会合の内容について尋ねたリビーは”殺人クラブ”だと言われ、犯罪の謎に興味を持つ者達の集まりだということを知る。
リビーの家族の事件は人気があり、犯人の兄ベンは28年も刑務所に入っていることなどを話すライルに、ベンの無罪はあり得ないとリビーは伝える。
会合に来てくれれば500ドル出すと言われたリビーは、1000ドルを要求する。
リビーは、700ドルでいろいろ質問させてほしいいうライルに、会合に行くことを約束する。
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1985年、キナキー。
農場を経営するパティ・デイ(クリスティーナ・ヘンドリックス)は、酒癖の悪い夫ラナー(ショーン・ブリジャース)と別れ、長男のベン(タイ・シェリダン)、長女ミシェル、次女デビー、三女リビーを育てるために苦しい生活を送っていた。
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”殺人クラブ”の会合場所に向かったリビーはライルに迎えられ、事件を再現する者達の異様な雰囲気に耐えられなくなり帰ろうとする。
ライルに説得されて上の階に向かったリビーは、ミズーリやカンザスで、自分にかけた保険金が必要な人達に手を貸して自殺を手伝う男”負債者の天使”を、探偵達が見つけたことを知らされる。
皆に紹介されたリビーは、事件の話をされ、現場から逃げたリビーが、アリバイのない兄ベンが家族を殺すのを見たと証言したと言われる。
幼さない少女の証言や物証も欠落しているにも拘わらず、悪魔崇拝者だという理由で、ベンは有罪となったのだった。
パティに金を渡してもらえなかった夫ラナーの犯行と考えた者もいたが、リビーは、幼かった自分には分からないと話す。
事件後のクリシーの母親の反応などを訊かれたリビーは、知らないと答える。
トレイのことも訊かれたリビーは苛立つが、ベンの逮捕は司法の最大の過ちだと言われる。
ベンを釈放させるために新たな証拠を提出したいと言うライルは、証言を撤回できるとリビーに伝える。
話が理解できないリビーは、経費の節減で10年以上前の証拠は廃棄されるるため、ベンに残された時間はあと3週間だと知らされる。
釈放のための活動家ではないことを確認したリビーは、ライルらから、ベンは無罪であり、上訴もしてないし希望も失っていると言われる。
馬鹿げていると言って去ろうとするリビーは、参加者の一人から、昔からウソつきだったと非難される。
真相も知らないくせにと言い残したリビーは、その場を去る。
家族が襲われて外に逃げ、足を怪我しながら隠れた事件の夢を見て目覚めたリビーは、”神の不在”と書かれた壁の文字のことなどを想い出す。
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先住民のトレイ・ティーパノ(シャノン・クック)と付き合っていたベンは、彼の影響を受けて悪魔崇拝者になり、妹のミシェルは、それを気味悪く思いパティに伝えようとする。
訪ねて来た住宅局のジョセフから、農場の収益が悪いという理由で土地家屋を差し押さえられることを知らされたパティは、来年には改善すると伝えるものの、聞き入れてもらえない。
家畜や機械を売ることを考えるパティは無理だと言われ、銀行から借りるとジョセフに伝える。
銀行も倒産寸前で、とにかく金でしか解決できないことだと知ったパティは、借りるか盗むしかないと言われる。
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ベンが殺したと証言した時のことを想い出しながら、ライルと会ったリビーは、事件を調べたら金をもらえるか尋ねる。
犯人はベンだと思っているが現金が必要だと言うリビーは、3週間クラブに協力することを伝える。
金のためだったのかと言われたリビーは気分を害するが、ライルから、犯人ではないが、ラナーを捜し出すことを頼まれる。
誰が犯人なのかライルに尋ねたリビーは、ベンは釈放を求めてもいないと伝えて、兄ではな者から会っていくと言って金の話をする。
300ドルを受け取ったリビーは、あと500ドルで目の前の修理工場から車を出したいと伝える。
500ドルを渡したライルは、ベンに会って欲しいとリビーに伝え、かのじょから、自分達の間違えを証明すると言われる。
刑務所に着いたリビーは、事件の夜、母パティの部屋のドアの前にいたベンが、ショットガンで母を脅していたと証言したことを想い出す。
ベンが”悪魔が好きにしていいと言ってくれた”と法廷で証言したことを考えながら、ベン(コリー・ストール)と面会したリビーは、冤罪だと思ってるファンが何人もいると伝える。
長年、自分のことを考え噂を聞いた時もあったと言われたリビーは、ベンが刑務所内で高校の卒業資格を取り、大学の英文科も卒業することを知る。
今はシェイクスピアを読んでると言われたリビーは、きれいになり、目は母親や皆と同じ青だと話すベンに、皆とは誰かを問う。
