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母よ So Big (1953)

1924年に発表された、エドナ・ファーバーの小説”So Big”を基に製作された作品(3度目の映画化)。
富豪令嬢から天涯孤独となった女性の波乱の人生を描く、監督ロバート・ワイズ、主演ジェーン・ワイマンスターリング・ヘイドンナンシー・オルソンスティーヴ・フォレストマーサ・ハイヤーリチャード・ベイマー他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:ロバート・ワイズ
製作:ヘンリー・ブランケ
原作:エドナ・ファーバーSo Big
脚本:ジョン・ツイスト
撮影:エルズワース・フレデリックス
編集:トーマス・ライリー
音楽:マックス・スタイナー

出演
セリーナ・デ・ヨング:ジェーン・ワイマン
パーヴァス・デ・ヨング:スターリング・ヘイドン
ダラス・オマラ:ナンシー・オルソン
ダーク・デ・ヨング:スティーヴ・フォレスト
ジュリー・ヘンペル:エリザベス・フレイザー
ポーラ・ヘンペル:マーサ・ハイヤー
ロルフ・プール:ウォルター・コイ
ロルフ・プール(12~16歳):リチャード・ベイマー
ダーク(8歳):トミー・レッティグ
クラース・プール:ローランド・ウィンターズ
オーガスト・ヘンペル:ジャックス・オーブション
マージェ・プール:ルース・スワンソン
パーレンベルグ夫人:ドロシー・クリスティ
アダム・ウームズ:オリヴァー・ブレイク
ミス・フィスター:リリアン・ケンブル=クーパー

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1953年製作 102分
公開
北米:1953年10月31日
日本:未公開


ストーリー
1920年代、シカゴ郊外のオランダ移民の村ニューホランド。
ダーク・デ・ヨング(スティーヴ・フォレスト)は、芸術家のダラス・オマラ(ナンシー・オルソン)と、同郷の作曲家ロルフ・プール(ウォルター・コイ)と共に故郷に戻り、今も畑で働く元気な母セリーナ(ジェーン・ワイマン)のことを思う。
____
1890年代後半。
寄宿学校に通うセリーナ・ピークに、父親の訃報が届き、天涯孤独の身となる。
セリーナの父親は、商取引の失敗で無一文となり、そのショックで亡くなったのだった。
屋敷や財産を処分したセリーナは、親友ジュリー・ヘンペル(エリザベス・フレイザー)の父親オーガスト(ジャックス・オーブション)の紹介で、ニューホランドで教師の職に就くことになる。
世話になる農夫のクラース・プール(ローランド・ウィンターズ)と共に村に着いたセリーナは、彼の家の部屋を借りる。
プールは、若い妻マージェ(ルース・スワンソン)と、思春期の息子ロルフ(リチャード・ベイマー)、その妹ゲルタとジョジナと暮らしていた。
セリーナは、聡明だが問題も抱えたロルフが音楽に興味があることを知り、学校に行かずに農作業を手伝う彼に本を与える。
ロルフを放課後の教室に呼びピアノを弾かせたセリーナは、彼に音楽の才能があることに気づく。
その後セリーナは、農夫のパーヴァス・デ・ヨング(スターリング・ヘイドン)と出会う。
セリーナはパーヴェスに算数を教え、親しくなった二人は惹かれ合うようになる。
パーヴェスのプロポーズを受け入れたセリーナは結婚し、農家の妻としての生活を始める。
やがて、セリーナとパーヴェスの間に息子が生まれ、ダークと名付けられる。
歩けるようになったダークは、”ソー・ビッグ”というあだ名で呼ばれるようになる。
マージェが亡くなり、セリーナは、悲しむロルフを慰める。
妻を亡くしたクラースは、裕福な未亡人パーレンベルグ夫人(ドロシー・クリスティ)と結婚することになる。
ロルフは、音楽学校に入るつもりだとセリーナに伝えて、別れを告げて旅立つ。
ダーク(トミー・レッティグ)が8歳の時に、パーヴスが過労で亡くなる。
悲しむ間もないセリーナは、ダークと共に農業を続けるのだが・・・。


解説 評価 感想
1924年に発表された、エドナ・ファーバーの小説”So Big”を基に製作された、1924年の同名サイレント作品1932年に続く3度目の映画化。

」(1949)、「地球の静止する日」(1951)のロバート・ワイズが監督し、主演はジェーン・ワイマンスターリング・ヘイドンナンシー・オルソンスティーヴ・フォレストマーサ・ハイヤーリチャード・ベイマーなどが共演した作品。

富豪令嬢から天涯孤独となった女性の波乱の人生を描くドラマ。

不幸を乗り越え力強く生きる女性を描きながら、人生で最も大切なものは何かを教えてくれる深いドラマ。

マックス・スタイナーのドラマチックな音楽が印象に残る。

主演のジェーン・ワイマンは、富豪令嬢から天涯孤独となりながら波乱の人生を歩む女性を見事に演じている。

主人公の夫である農夫スターリング・ヘイドン、主人公の生き方に感銘を受ける芸術家のナンシー・オルソン、彼女に惹かれるものの、物事の本質を見失う主人公の息子スティーヴ・フォレスト、主人公の友人エリザベス・フレイザー、その娘マーサ・ハイヤー、父を亡くした主人公が世話になる農夫ローランド・ウィンターズ、その妻ルース・スワンソン、その息子で作曲家となるウォルター・コイ、その少年期を初々しく演ずるリチャード・ベイマー、主人公の息子(8歳)トミー・レッティグ、ジュリー(エリザベス・フレイザー)の父親ジャックス・オーブション、裕福な未亡人パーレンベルグ夫人:ドロシー・クリスティ、主人公が通った寄宿学校の校長ミス・フィスター:リリアン・ケンブル=クーパーなどが共演している。


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