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フレンチ・インディアン戦争下での白人と先住民との戦いを描く、監督フェリックス・E・フェイスト、主演レックス・バーカー、ヘレン・ウェストコット、ロン・チェイニーJr.他共演の戦争ドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:フェリックス・E・フェイスト
製作
アーヴィング・スタール
ジャック・ブローダー
脚本:ジャック・デウィット
撮影:チャールズ・ヴァン・エンジャー
編集:フィリップ・カーン
音楽:エルマー・バーンスタイン
出演
ケント・マッキンタイア中尉:レックス・バーカー
ウィニフレッド・ランカスター:ヘレン・ウェストコット
ポンティアック酋長:ロン・チェイニーJr.
フォン・ウェーバー大佐:ベリー・クルーガー
グラッドウィン少佐:ロイ・ロバーツ
ホークビル:ラリー・チャンス
チア:キャサリン・ウォーレン
ジェフリー・アマースト将軍:ラムゼイ・ヒル
フォン・ウェーバーの副官:ガイ・ティーグ
衛兵:ジェームズ・フェアファックス
医師:アブナー・ジョージ
アメリカ 映画
配給 Realart Pictures
1952年製作 72分
公開
北米:1952年12月8日
日本:1956年7月27日
■ ストーリー ■
1763年。
フレンチ・インディアン戦争下、オタワ族のポンティアック酋長(ロン・チェイニーJr.)は、白人と共存できると考え戦いを避けようとしたが、イギリス軍司令部は、ドイツ人の傭兵で、権力欲のある残忍なフォン・ウェーバー大佐(ベリー・クルーガー)をデトロイト砦に派遣した。
フォン・ウェーバーは、先住民の居住地を襲撃し、女子供を含む捕虜を皆殺しにした。
各部族官の話し合いが行われ、ポンティアックは、仕方なく戦いを始めることを決意する。
イギリス軍司令官のジェフリー・アマースト将軍(ラムゼイ・ヒル)は、フォン・ウェーバーを信頼していた。
先住民と友好関係にあるケント・マッキンタイア中尉(レックス・バーカー)は、アマースト将軍に、フォン・ウェーバーが行っている虐殺をやめさせるべきだと意見する。
その場に居たフォン・ウェーバーと対立するマッキンタイアは、戦いであってもルールを守るべきだと主張し、ポンティアックが報復を考え、危険な状況にあるとアマーストに警告する。
ポンティアックは白人と共存できると信じ、自分も同じ考えだと言うマッキンタイアに対し、アマーストは、その意見を聞き入れようとしない。
マッキンタイアの優秀さは認めるアマーストは、デトロイト砦に向かうよう指示する。
マッキンタイアは、増援部隊が到着するため、砦を死守するよう指揮官のグラッドウィン少佐(ロイ・ロバーツ)に伝える任務を受けて出発するのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
犯罪映画やミュージカルなど様々なジャンルを手がけたフェリックス・E・フェイストが監督し、主演はレックス・バーカー、ヘレン・ウェストコット、ロン・チェイニーJr.などが共演した作品。
フレンチ・インディアン戦争下での白人と先住民との戦いを描く戦争ドラマ。
やや説教じみた内容は気になるが、ポンティアック酋長役を熱望したと言われるロン・チェイニーJr.の演技と、ポンティアックと友好関係にあり、白人と先住民の共存は可能だと考えるレンジャー役のレックス・バーカーの熱演は見ものだ。
前年、映画音楽担当者としてデビューし、この後に数々の名曲を世に出すエルマー・バーンスタインの楽曲も注目だ。
主演のレックス・バーカーは、先住民と白人が共存できると信じるレンジャーを熱演している。
殺害された砦の指揮官の娘で、主人公と惹かれ合うようになるヘレン・ウェストコット、先住民を虐殺するイギリス軍の傭兵である指揮官ベリー・クルーガー、先住民との和平を考えるデトロイト砦の指揮官ロイ・ロバーツ、主人公と対立する先住民の戦士ラリー・チャンス、ポンティアックの妻キャサリン・ウォーレン、イギリス軍司令官のラムゼイ・ヒル、フォン・ウェーバー(ベリー・クルーガー)の副官ガイ・ティーグ、衛兵のジェームズ・フェアファックス、医師のアブナー・ジョージなどが共演している。