ラナーは行方不明で伯母のダイアンは死んだことを知らせたリビーは、もっと面倒を見るべきだったと言うベンに、なぜ優しくするのか尋ねる。
恨んでいる者もいるが自分は違うと言われたリビーは、想像とは違ったとベンに伝える。
ここは囚人の面会所で普通の部屋でも会えたと言うベンは、リビーがこの場を選んだと考える。
手の傷を見せて”イエロー”と伝えたベンは、乗るのを拒んだ馬だと言って、噛まれたのではなく、飛ばされて手が柵のクギに刺さったと話す。
ラナーのことを尋ねたリビーは、バート・ノーランのグループホームから、釈放のための調査をするために500ドル送れという手紙がきたとと言われる。
”・・olly”という腕のタトゥーのことを訊かれたベンは、結婚する気だった昔の恋人だと応える。
恋人はいるのかとリビーに尋ねたベンは、質問を迷惑に思われる。
何年もして妹が来てくれたが、もう寂しくないと言うベンは、つまらない馬の話ができただけで十分だと伝える。
自分の馬のことを覚えていないリビーに、金が必要だった母が売ったと話すベンは、何でも聞いてくれと伝えて、犯人なのかと訊かれる。
それを否定したベンは、自分は誰にも注目されない陰気な子供で、法廷では責められたが、家族は殺していないと伝える。
上訴しなかった理由を訊いたリビーは、ウソばかりつくと伝えてその場を去る。
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ベンは、同じ悪魔崇拝者で年上のディオンドラ・ワーツナー(クロエ・グレース・モレッツ)と愛し合っていた。
ディオンドラは、クリシーら女の子にイタズラしていることが噂になっていることをベンに伝える。
何の話か理解できないベンはディオンドラに愛を伝えて、彼女と共にお腹の子のことを考える。
世話になっている姉ダイアンに、農場が差し押さえられたことを伝えたパティは、両親の農場ではあるが、手放すのも一つの方法だと言われる。
ダイアンは、姿が見えないベンとパティの関係を気にする。
生まれてくる子供のことをベンと話すディオンドラは、嫌っているミシェルが気づき誰かに話したら父に殺されので、口止めするようにとベンに伝える。
町を出ることを考えるディオンドラは、そのための金を父ラナーに工面してもらうようベンに伝えるものの、彼は父が何をしているかを明確には答えられない。
その場に来ていたドラッグ・ディーラーのトレイの前で、ディオンドラは、ラナーからお金をもらうようベンに指示する。
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当時の悪魔崇拝は犯罪的ではなかったとリビーに話すライルは、事件の調査記録に目を通すよう彼女に伝える。
釈放を望んでいないベンのために、そんなことをする気になれないリビーは、兄の当時の恋人の話をして、犯人は誰だと思っているのかをライルに尋ねる。
暴行罪で服役したことがあるクリシーの父親ルー・ケイツ(リチャード・ガン)だと言うライルは、クリシーを覚えていないリビーに、とにかく事件をもう一度見直してほしいと伝えて資料を渡す。
アパートに戻り資料に目を通したリビーは、まじめではにかみ屋のベンが人など殺せるわけがなく、少女へのイタズラは殺人とは無関係だが、陪審員には影響したと考える。
クリシーらがベンを訴えていないことを疑問に思ったリビーは、クラブが見つけたクリシーの母親に電話をかけてみる。
友人を装いクリシーの母親と話したリビーは、クリシーがストリップ・バーにいることを知る。
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警察に呼ばれたパティはダイアンに付き添ってもらい、警官から、ベンが4人の女の子にイタズラして、農場で悪魔崇拝の儀式に参加させたことを知らされる。
連れて行く車はないし子供以外の目撃者がいるのかと尋ねたパティとダイアンは、警官から、虐待は家庭から始まるため、ベンが妹達にも同じことをしていないか確かめたいと言われる。
ダイアンと共にケイツ家を訪ねたパティは、カウンセリングを受けているクリシー・ケイツ(アディ・ミラー)に話しかける。
クリシーは取り乱し、母親に侮辱され非難されたパティは帰ろうとするが、ルーからはベンを隠すなと言われたため、捜していると答える。
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リビーと共にストリップ・バーに向かったライルは、クリシー・ケイツ(ドレア・ド・マッテオ)に会い、ベンのことを訊く。
ベンにされたことや悪魔崇拝、家族惨殺のことを話したクリシーは、ベンを殺そうとした父親とは連絡がとれないと伝えて、ライルから20ドル借りようとする。
黙って聞いていたリビーは、うそつきと思いながらもクリシーに金を渡し、返すと言われたので名前と住所をメモして立ち去る。
