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”エクソシスト”シリーズ第4作。 第1作「エクソシスト」（1973）で悪魔祓いを行うメリン神父の若き日の悪霊との戦いを描く、監督レニー・ハーリン、主演ステラン・スカルスガルド、イザベラ・スコルプコ、ジェームズ・ダーシー他共演のホラー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督：レニー・ハーリン
製作：ジェームズ・Ｇ・ロビンソン
製作総指揮
ガイ・マケルウェイン
デヴィッド・Ｃ・ロビンソン
原作：ウィリアム・ピーター・ブラッティ（キャラクター）
原案
ケイレブ・カー
ウィリアム・ウィッシャー
脚本：アレクシ・ホーリー
撮影：ヴィットリオ・ストラーロ
編集
マーク・ゴールドブラット
トッド・E・ミラー
音楽：トレヴァー・ラビン
出演
ランカスター・メリン神父：ステラン・スカルスガルド
サラ・ノヴァック医師：イザベラ・スコルプコ
フランシス神父：ジェームズ・ダーシー
ジョセフ：レミー・スウィーニー
グランヴィル少佐：ジュリアン・ワダム
チューマ：アンドリュー・フレンチ
曹長：ラルフ・ブラウン
セメリエ：ベン・クロス
ジオネッティ神父：デヴィッド・ブラッドリー
ジェフリーズ：アラン・フォード
ケッセル中尉：アントニー・カメルリング
エメクウィ：エディ・オセイ
ジョモ：イスラエル・アデュラモ
ベッション：パトリック・オケイン
ジェームズ：ジェームズ・ベラミー
パズズ：ルパート・ドガ（クレジットなし）
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2004年製作 114分
公開
北米：2004年8月20日
日本：2004年10月16日
製作費 $80,000,000
北米興行収入 $41,821,990
世界 $78,110,020
■ ストーリー ■
ビザンチン帝国時代。
傷ついた司祭が、戦場を一人さ迷う。
司祭は、瀕死の司祭が手にしていた、パズズの頭部を見つける。
司祭の周辺には、無数のビザンチン兵士が逆さまに磔にされていた。
1949年、エジプト、カイロ。
元神父である考古学者のランカスター・メリン（ステラン・スカルスガルド）は、第二次大戦中の悲惨な体験を忘れられずに苦しんでいた。
メリンは、現れた古美術収集家の代理人セメリエ（ベン・クロス）から、イギリス領ケニアのトゥルカナ地方のデラーティ渓谷で行われているイギリスの発掘調査で、キリスト教がアフリカに伝わる以前の5世紀頃に建てられた、ビザンチン時代のキリスト教教会が発掘されたことを知らされる。
それはあり得ないと言うメリンは、調査に加わり遺物を持ち帰ることを依頼され、報酬と神話に出てくる悪魔のレプリカを渡される。
ケニア、ナイロビ、イギリス陸軍本部。
セメリエの依頼を受けることにしたメリンは、軍の指揮官グランヴィル少佐（ジュリアン・ワダム）に会い、調査に加わるフランシス神父（ジェームズ・ダーシー）を紹介される。
メリンは、フランシスと通訳兼ガイドのチューマ（アンドリュー・フレンチ）と共に現地に向かい、イギリス人の発掘主任である風変わりな男ジェフリーズ（アラン・フォード）と、現地に同行するサラ・ノヴァック医師（イザベラ・スコルプコ）に会う。
発見された教会には悪霊がいて、誰も入りたがらないということを知ったメリンは、発掘現場へと向かう。
早速、教会を調べたメリンは、築1500年が経過しているにも拘らず、まったく風化していないことに驚く。
メリンは、昼間にハイエナがいることや、作業員が痙攣する姿を気にしながら、教会の内部に入ろうとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
参考：
・「エクソシスト」（1973）
・「エクソシスト2」（1977）
・「エクソシスト3」（1990）
・「エクソシスト ビギニング」（2004）
・「ドミニオン」（2005）
・「エクソシスト 信じる者」（2023）
”エクソシスト”シリーズ第4作であり、第1作「エクソシスト」（1973）の前日譚。
レニー・ハーリンが監督し、主演はステラン・スカルスガルド、イザベラ・スコルプコ、ジェームズ・ダーシーなどが共演した作品。
第1作で悪魔祓いを行うランカスター・メリン神父の若き日の悪霊との戦いを描くホラー。
監督ジョン・フランケンハイマー、メリン神父役はリーアム・ニーソンの予定で企画されるものの、両者の降板によりポール・シュレイダーが監督して完成した作品を、恐怖や残虐性の不足を理由に製作者側が再編集を決定したが、最終的にはレニー・ハーリンが採用され、再演出したという経緯がある。
そんな製作時の苦労があったものの、本作は批評家から酷評されて、8000万ドルの製作費も回収できず、翌年、ポール・シュレイダーによる「ドミニオン」が公開された。
主演のステラン・スカルスガルドは、戦中の体験に苦しみながら、悪霊に立ち向かうメリン神父を好演している。
イギリス発掘隊に加わる医師イザベラ・スコルプコ、同じく同行する神父ジェームズ・ダーシー、発掘現場のホテルの経営者エディ・オセイ、その息子で悪霊にとり憑かれたと思われる少年レミー・スウィーニー、その兄で、ハイエナに襲われて死亡するジェームズ・ベラミー、イギリス陸軍の指揮官である少佐ジュリアン・ワダム、通訳兼ガイドのアンドリュー・フレンチ、古美術収集家の代理ベン・クロス、曹長のラルフ・ブラウン、中尉のアントニー・カメルリング、精神病院の院長である神父デヴィッド・ブラッドリー、イギリス人の発掘主任アラン・フォード、現地の部族長イスラエル・アデュラモ、主任考古学者のパトリック・オケイン、パズズの声ルパート・ドガなどが共演している。
