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女群西部へ! Westward the Women (1951)

牧童たちの結婚相手に選ばれた女性たちと案内役の苦難の旅と触れ合いを描く、原案フランク・キャプラ、監督ウィリアム・A・ウェルマン、主演ロバート・テイラーデニス・ダーセルジョン・マッキンタイア他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:ウィリアム・A・ウェルマン
製作:ドア・シャリー
原案:フランク・キャプラ
脚本:チャールズ・シュニー
撮影:ウィリアム・C・メラー
編集:ジェームズ・E・ニューカム
音楽:ジェフ・アレクサンダー

出演
バック・ワイアット:ロバート・テイラー
フィフィ・ダノン:デニス・ダーセル
ロイ・E・ホイットマン:ジョン・マッキンタイア
ペイシェンス・ホーリー:ホープ・エマーソン
ローリー・スミス:ジュリー・ビショップ
マギー・オマリー:レノア・ロナーガン
イトー・ヨシスケ・タケヨシ・ゲンノスケ・ケンタロー:ヘンリー・ナカムラ
ジーン・ジョンソン:マリリン・アースキン
ローズ・マイヤーズ:ビヴァリー・デニス
モロニ夫人:レナータ・ヴァンニ 未亡人
アントニオ・モロニ:グイド・マルトゥフィ(クレジットなし)
シド・カトラー:パット・コンウェイ(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 MGM
1951年製作 118分
公開
北米:1951年12月31日
日本:1952年7月15日
製作費 $2,203,000


ストーリー
1851年、カリフォルニア
牧場主のロイ・E・ホイットマン(ジョン・マッキンタイア)は、牧童たちを結婚させたいと考え、シカゴから大勢の花嫁候補を連れて来ようとする。
ロイは、友人のバック・ワイアット(ロバート・テイラー)にその件を話し、旅に同行させようとする。
女が苦手なバックはそれを断るが、多額の報酬を提示したロイの話に乗る。
100人の牧童がいることを知ったバックは、150人を連れて来る必要があるとロイに伝える。
3か月後、シカゴ
”善良な女性”を募集するロイは、フランス出身で変化を求めると言う、実はショー・ガールのフィフィ・ダノン(デニス・ダーセル)とローリー・スミス(ジュリー・ビショップ)を含む140人を選び、幌馬車でのカリフォルニアへの3200キロの旅に出発することになる。
バックは、過酷な旅で1/3は死ぬだろうと女性たちに話すが、覚悟を決めている年配のペイシェンス・ホーリー(ホープ・エマーソン)らは怯まなかった。
馬やラバが扱えると言うマギー・オマリー(レノア・ロナーガン)とジーン・ジョンソン(マリリン・アースキン)は、拳銃の腕前を見せて、バックとロイを驚かせる。
女性たちは、掲示されていた牧童の写真から相手を選び、フィフィはバックが気に入る。
バックは、女には手を出すなと警告して、シド・カトラー(パット・コンウェイ)や日本人のイトー・ヨシスケ・タケヨシ・ゲンノスケ・ケンタロー(ヘンリー・ナカムラ)ら15人の男たちを雇う。
そしてロイとバックは、準備を整えた女たちと共に幌馬車隊を出発させるのだが・・・。


解説 評価 感想
原案はフランク・キャプラ、「つばさ」(1927)などのウィリアム・A・ウェルマンが監督し、主演はロバート・テイラーデニス・ダーセルジョン・マッキンタイアなどが共演した作品。

牧童たちの結婚相手に選ばれた女性たちと案内役の苦難の旅と触れ合いを描く西部劇。

西部劇を撮りたいと思い原案を考えたフランク・キャプラが、ゲーリー・クーパー主演で企画をパラマウントに持ちかけたものの実現せず、キャプラからアイデアを聞いたウィリアム・A・ウェルマンが、彼の許可を得て監督したという経緯がある。

100人以上もの個性的な女性が登場する異色の西部劇であり、厳しい案内役と女性たちの対立や触れ合いと共に、過酷な旅や先住民の襲撃なども描かれ、西部劇の醍醐味を楽しめる見応えある作品。

主演のロバート・テイラーは、過酷な旅の案内役を引き受ける逞しい主人公を好演している。

ショーガールであることを隠して旅に加わり、主人公と惹かれ合うようになるデニス・ダーセル、その友人ジュリー・ビショップ、主人公を旅の案内人に雇う牧場主のジョン・マッキンタイア、旅に加わる年配の女性ホープ・エマーソン、馬や銃が扱える女性レノア・ロナーガンマリリン・アースキン、主人公に雇われる日本人ヘンリー・ナカムラ、妊娠している教師のビヴァリー・デニス、彼女に惹かれるパット・コンウェイ、未亡人のレナータ・ヴァンニ、その息子グイド・マルトゥフィなどが共演している。


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