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ボーイズ・ドント・クライ Boys Don’t Cry (1999)

性同一性障害の女性が男として生きようとした末の悲劇を描く、監督、脚本キンバリー・ピアース、主演ヒラリー・スワンククロエ・セヴィニーピーター・サースガード他共演による実話を基にしたドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト ■
監督:キンバリー・ピアース

製作
ジェフリー・シャープ

ジョン・ハート
エバ・コロドナー
クリスティーン・ヴェイコン
製作総指揮
パメラ・コフラー

ジョナサン・セリング
キャロライン・カプラン
ジョン・スロス
脚本
アンディ・ビーネン

キンバリー・ピアース
撮影:ジム・デノールト
編集
リー・パーシー

トレイシー・グレンジャー
音楽:ネイサン・ラーソン

出演
ブランドン・ティーナヒラリー・スワンク

ラナ・ティスデル:クロエ・セヴィニー
ジョン・ロトラー:ピーター・サースガード
トム・ニッセン:ブレンダン・セクストン3世
キャンディス:アリシア・ゴランソン
ラナの母:ジーネッタ・アーネット
ロニー:マット・マクグラス
ケイト:アリソン・フォランド
ブライアン:ロブ・キャンベル

アメリカ 映画
配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ

1999年製作 118分
公開
北米:1999年10月8日
日本:2000年7月8日
製作費 $2,000,000
北米興行収入 $11,533,950


アカデミー賞 ■
第72回アカデミー賞

・受賞
主演女優賞(ヒラリー・スワンク
・ノミネート
助演女優賞(クロエ・セヴィニー


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
1993年、ネブラスカ州、リンカーン
性同一性障害ブランドン・ティーナ(ヒラリー・スワンク)は、ゲイのロニー(マット・マクグラス)に協力してもらい男装して出かける。

ブランドンは、ロニーの制止も聞かずにローラースケート場に入り、ある女性と楽しい時を過ごす。

ところが、ブランドンが女だと知った女性の兄らは彼女を追い、ロニーのトレーラーハウスに押し掛ける。

ロニーに追い出されたブランドンはバーに向かい、その場にいたキャンディス(アリシア・ゴランソン)と知り合う。

キャンディスに絡んだ客と争いになったブランドンは殴られ、ジョン・ロトラー(ピーター・サースガード)に助けられて店を出る。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
1993年、ネブラスカ州、リンカーン
性同一性障害ブランドン・ティーナは、男装して街に向かいトラブルを起こし、バーで喧嘩となり、その場にいたジョンに助けられる。
刑務所を出たばかりのジョンは、トムやバーにいたキャンディスと共にブランドンを誘い、車でフォールズ・シティに向かう。
バーで見かけたラナに惹かれたブランドンは、その後キャンディスの家で世話になる。
ラナと親交を深めたブランドンだったが、裁判所の出廷命令を無視できず一旦リンカーンに戻る。
裁判所で、自分の女性名を呼ばれたブランドンは、それを無視してラナの元に向かい二人は愛し合う。
ところが、ラナを家族と考えるジョンが、ブランドンの存在を気にして、二人の関係を疑い始める・・・。
__________

1993年12月、ネブラスカ州の田舎町で実際に起きた”ティーナ・ブランドン”殺害事件を背景に、性同一性障害に悩みつつ、自分らしさを求めた彼女の切実な思いを描く、衝撃のドラマとして話題になった。

初監督となるキンバリー・ピアースは、事件に興味を持ち入念な調査を始めて、”ティーナ・ブランドン”の恋人や母親に会い、犯人の裁判を傍聴して製作に臨んだ意欲作でもある。

本作のような内容では、主人公が”男性”に見え過ぎないところがポイントであり、その演出を支える、キンバリー・ピアースの女性らしい細やかな人物描写も注目だ。

第72回アカデミー賞では、主演女優賞(ヒラリー・スワンク)を受賞した。
・ノミネート
助演女優賞(クロエ・セヴィニー)

少女時代に生活苦を経験したヒラリー・スワンクが、若くして演技派としての才能を開花させた作品であり彼女の演技は各方面で絶賛された。

主人公を疑い排除しようとする犯人のピーター・サースガードブレンダン・セクストン3世、主人公の世話をするアリシア・ゴランソン、ヒロインの母親ジーネッタ・アーネット、主人公のゲイの友人マット・マクグラス、ヒロインの友人役のアリソン・フォランドなどが共演している。


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