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様々なことを体験しながら健気に生きる少女の日常を描く、監督ロイ・ローランド、主演マーガレット・オブライエン、アンジェラ・ランズベリー、ジョージ・マーフィ、フィリス・サクスター他共演のドラマ。 |
・ドラマ
■ スタッフ キャスト ■
監督:ロイ・ローランド
製作:ラルフ・ホイールライト
原作:クレイグ・ライス”Miracle at Midnight”
原案:アンナ・エンターズ
脚本
ハリー・ラスキン
エレノア・グリフィン
撮影:ロバート・サーティース
編集
ジョージ・ボエムラー
ラルフ・E・ウィンターズ
音楽:ルドルフ・G・コップ
出演
フラビア・ミルズ:マーガレット・オブライエン
スーザン・ブラッテン:アンジェラ・ランズベリー
スティーヴ・アボット:ジョージ・マーフィ
ヘレン・ミルズ:フィリス・サクスター
ジョセフ・ミルズ:ワーナー・アンダーソン
マック:リス・ウィリアムズ
アル・パーカー:バリー・ネルソン
マーフィ夫人:コニー・ギルクリスト
ダニエル・オリバー・マディソン:トム・トラウト
ジミー・マディソン:ディッキー・タイラー
ラッド・アードリー:ヘンリー・ブレア
仮釈放官:チャールズ・ケイン
露天商:リチャード・レイン
アメリカ 映画
配給 MGM
1948年製作 75分
公開
北米:1948年2月20日
日本:未公開
製作費 $1,791,000
■ ストーリー ■
1936年、ニューヨーク、大恐慌時代。
8歳のフラビア・ミルズ(マーガレット・オブライエン)は、職を失いバイオリンを教える父ジョセフ(ワーナー・アンダーソン)と母ヘレン(フィリス・サクスター)、そして叔母のスーザン・ブラッテン(アンジェラ・ランズベリー)と共にアパートで暮らしていた。
フラビアは、スーザンの恋人スティーヴ・アボット(ジョージ・マーフィ)が、1年半ぶりに戻ってくることを知り喜ぶ。
しかし、スティーヴがギャングと関係して刑務所に入っていたことを、フラビアは知らなかった。
フラビアは、戻ってきたスティーヴと再会して涙する。
スティーヴは、ギャングのダニエル・オリバー・マディソン(トム・トラウト)に声をかけられるものの、相手にしなかった。
スーザンに歓迎されたスティーヴは、彼女が自分と結婚する考えを変えていないことを知るが、犯罪者となった今では、その気になれなかった。
そこに仮釈放官(チャールズ・ケイン)が現れ、スティーヴはダニエルと話していたことを訊かれ、今後は関わらないと伝える。
仮釈放官は去り、スティーヴは、街を出ることをスーザンに伝えるものの、現れたフラビアが、自分たちの結婚式を楽しみにしていることを知る。
スティーヴとスーザンの様子がおかしいことに気づいたフラビアは、スティーヴが結婚せずに街を出て行くことを知り驚く。
フラビアは、そのことを、友人である盲目の新聞売りマック(リス・ウィリアムズ)に話して相談し、スティーヴを引き止める方法を考えるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
本作が主演のマーガレット・オブライエンとは3作目の共作となるロイ・ローランドが監督し、共演はアンジェラ・ランズベリー、ジョージ・マーフィ、フィリス・サクスターなどが共演した作品。
様々なことを体験しながら健気に生きる少女の日常を描ドラマ。
クリスマス・イヴを迎えて、少女の願いが叶い奇跡が起き、すべてが好転していくクライマックスは大いに盛り上がるものの、やや押しつけがましい演出が気になる。
主演のマーガレット・オブライエンは、貧しいながら健気に生きる少女を好演し、天才子役ぶりを発揮している。
主人公の叔母アンジェラ・ランズベリー、その恋人で主人公が慕う刑務所帰りの青年ジョージ・マーフィ、主人公の母親フィリス・サクスター、その夫で失業中のワーナー・アンダーソン、主人公の友人である盲目の新聞売りリス・ウィリアムズ、スティーヴが働くタクシー会社の上司でスーザン(アンジェラ・ランズベリー)に惹かれるバリー・ネルソン、主人公の隣人コニー・ギルクリスト、ギャングのトム・トラウト、少年ディッキー・タイラーとヘンリー・ブレア、仮釈放官のチャールズ・ケイン、露天商のリチャード・レインなどが共演している。