父ラナーの居場所を考えながら、ミシェルの日記帳を確認したリビーは、ミシェルがベンの恋人ディオンドラをけなしていることと、彼女のメモを見つける。
ベンに恋人がいたのは本当だったと知ったリビーは、高校のアルバムを調べてディオンドラを確認する。
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母親失格だと言って嘆くパティは、ダイアンに励まされるものの、家庭が原因でベンは行動を誤ったと考える。
いい息子なのに、自分が消えるしかないと言うパティは、子供は引き取ってほしいとダイアンに伝える。
帰宅したパティはラナーがいることに気づき、テキサスに行くと言う彼から金を要求される。
手持ちはなく、ベンが大変なことになり弁護士を雇うと言うパティに、宝石を渡せと迫るラナーは、彼女がしているルビーの十字架のペンダントを奪おうとする。
家に伝わる大事な十字架だと言うパティがそれを渡さないため、ラナーは、彼女の財布から現金を抜いてその場を去る。
自分を罵倒して家を出たラナーを警戒するパティは、ショットガンを構える。
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ラナーを捜したリビーは、有害廃棄物の捨て場にいることを知り、その場に向かう。
多くの人々がテントを張るなどして暮らす様子に驚きながら、廃墟となった工場内に入ったリビーは、その場にいた警戒するラナーに娘だと伝える。
事件の真相を尋ねたリビーは、悪魔に近づけば報いを受け、あの晩、ベンがトレイといたと言われる。
大金はどうなったと訊かれたリビーは、パティの生命保険金はどこだと言うラナーに、ベンの弁護士費用になったと伝える。
事件の当日、母と金のことで揉めたことをラナーに確認したリビーは、トレイは賭けの元締めだと言う父に、借金があったのか尋ねる。
タダでは教えないと言われたリビーは、ラナーが事件の夜のことを話さないためにその場を去ろうとする。
ディオンドラがあの夜に殺されたと言われたリビーは、悪魔崇拝者なら当然、妊婦や胎児を殺すだろうと話すラナーから真相を訊こうとする。
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ベンとディオンドラを伴いバーに現れたトレイから、賭けの負け分を要求されたラナーは、ベンがディオンドラのために金が要ると言われる。
トレイから、息子に金を払わなければ痛い目に遭わせると脅されたラナーは、ベンから、ディオンドラが自分の子を産むことを知らされる。
本当にベンの子なのか疑うラナーは、金持ちの娘が一緒にいること自体がおかしいと考えるのが普通だとベンに伝える。
その後、トレイとディオンドラと共に農場に向かいドラッグを吸ったベンは、生贄の儀式を始めて、斧を使い三人で牛を殺す。
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ベンに面会したリビーは、金のために動いていることを疑う彼から、無実だと言えば、自分の28年間が無駄になると言われる。
子供やトレイのことを訊かれたベンは、過去のウソは幼いための混乱だと思うので許すとリビーに伝える。
デイ家の人間が人を殺せるかと訊かれたリビーはもちろんだと答え、自分も暴力的になると言って、母親の子であっても邪悪になれると話す。
哀れな妹だとリビーに伝えたベンは、お前も牢獄にいると言い残してその場を去る。
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娘達と食事をしたパティは、ベンに触られたことがあるかを尋ね、兄を嫌うミシェルから、突き飛ばすか髪を引っ張るだけで、部屋も気味が悪いと言われる。
ベンの部屋を調べたパティは、悪魔崇拝に関するノートをチェックし、クリシーらの名前が書いてあることを確認する。
隠してあった幼児の洋服などを見つけたパティは動揺し、それを暖炉に放り込む。
住宅局のジョセフからの電話に出たパティは、現金は用意できないことを伝え、ベンのことを心配する彼から、問題は解決できると言われて励まされ、特別な手があることを知らされる。
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ライルからの電話を受けたリビーは、ディオンドラが1985年の10月から公式に行方不明になっていることを知らされる。
そこに、店ではリビーだと気づかなかったと言うクリシーが、金を返しに現れる。
ボランティアで美術のクラスの面倒を見ていたベンに夢中になり、子供同士だったが付き合い始めたことを、クリシーはリビーに話す。
年の差をわきまえたベンがキスしただけで別れたため、空想を含めたウソをクリシーが友達に話したことを、リビーは知らされる。
