クリスマス・デコレーション・コンテストに優賞しようとする家族が巻き起こす騒動を描く、監督レジナルド・ハドリン、製作、主演エディ・マーフィ、トレイシー・エリス・ロス、ジリアン・ベル、ケン・マリーノ、ニック・オファーマン、ロビン・セデ、クリス・レッド他共演のコメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督:レジナルド・ハドリン
製作
エディ・マーフィ
チャリシー・M・ヒューイット
カレン・ランダー
ブライアン・グレイザー
脚本:ケリー・ヤンガー
撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
編集
ケニー・G・クラウス
ジム・メイ
音楽:マーカス・ミラー
出演
クリス・カーヴァー:エディ・マーフィ
キャロル・カーヴァー:トレイシー・エリス・ロス
ペッパー:ジリアン・ベル
ブルース:ケン・マリーノ 隣人
ピップ:ニック・オファーマン
コーデリア:ロビン・セデ
サンタクロース:デヴィッド・アラン・グリア
ゲイリー:クリス・レッド
ジョシュ:D.C.ヤング・フライ リポーター
シェリー:アンジェラ・ジョンソン=レイエス 隣人
スコット:ロンバルド・ボヤー
ジョイ・カーヴァー:ジェネヤ・ウォルトン
ホリー・カーヴァー:マディソン・トーマス
ニック・カーヴァー:サデウス・J・ミクソン
エイダン:ハイデン・ピノ ブルースの息子
エマーソン:ティモシー・シモンズ MC
キット:ダニエル・ピノック MC
アメリカ 映画
配給 アマゾン・スタジオ
2023年製作 117分
公開
北米:2023年12月1日
日本:2023年12月1日
■ ストーリー ■
カリフォルニア州、エル・セグンド。
クリス・カーヴァー(エディ・マーフィ)は、毎年恒例のクリスマス・デコレーション・コンテスト”キャンディ・ケイン・レーン”で優勝することにすべてを懸けていた。
今年のデコレーションに満足するクリスは、ライバルである隣人のブルース(ケン・マリーノ)を牽制する。
そんなクリスは、妻キャロル(トレイシー・エリス・ロス)と出会ったUSC(南カリフォルニア大学)ではなく、ノートルダム大学に進学を希望する娘ジョイ(ジェネヤ・ウォルトン)に失望する。
会社に出勤したクリスは、クリスマスを前に解雇されてしまい、昇進の可能性があるというキャロルからの電話で、自分のことを話すことができなかった。
帰宅したクリスは、ジョイや息子のニック(サデウス・J・ミクソン)、末娘のホリー(マディソン・トーマス)のことを考えていたが、キャロルに解雇されたことを話す。
家族で過ごす最後のクリスマスだと言うクリスは、キャロルに励まされる。
翌日クリスは、キャンディ・ケイン・レーンをテレビ局”プリムズ・ケーブル”が取材に来ることを知り、ホリーと共にデコレーションの買い物に向かい、”クリングルズ”という店を見つける。
クリスは、対応した風変わりな店員ペッパー(ジリアン・ベル)に、大金の10万ドルが懸かっているデコレーション・コンテストに、今年は必ず勝たなくてはならないことを伝える。
クリスは、ペッパーに協力してしてもらい、様々なデコレーションを買いクレジットカードのレシートにサインする。
帰宅したクリスは、クリングルズで買った巨大なツリーをセットする。
夜になり、プリムズ・ケーブルが中継する中、各家の点灯式が始まり、クリスの家のツリーが作動して光輝き、その素晴らしさは皆を驚かせる。
翌朝、クリスは非通知の電話で起こされ、ツリーの飾りがなくなり、プールに白鳥がいることに気づく。
クリスは、ブルースが飾りを盗んだと思い非難し、隣人のシェリー(アンジェラ・ジョンソン=レイエス)と夫スコット(ロンバルド・ボヤー)のことも疑う。
ホリーとクリングルズに向かったクリスは、展示されていた人形ピップ(ニック・オファーマン)、コーデリア(ロビン・セデ)、ゲイリー(クリス・レッド)に話しかけられたために驚く。
元は人間だったと言う3人は、邪悪なエルフのペッパーの罠にはまり、こんな姿になってしまったことをクリスとホリーに話す。
クリスは、3日後のクリスマス・イヴの午後8時に時計台の金が鳴る前に、5つの金のリングを集める必要があることを知る。
それを信用しなかったクリスは、目の前にリングと共に二羽のキジバトが現れたために、それを手に入れる。
キジバトはツリーに変わり、ピップらの話を信じたクリスは、電話したキャロルがガチョウの卵攻撃に遭ったことを知り、残りのリングを探すために彼女の職場に向かうのだが・・・。
プロデューサー、脚本家そして俳優としても知られるレジナルド・ハドリンが監督し、製作を兼ねた主演はエディ・マーフィ、トレイシー・エリス・ロス、ジリアン・ベル、ケン・マリーノ、ニック・オファーマン、ロビン・セデ、クリス・レッドなどが共演した作品。
クリスマス・デコレーション・コンテストに優賞しようとする家族が巻き起こす騒動を描くコメディ。
「ブーメラン」(1992)のレジナルド・ハドリンとエディ・マーフィが30年ぶりに組んだ作品。
各家が競う美しいクリスマス・デコレーションが楽しめる作品であり、どこかの国の大量のイルミネーションだけのものとは違い、派手ではあるがセンスがいいデコレーションなどは圧巻だ。
物語自体は平凡で、テーマとはかけ離れた展開になる中盤はだらけるが、エルフのせいで姿を変えられた、主人公の家族に協力する人形たちの特撮がなかなか面白い。
主演のエディ・マーフィは、必ずコンテストに勝つと決めた一家の父親を、持ち味を生かして熱演している。
主人公の妻トレイシー・エリス・ロス(ダイアナ・ロスの娘)、主人公を罠にはめるエルフのジリアン・ベル、主人公のライバルである隣人ケン・マリーノ、主人公に協力する元人間の人形ニック・オファーマン、ロビン・セデ、クリス・レッド、サンタクロースのデヴィッド・アラン・グリア、テレビ局のリポーター、D.C.ヤング・フライ、主人公の隣人アンジェラ・ジョンソン=レイエス、その夫ロンバルド・ボヤー、主人公の娘ジェネヤ・ウォルトン、マディソン・トーマス、息子のサデウス・J・ミクソン、テレビ番組のMC,ティモシー・シモンズとダニエル・ピノックなどが共演している。