。
警察で事情聴取を受けたウェンディとケヴィンは、10時間もその場にいたため、他の者が死んだかもしれないと考え、次は自分達だと思う。
先に死ぬはずのイアンを助けたためエリンが犠牲になったのだが、その例から考えると次はケヴィンで、その後がウェンディだった。
父親が迎えに来たことに気づいたケヴィンは、他にローラーコースターを降りた者がいないかを調べるとウェンディに伝えて別れる。
恋人エリンを殺したのはウェンディだと考えて恨むイアンは、彼女を監視する。
ジュリーは、ウェンディが眠っていたため、幸運のブレスレットを持ち出してしまう。
目覚めたウェンディは、パソコン画面にブレスレットをした女性の腕が写っているのに気づく。
ブレスレットがなくなっていたため、ウェンディは、外出したジュリーに電話をかけるもののメッセージしか残せなかった。
ケヴィンに電話をしたウェンディは、ジュリーがローラーコースターに乗っていたかを尋ね、イアンの後ろの席の子が彼女と同じブレスレットをしていたことを伝える。
そうだとしたら友達もいたはずであるため、ウェンディは、市のイベントの300年祭にジュリーが向かったことをケヴィンに伝える。
その場の警備をしていたケヴィンは、その時期になったら写真を見ると言っていたことをウェンディに伝えて、それを確認させる。
自分の写真に問題はないと思ったウェンディは、”マッキンレー”高校のTシャツを着ていたことに気づき、ケヴィンはカメラのフラッシュを浴びてるだけだった。
その場で花火のショーがあることを知ったケヴィンは、それが顔に直撃するのかと気にする。
300年祭の会場に急行したウェンディは、その場でケヴィンを捜す。
ケヴィンに話しかけられたジュリーは、危険を知らせる彼の話を聞こうとしない。
花火ショーは始り、悪戯の爆竹で驚き興奮した馬が暴走する。
馬が向かってきたために、ケヴィンがジュリーを助けようとする。
転倒したジュリーは、馬が引きずっていた木の杭に引っかかり引きずられて首を絞められる。
警官が馬の暴走を止めるが、馬はジュリーを引きずって再び走り出す。
ケヴィンがサーベルを手にして何とかロープを切り、小麦脱穀機に激突しそうになったジュリーを助ける。
ジュリーに駆け寄ったウェンディは、ローラーコースターに一緒に乗っていたのが誰かを聞く。
暴れる馬に吹き飛ばされた旗のポールは、ローラーコースターでジュリーの隣に座っいたペリー・マリノフスキー(マギー・マ)の背中に突き刺さる。
次がケヴィンだと考えたウェンディは、ボンベのガス漏れで爆発した炎を浴びそうになった彼を助ける。
そこにイアンが現れ、ウェンディは、彼に殺されるとケヴィンに伝える。
ウェンディは、写真に写っていた自分の着ていたTシャツに、イアンの名前”マッキンレー”が入っていたてめだとケヴィンに話す。
エリンの死をウェンディのせいにするイアンは、自分は死なないと伝える。
事故で水平に飛んできた花火も避けたため、イアンは死ぬのはウェンディだと言って叫ぶが、クレーンのアームが折れて落下し押し潰される。
5か月後。
地下鉄に乗っていたウェンディは、何かを感じて恐ろしくなり、車両ナンバーの”180”を気にする。
次の駅で降りようとしたウェンディだったが、訪ねてくる予定だったジュリーに出くわしたために席に着く。
事件の夜と同じような感じがすると言うウェンディに、死の筋書きを妨害したので、その件は終わったとジュリーは話す。
気分が晴れたウェンディは、ジュリーにルームメイトを紹介しようとするが、その場にケヴィンがいたために驚く。
ウェンディに声をかけられたケヴィンは、会いに行く予定だったと彼女に伝える。
次の瞬間、脱線した車両は大破し、ジュリーやケヴィンは死亡する。
脚を怪我するものの助かったウェンディは、走行してきた車両に轢かれる・・・。
再び脱線事故を予知してしまったウェンディは、それをケヴィンに伝えようとする。
迫る死を察知したケヴィンは、緊急ブレーキが作動しないことに気づき、ウェンディは恐怖に怯える。