年齢差を克服した男女の喜びと不安を感じながらの恋の行方を描く、主演キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ジャスティン・バーサ、ケリィ・グールド、アート・ガーファンクル他共演、製作、監督、脚本バート・フレインドリッチによるロマンチック・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:バート・フレインドリッチ
製作総指揮
マイケル・ゴーゲン
ニール・サッカー
製作
バート・フレインドリッチ
マーク・ギル
ロバート・カッツ
ティム・ペレル
脚本:バート・フレインドリッチ
撮影:ジョナサン・フリーマン
編集:クリストファー・テレフセン
音楽:クリント・マンセル
出演
サンディ:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
アラム・フィンクルスティン:ジャスティン・バーサ
セイディ:ケリィ・グールド
ハリー・フィンクルスティン:アート・ガーファンクル
ロベルタ・フィンクルスティン:ジョアンナ・グリーソン
トレヴァー:ジョン・シュナイダー
フランクJr.:アンドリュー・チェリー
ミッチ/ミッチェル:ロブ・カーコピッチ
フランクSr.:サム・ロバース
ダフネ:ケイト・ジェニングス・グラント
ローラ:リン・ウィットフィールド
アメリカ 映画
配給 The Film Department
2009年製作 95分
公開
北米:2010年12月25日
日本:2009年11月27日
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
夫フランク(サム・ロバース)と二人の子供(アンドリュー・チェリー/ケリィ・グールド)と共に平穏な暮らしをしていた40歳の主婦サンディ(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、夫の浮気を知り離婚を決意して、子供達を連れてニューヨークに向かう。
24歳のアラム・フィンクルスティン(ジャスティン・ バーサ)は、大学は出たものの将来を決めかねて、今でも両親(アート・ガーファンクル/ジョアンナ・グリーソン)と暮らしその世話になっていた。
その後、サンディはスポーツ・チャンネル”SNN”で職を得て、アラムが働くコーヒーショップの上のアパートに住居を構える。
ある日サンディは、女性センターの護身セミナーで、痛めつけられ役を頼まれていたアラムを、夫への恨みを爆発させ叩きのめしてしまう。
コーヒーショップでアラムに謝罪したサンディは、彼に子守を頼む。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
夫の浮気をきっかけに、離婚を決意した40歳のサンディは、二人の子供を連れて独立する。
職を得たサンディは、24歳の青年アラムと知り合い彼に子守を頼む。
サンディは、友人に紹介される男性に興味がないまま、やがてアラムに惹かれ、二人は愛し合うようになる。
しかし、15歳の年齢差と、親離れも出来ないアラムとの生活に、将来がないことを悟ったサンディは、彼に別れを告げる・・・。
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撮影が、2008年4月に行われたアメリカ映画にも拘らず、2010年12月25日の北米公開という作品。
(テレビ放映よりも遅い公開)
ほぼ完璧な夫に裏切られた女性が、優秀ではあるが、何一つ自分の理想をクリアできない青年に、次第に惹かれていくという設定はまずまず面白い。
年齢よりも貫禄があり、大女優の風格も漂う主人公を演ずるキャサリン・ゼタ=ジョーンズと、他の作品でも今一頼りない役が多い、現代人らしい、悩める青年役のジャスティン・バーサとのミスマッチも興味深い。
監督バート・フレインドリッチの製作、脚本を兼ねた作品で、快心とはいかないまでも、コメディでありながら、価値観の違う男女の悲哀なども描いた、奥深さも感じられる作品。
押し付けがましくない、”やんわり”としたハッピーエンドも心地よい。
個人的には、アラム(J・ バーサ)の父親役のアート・ガーファンクルの、飄々とした演技が印象に残る。
主人公の夫サム・ロバース、子供達のケリィ・グールド、アンドリュー・チェリー、上司のリン・ウィットフィールド、友人のケイト・ジェニングス・グラント、彼女に紹介される男性ジョン・シュナイダー、アラム(J・バーサ)の母親ジョアンナ・グリーソン、友人のロブ・カーコピッチなどが共演している。