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不仲だった病床の妻の殺害を疑われた男性の運命を描く、原作オルダス・ハクスリー、製作、監督ゾルタン・コルダ、主演シャルル・ボワイエ、アン・ブライス、ジェシカ・タンディ、セドリック・ハードウィック、ミルドレッド・ナトウィック他共演のミステリー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ゾルタン・コルダ
製作:ゾルタン・コルダ
原作:オルダス・ハクスリー“The Gioconda Smile”
脚本:オルダス・ハクスリー
撮影:ラッセル・メティ
編集:ジャック・ウィーラー
音楽:ミクロス・ローザ
出演
ヘンリー・モーリエ:シャルル・ボワイエ
ドリス・ミード:アン・ブライス
ジャネット・スペンス:ジェシカ・タンディ
ジェームズ・リバード医師:セドリック・ハードウィック
キャロライン・ブラドック:ミルドレッド・ナトウィック
スペンス将軍:セシル・ハンフリーズ
ロバート・レスター:ヒュー・フレンチ
エミリー・モーリエ:レイチェル・ケンプソン
クララ:ヴァレリー・カーデュー
レスリー・ブレイク:カール・ハーボード
検察官:ジョン・ウィリアムズ
看守:レイランド・ホジソン
マルジー:オーラ・ロレーヌ
マクナブ:ハリー・コーディング
フェローズ夫人:リディア・ビルブルック
クレイグ:ボイド・アーウィン
ドーソン博士:アレック・ハーフォード
ウェザビー夫人:エリザベス・バレンタイン
弁護人:ウィルトン・グラフ
事務員:ウィルソン・ベンジ
弁護士:レジナルド・シェフィールド
看守:パトリック・アハーン
看守:コリン・ケニー
看守:ホームズ・ハーバート
ウェイター:エリック・ウィルトン
メイド:マージョリー・イートン
警部:レスリー・デニソン
少女:マリ・アルドン
化学者:ヴァーノン・ダウニング
判事:フレデリック・ウォーロック
アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1948年製作 96分
公開
北米:1948年1月29日
日本:1951年6月5日
■ ストーリー ■
イングランド。
フランス人のヘンリー・モーリエ(シャルル・ボワイエ)は、病床にある長患いの妻エミリー(レイチェル・ケンプソン)と折合いが悪かった。
ヘンリーは、エミリーが、金の無心に来る弟のロバート・レスター(ヒュー・フレンチ)を甘やかすのも気に入らなかった。
そのためヘンリーは、夫婦で親しくする知的な独身女性ジャネット・スペンス(ジェシカ・タンディ)や、若い愛人ドリス・ミード(アン・ブライス)と過ごす時間で気を紛らせていた。
モーリエ家にランチに招かれたジャネットは、エミリーがヘンリーを異常に恨んでいることを知り、離婚も考えるべきだと助言する。
エミリーとは親しい関係にあり、ブローチを譲り受ける約束までしている看護師のキャロライン・ブラドック(ミルドレッド・ナトウィック)は、ヘンリーの浮気を疑い、それをジャネットに話す。
ランチが終わり、前日に薬局に寄ってきたヘンリーは、珍しくエミリーの薬を自分で調合する。
その夜、外出したヘンリーはドリスと待ち合わせるが、その場にロバートいたために、仕方なく彼女を紹介して、口止め料の500ポンドを払うことを彼に約束する。
ドリスと楽しい時間を過ごして帰宅したヘンリーは、その場に居た主治医のジェームズ・リバード(セドリック・ハードウィック)から、エミリーが4時間前に亡くなったことを知らされて驚く。
リバードは、自分が来た時にはエミリーは亡くなった後で、ジャネットが看取ったことと、ランチに食べたものが原因だろうとヘンリーに伝える。
そこにキャロラインが現れ、エミリーがランチにスグリを食べるのをやめさせようとしたヘンリーは、それを止めようとしなかったキャロラインを批判する。
それを知ったリバードは、自分の指示に従わなかったことをキャロラインに確認し、動揺する彼女を部屋に向かわせる。
リバードは、スグリが原因かは不明なので、冷静に対処するべきだとヘンリーに伝える。
ヘンリーはエミリーの元に向かい、ジャネットは、今後のことを心配して泣き崩れるキャロラインを励ますのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
1921年に発表された、オルダス・ハクスリーの短編集”Mortal Coils”に収録された”The Gioconda Smile“を基に製作された作品。
「四枚の羽根」(1939)、「サハラ戦車隊」(1943)などのゾルタン・コルダが製作を兼ねて監督し、主演はシャルル・ボワイエ、アン・ブライス、ジェシカ・タンディ、セドリック・ハードウィック、ミルドレッド・ナトウィックなどが共演した作品。
不仲だった病床の妻の殺害を疑われた男性の運命を描くミステリー。
序盤で主人公の妻が死亡し、その死因が殺害か自殺か謎の状態で進行するが、自身の原作の映画化ということで、自ら担当したオルダス・ハクスリー脚本も素晴らしく、妻の関係者に、それぞれ殺害する動機があることを示唆する細やかな演出も興味深い。
ミクロス・ローザのドラマチックな音楽が印象に残る。
主演のシャルル・ボワイエは、妻の死で殺人の疑念を持たれ、犯罪者となり苦悩する男性を好演している。
主人公の若い愛人アン・ブライス、主人公夫妻の友人であり、主人公への愛により犯罪を犯す女性を見事に演ずるジェシカ・タンディ、彼女を犯人だと疑い自白させる医師のセドリック・ハードウィック、主人公を嫌う看護師のミルドレッド・ナトウィック、ジャネット(ジェシカ・タンディ)の父親セシル・ハンフリーズ、主人公を貶めようとする義弟ヒュー・フレンチ、その姉である主人公の妻レイチェル・ケンプソン、使用人のヴァレリー・カーデュー、検察官のジョン・ウィリアムズ、看守のレイランド・ホジソン、主人公の使用人オーラ・ロレーヌ、運転手のハリー・コーディング、主人公の弁護人ウィルトン・グラフ、事務員のウィルソン・ベンジ、弁護士のレジナルド・シェフィールド、看守のパトリック・アハーン、コリン・ケニー、ホームズ・ハーバート、ウェイターのエリック・ウィルトン、メイドのマージョリー・イートン、警部のレスリー・デニソン、少女のマリ・アルドン、化学者のヴァーノン・ダウニング、判事のフレデリック・ウォーロック、他カール・ハーボード、リディア・ビルブルック、ボイド・アーウィンなどが共演している。











