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生まれながらの悪女 Born to Be Bad (1950)

自分の望みを叶えるためには手段を選ばない策略家の女性の行動を描く、監督ニコラス・レイ、主演ジョーン・フォンテインロバート・ライアンザカリー・スコットジョーン・レスリーメル・フェラー他共演のフィルム・ノワール

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:ニコラス・レイ
製作:ロバート・スパークス
原作:アン・パリッシュ”All Kneeling”
脚本
エディス・R・ソマー
ジョージ・オッペンハイマー
ロバート・W・ソダーバーグ
チャールズ・シュニー
撮影:ニコラス・ムスラカ
編集:フレデリック・ナットソン
音楽:フレデリック・ホランダー

出演
クリスタベル・ケイン・ケアリー:ジョーン・フォンテイン
ニック・ブラッドリー:ロバート・ライアン
カーティス・ケアリー:ザカリー・スコット
ドナ・フォスター:ジョーン・レスリー
ガブリエル”ガビー”ブルーム:メル・フェラー
ジョン・ケイン:ハロルド・ヴァーミリヤ
クララ・ケイン:ヴァージニア・ファーマー
ボルトン夫人:キャスリーン・ハワード
ワージントン夫人:ベス・フラワーズ

アメリカ 映画
配給 RKO
1950年製作 94分
公開
北米:1950年8月31日
日本:未公開


ストーリー
サンフランシスコ
ドナ・フォスター(ジョーン・レスリー)は、ジョン・ケイン(ハロルド・ヴァーミリヤ)の出版社に勤めていた。
ドナは、ジョンの姪でビジネススクールに通うことになるクリスタベル(ジョーン・フォンテイン)と同居することを、ジョンの妹クララ(ヴァージニア・ファーマー)に頼まれ快く承諾する。
クリスタベルが早く着いたことを知ったドナは、友人の画家ガブリエル”ガビー”ブルーム(メル・フェラー)と婚約者のカーティス・ケアリー(ザカリー・スコット)を彼女に紹介する。
アパートではガビーのパーティーが開かれる予定だったが、その前にドナとカーティスは外出し、クリスタベルは留守番をしていた。
そこにニック・ブラッドリー(ロバート・ライアン)が現れ、驚いたクリスタベルは、彼を追い出そうとする。
ドナとカーティスが戻り、クリスタベルは、ニックが2人の友人だということを知る。
クリスタベルは、作家志望だという強引な雰囲気のニックと、裕福なカーティスに興味を抱く。
美しく控えめに見えるクリスタベルは、実は、自分の望みを叶えるためには手段を選ばない策略家だった・・・。


解説 評価 感想

1928年に発表された、アン・パリッシュ”All Kneeling”の小説を基に製作された作品。

暗黒への転落」(1949)などのニコラス・レイが監督し、主演はジョーン・フォンテインロバート・ライアンザカリー・スコットジョーン・レスリーメル・フェラーなどが共演した作品。

自分の望みを叶えるためには手段を選ばない策略家の女性の行動を描くフィルム・ノワール

内容的には平凡ではあるが、魅力的なキャスティングは注目で、その各個性を生かし、社会の歪みなどをシニカルに描くニコラス・レイの演出手腕が見どころの作品。

主演のジョーン・フォンテインは、美しく控えめに見える雰囲気ではあるものの、自分の思い通りに周囲を動かそうとする女性を好演している。

主人公に惹かれる作家志望のロバート・ライアン、主人公に惹かれ結婚するものの彼女の本性に気づく富豪のザカリー・スコット、その婚約者で主人公の同居人ジョーン・レスリー、その友人である画家のメル・フェラー、主人公のおじで出版社の経営者ハロルド・ヴァーミリヤ、その妹ヴァージニア・ファーマー、パーティーの主催者キャスリーン・ハワードベス・フラワーズなどが共演している。


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