新世紀を迎え世界支配を企むサタンに立ち向かう元刑事の戦いを描く、監督、撮影ピーター・ハイアムズ、主演アーノルド・シュワルツェネッガー、ガブリエル・バーン、ロッド・スタイガー他共演のアクション・ホラー大作。 |
・アーノルド・シュワルツェネッガー / Arnold Schwarzenegger 作品一覧
■ スタッフ キャスト ■
監督:ピーター・ハイアムズ
製作総指揮
マーク・エイブラハム
トーマス・ブリス
製作
アーミアン・バーンスタイン
ビル・ボーデン
脚本:アンドリュー・W・マーロウ
撮影:ピーター・ハイアムズ
編集
スティーヴン・ケンパー
ジェフ・ガルロ
音楽:ジョン・デブニー
出演
ジェリコ・ケイン:アーノルド・シュワルツェネッガー
サタン/銀行家:ガブリエル・バーン
クリスティーン・ヨーク:ロビン・タネイ
ボビー・シカゴ:ケヴィン・ポラック
マージ・フランシス:CCH・パウンダー
エイベル医師:ウド・キア
アルビーノ:ヴィクター・ヴェルナド
マベル:ミリアム・マーゴリーズ
コヴァック神父:ロッド・スタイガー
トマス・アキナス:デリック・オコナー
ローマ教皇:マーク・マルゴリス
アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピク チャーズ
1999年製作 122分
公開
北米:1999年11月24日
日本:1999年12月25日
製作費 $83,000,000
北米興行収入 $66,862,068
世界 $209,300,000
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
1979年、ローマ、バチカン。
サタンの子を宿す娘が生まれるというお告げの報告を受けた教皇(マーク・マルゴリス)は、殺さずに守るようトマス・アキナス(デリック・オコナー)に指示を出す。
6時間後、ニューヨーク。
生まれた女の子は、看護師マベル(ミリアム・マーゴリーズ)の手で、外科医エイベル(ウド・キア)の元に連れて行かれ、彼によって儀式が執り行われ母親の元に戻る。
1999年12月28日火曜日。
突然、地下で爆発が起き、その直後、ある”男”(ガブリエル・バーン)に何かが乗り移る。
12月29日水曜日。
警備会社で働く元刑事ジェリコ・ケイン(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、同僚のボビー・シカ(ケヴィン・ポラック)らと共に、銀行家(ガブリエル・バーン)の護衛を依頼される。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
サタンの子を宿す娘が産まれ、それが実行される世紀末が近づく。
警備会社で働く元刑事ジェリコ・ケインは、ある銀行家の護衛で、狙撃犯を追跡して捕らえ、彼から”千年が終わり、サタンが解き放たれる”と言われる。
舌が切り落とされていた、元神父の犯人を調査したジェリコは、手がかりを元にして、クリスティーンという女性にたどり着く。
クリスティーンは、サタンの命令で動く、医師と義母に守られて成長していた選ばれし女性だった。
ジェリコは、同僚のボビーと共にクリスティーンの元に向かうが、彼女を抹殺しようとする修道会とサタンから命を狙われる。
そしてジェリコは、神父であった狙撃犯が所属していた教会の神父コヴァックから、サタンの子を産む女がクリスティーンで、2人が交われば”エンド・オブ・デイズ/滅亡の日”を迎えるという予言を知らされる・・・。
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世紀末世界終焉説などが世の中に吹き荒れた、正にその時期の1999年末に公開された、トップ・スターのアーノルド・シュワルツェネッガーとピーター・ハイアムズのコンビなども大いに話題になった作品。
派手なアクションの他、ピーター・ハイアムズらしい、サスペンスの要素を取り入れた仕上がりになっている。
北米興行収入は約6700万ドルに留まるが、全世界では2億ドルを超すヒットとなった。
一般社会の中では頑強に見える男が、圧倒的なパワーのサタンの前ではほとんど無力であるものの、どうしてそれに対抗できたのか・・・。
妻子を殺されて自虐的になり、信仰も持たない男が、ついに神にすがり、サタンに立ち向かう力を得てそれを倒すという、重々しい展開で描こうとする意図は理解できるが、その内容がシュワルツェネッガーには合わない雰囲気があり、空振りに終わっているようにも思える。
シュワルツェネッガー、ピーター・ハイアムズ、そして、サタンを演じ熱演はするものの、共演のガブリエル・バーンもラジー賞にノミネートされてしまった。
サタンの子を宿すことになる運命の女性ロビン・タネイ、主人公の同僚ケヴィン・ポラック、サタンの手先だった刑事CCH・パウンダー、同じく医師のウド・キア、看護師のミリアム・マーゴリーズ、神父ロッド・スタイガー、サタンのメッセンジャー、ヴィクター・ヴェルナド、狙撃犯の元神父デリック・オコナー、ローマ教皇のマーク・マルゴリスなどが共演している。