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カルヴァン・ディール(ジェフ・チェイス)という男に会ったパティは、農家だった自分も騙されて借金を負わされ農場を失ったと言われる。
あなたが勇敢なら家族を救う手助けができると言うディールは、用紙とペンをパティに渡す。
帰宅したパティは貯めてあった現金を棚に隠し、眠っている子供達を見つめる。
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ベンには自分が必要ではないとライルに伝えたリビーは、ベンが再審を求めてもおかしくないと言われる。
ディオンドラのことでベンがウソをついていると考えるリビーは、ライルから、犯行を見たという自分証言はウソだと言われ、その理由を問う。
当事者は自分なのに、事件にこだわるのはなぜなのかと訊かれたライルは、謎は面白いと答え、子供達が事件を大ごとにしたことも興味深いと伝える。
その理由を訊かれたライルは、サンバーナーディーノの山火事は自分が火をつけたと話し、リビーから、消防士にでもなって償えばよかったと言われる。
なぜウソの証言をしたのかと訊かれたリビーは、答えようとしない。
トレイ(J・ラローズ)に会ったリビーとライルは当時のことを尋ね、借金があったラナーは、まだ返していないと言われる。
あの夜のことは知らないと言うトレイは、悪魔崇拝のことを訊かれて改心したと答える。
リビーからディオンドラのことを訊かれたトレイは、甘やかされて育った問題ばかり起こしていた彼女が、25年以上前から行方不明だと知らされる。
別人の振りをするのが好きだったというディオンドラが”ポリー・パーム”という名前を語っていたことを知ったリビーは、ライルから、ベンの腕のタトゥーの名前は”ポリー”だったはずだと言われる。
ネットで検索したライルは、ポリー・パームがカーニー(ミズーリ州)にいることを突き止める。
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自分が女の子達にイタズラした噂が流れ、警察が捜していることを知ったベンは、不安に思うディオンドラから町を出ることを提案される。
母の現金があると言うベンは、それと荷物を持って逃げるべきだと言うディオンドラに、本当に自分の子なのかを尋ねる。
ディオンドラに殴られたベンは、彼女から心から愛していると言われる。
子供のために刑務所行きは避けなければならないと言われたベンは、父が子供を産ませた後に自分を殺すと考えるディオンドラに抱きしめられる。
カーニー。
ディオンドラ(アンドレア・ロス)を訪ねたリビーは、真相を知るために来たことを伝える。
事件の夜、家に金を取りに行ったベンが戻らないためにショックを受けたと言うディオンドラは、翌朝、殺人の話を聞いたことをリビーに話す。
父にメモを残して家を出たと言うディオンドラは、ベンは自分の名前を警察には話さなかったと伝える。
真相は兄だけが知ると考えるリビーは、ディオンドラから、愛してはいるが、社会になじめないベンは服役することが望ましいと言われる。
子供のことを訊いたリビーの前に、ディオンドラの娘が現れる。
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家に向かったベンは、ドラッグを飲んだディオンドラが入ってきたために部屋に連れて行く。
誰かが部屋に入ったことに気づいたベンは、プレゼントがあったことをディオンドラに知らせる。
音がしたために、ベンは、夢遊病のリビーが母の部屋に行ったとディオンドラに伝える。
現金があまりないことを確認したベンは、ミシェルがプレゼントを盗んだと言うディオンドラに、何か変だと伝えて部屋を調べる。
そこにミシェルが現れ、全て聞いたと言われたディオンドラは、彼女を捕まえてベッドの上で首を絞める。
ディオンドラを制止したベンは、話せばわかると言って落ち着かせる。
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娘のクリスタル(デニース・ウィリアムソン)に全部話したと言うディオンドラは、”親友”だとリビーに伝える。
本も読み家族の写真なども集めたと話すクリスタルから、自分にとっては叔母さんになると言われたリビーは動揺する。
洗面所を借りたリビーは、ライルからの電話で、全てが分かったと言われる。
”負債者の天使”を調べていたクラブのメンバーが破産者に扮した際、ディールという男から、死なせることを提案されたらしいと、ライルはリビーに伝える。
ディールが、以前から自殺を装い殺人を犯していたと話すライルは、パティが彼を雇ったことをリビーに知らせる。
迎えに来てほしいとライルに伝えたリビーは電話を切り、そこで、母の十字架を見つける。
クリスタルに洗面所を使いたいと言われたリビーは、その場から出て、外でライルを待とうとする。
