生真面目な保険セールスマンが社運をかけて向かったコンベンションで巻き起こす騒動を描く、エド・ヘルムズ、ジョン・C・ライリー、アン・ヘッシュ、シガニー・ウィーバー他共演、監督ミゲル・アルテタによるヒューマン・コメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督:ミゲル・アルテタ
製作総指揮:エド・ヘルムズ
製作
ジム・バーク
アレクサンダー・ペイン
ジム・テイラー
脚本:フィル・ジョンストン
撮影:チューイ・チャベス
編集:エリック・キサック
音楽:クリストフ・ベック
出演
ティム・リッピ:エド・ヘルムズ
ディーン・ジーグラー:ジョン・C・ライリー
ジョーン・オストロウスキ=フォックス:アン・ヘッシュ
ロナルド・ウィルクス:イザイア・ウィットロックJr.
ビル・クログスタッド:スティーヴン・ルート
オーリン・ヘルゲソン:カートウッド・スミス
ブリー:アリア・ショウカット
メイシー・ヴァンダーヘイ:シガニー・ウィーバー
マイク・パイル:マイク・オマリー
ロジャー・レムケ:トーマス・レノン
ゲイリー:ロブ・コードリー
トレント:マイク・バービグリア
フライトアテンダント:トレイシー・マロニー
TSA係官:チャーリー・サンダース
演芸会MC:ライザ・プリドー
アメリカ 映画
配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
2011年製作 87分
公開
北米:2011年2月11日
日本:未公開
北米興行収入 $6,857,500
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ウィスコンシン州、ブラウン・ヴァレー。
”ブラウンスター保険”のセールスマン、ティム・リッピ(エド・ヘルムズ)は、親子ほど年の違う恩師である教師メイシー・ヴァンダーヘイ(シガニー・ウィーバー)と関係を持っていた。
そんなティムは、社長のビル・クログスタッド(スティーヴン・ルート)から、No.1セールスマンのロジャー・レムケ(トーマス・レノン)が事故死したことを知らされる。
ティムは、連続で賞を取っている、自社を売り込むためのプレゼンをコンベンションでするようビルに命ぜられる。
”ASMI”(アメリカ相互保険協会)の賞を取る使命を受けたティムは、シーダーラピッズに向かおうとする。
空港に駆けつけたビルは、ロジャーの客を横取りしようとしたディーン・ジーグラー(ジョン・C・ライリー)には近づかないことと、ロナルド・ウィルクス(イザイア・ウィットロックJr.)の傍にいるよう伝える。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
ウィスコンシン州、ブラウン・ヴァレー。
保険セールスマンとして真面目に働くティム・リッピは、同僚の事故死を知る。
ティムは、急遽、代役として”ASMI”(アメリカ相互保険協会)のコンベンションでプレゼンを行うことを社長ビルに命ぜられる。
町を出ることや飛行機まで初めてのティムは、緊張しながら会場入りする。
参加者で気のいいロナルドと対面したティムだったが、ビルから関わることを禁じられたディーンとも同室になってしまう。
ディーンの傲慢さに呆れながらも、仕方なく彼に付き合うディーンらは、支部長ヘルゲソンの挨拶で始まるコンベンション会場に向かう。
その後ティムは、参加者で魅力的なジョーンと親交を深める。
そんなティムは、奔放なディーンに付き合ったためトラブルを起こし、ヘルゲソンへの印象を悪くしてしまう・・・。
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大ヒット「ハングオーバー」(2009)シリーズで人気を得たエド・ヘルムズが、真面目が取り柄の保険セールスをはまり役で演じ、なかなかの豪華キャストも、それぞれが実に個性的に描かれている。
鬱陶しいキャラクターや下品な下ネタが多いのだが、クライマックスに向けてドラマは結構盛り上がり、爽快な感じの幕切れとなる。
是非関わりたくない迷惑男を演ずるジョン・C・ライリーが、気弱なエド・ヘルムズを圧倒するのだが、前者は終盤に向けて人情味を見せ、後者は場数を踏んで逞しくなる展開も面白い。
残念ながら拡大公開されることなく、日本では劇場未公開に終わってしまった。
やや謎めいた女で登場する、ドラマに一味加える参加者アン・ヘッシュ、温厚ではあるが頼りになる同じ参加者イザイア・ウィットロックJr.、代理店社長スティーヴン・ルート、支部長カートウッド・スミス、娼婦アリア・ショウカット、主人公と親子ほど年の差がある恋人シガニー・ウィーバー、代理店のマイク・オマリー、急死してしまうNo.1セールスマン、トーマス・レノン、あぶないパーティーのメンバーでロブ・コードリーなどが共演している。