ディオンドラから、共犯だと思われるので自分達のことは内緒にしてほしいと言われたリビーは、その理由を訊き、殺人現場にいたことを確認するが、クリスタルに殴られて気を失う。
デイ家に侵入したディーンは、パティが隠してあった金を確認して、彼女をナイフで突き刺す。
母の所に行くようにと言われたデビーは、ミシェルがディオンドラに襲われていることを伝えようとするが、ディーンにショットガンで撃たれる。
息があったパティは取り乱し、計画にはなかったと言うディーンに射殺される。
母とデビーが殺されていることに気づいたベンは動揺し、ディオンドラはミシェルを絞殺する。
ディオンドラを責めるベンは警察に通報しようとするが、黙らなかったミシェルが悪いと言うディオンドラから、リビーはどこにいると訊かれる。
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意識を取り戻したリビーは逃げようとするが、銃を見つけたクリスタルに発砲され、地下室の階段を転げ落ちる。
何とか外に出たリビーは、クリスタルに発砲されながらその場から逃げる。
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リビーが外に逃げたことを確認したベンは、ディオンドラから、保険金が入ればカリフォルニアの海岸で暮らせるので、リビーも殺すと言われる。
それを無視して外に出たベンは、リビーを捜す。
ディオンドラは、パティの十字架を奪う。
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リビーを捜すものの見つけられないディオンドラとクリスタルは、全て知られてしまうと言って焦る。
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隠れていたリビーを見つけたベンは、そこにいるようにと伝えて家に戻る。
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迎えに来てくれたライルから、ディオンドラとクリスタルは家にいなかったことを知らされたリビーは、安心するようにと言われる。
その後、警察がテキサスでディオンドラを逮捕し、カンザス一家惨殺事件に関与したためで、ミシェル・デイ殺害の容疑だったことが報道される。
ディオンドラが容疑を否認しているにも拘らず、事件で28年間服役中のベン・デイは釈放されることになり、クリスタルは逃走中だった。
その他、連続殺人犯のディールが、自殺を選んだ人に手を貸し50人以上を殺したことが判明し、”自殺許可”という書類にサインさせて、遺書を書かせていたことが分かる。
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ディールから用紙とペンを渡されたパティは、子供達に遺書を書く。
有益に死ぬことを選んだ自分を許してほしいことと、ダイアンがついていることを伝えたパティは、成長した姿が見られないのが心残りだが、自慢の子供達なので心配いらないと遺書を締めくくる。
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面会に来たリビーに、ディオンドラが”必ずリビーに見つかる”と言ってことを伝えたベンは、娘(クリスタル)に会ったか尋ねる。
娘のことを気にするベンに、屈折した性格だと思うと伝えたリビーは、娘は必ず自分で捜し出すと言われる。
クリスタルを訴える気はないと言うリビーは、正しいと判断していたことが間違っていたとベンに伝える。
それは自分のことだと言うリビーに、三人に言えることだと伝えたベンは、見たこともない娘のために28年間、口を閉ざしていたと話す。
その母親が妹のミシェルを殺したと言われたベンだったが、決めたことは守ったと伝える。
自分もそうだと伝えたリビーは、ベンから、少しは救われるような言葉を口にできないのかと言われる。
互いにウソをついたと言うリビーは、家族であることを確認するベンに、妹でも他人だと伝える。
自分達はお互いのことを知らないと言うリビーは、母やミシェル、デビーのことも、あの夜に消え去ったと伝え、腹が立つけど兄であることを認める。
近い存在であり、事件に振り回されるのは嫌だと言うリビーは、普通に暮らしたいとベンに伝える。
謝罪するベンは、リビーが理解してくれたことを確認して、互いに涙する。
イエローのことを話すリビーは、なぜ”イエロー”なのかベンに尋ね、母がそう決めことであり、もう理由は聞けないが、色々な逸話があると言われる。
その帰りに農場に寄ったリビーは、かつて自分達が遊んでいたブランコにいた少女から手を振られ、笑顔で応える。
母が死を呼び込んだ忌まわしい家だが、楽しい記憶もあると思うリビーは、ベンだけが許すことを学んだと考える。
有益な人生を送るようにとと母から言われたリビーは、普通の人生でいい、それが今やっと始まったと思いながらその場を去る。