ベルリンオリンピックで金メダルを獲得したワシントン大学ボートチームの活躍を描く、製作、監督ジョージ・クルーニー、主演ジョエル・エドガートン、カラム・ターナー、ピーター・ギネス他共演のスポーツ・ドラマ。 |
・ジョージ・クルーニー / George Clooney 作品一覧
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョージ・クルーニー
製作
グラント・ヘスロフ
ジョージ・クルーニー
原作:ダニエル・ジェームス・ブラウン”The Boys in the Boat”
脚本:マーク・L・スミス
撮影:マーティン・ルーエ
編集:ターニャ・M・スワーリング
音楽:アレクサンドル・デスプラ
出演
アル・ウルブリクソン:ジョエル・エドガートン
ジョー・ランツ:カラム・ターナー
ジョージ・ヨーマンズ・ポーコック:ピーター・ギネス
ドン・ヒューム:ジャック・マルハーン
トム・ボレス:ジェームズ・ウォーク
ジョイス・シムダース:ハドリー・ロビンソン
ヘイゼル・ウルブリクソン:コートニー・ヘンゲラー
ロイヤル・ブロアム:クリス・ディアマントポロス
ロジャー・モリス:サム・ストライク
ハリー・ランツ:アレック・ニューマン
ボビー・モック:ルーク・スラッテリー
チャック・デイ:トーマス・エルムズ
ジョニー・ホワイト:トーマス・スティーヴン・ヴァリー
ショーティ・ハント:ブルース・ハーベリン=アール
ジム・マクミラン:ウィル・コバン
ゴーディ・アダム:ジョエル・フィリモア
ベンジャミン・ビリングス:エドワード・ベイカー=デュリー
ボー・ビリングス:ジャック・スタドン
ジェイ・エリス:エイドリアン・ルーキス
カイ・エブライト:グレン・レイジ カリフォルニアのコーチ
ブラウン:ドミニク・タイ UWアシスタントコーチ
ジェシー・オーエンス:ジュダ・ジェイムズ
ハーヴェイ・ラブ:ジェイコブ・ジェームス・ベズウィック
グレン・モリー:フランキー・フォックス
ヘンリー・バーク会長:サム・ダグラス
ストーン教授:ロバート・モーガン
ハインリヒ・パウリ:アンドリュー・ブリッジモント
ヒトラー:ダニエル・フィルポット
ドイツ人コーチ:ニコラス・カス=ベッグス
ランバー・フォアマン:デヴィッド・ストーラー
ジョー・ランツ(老年期):イアン・マケルヒニー
ジョーの孫:オースティン・ヘインズ
アメリカ 映画
配給 アマゾン MGM スタジオ
2023年製作 124分
公開
北米:2023年12月25日
日本:未公開
製作費 $40,000,000
北米興行収入 $52,641,310
世界 $55,410,540
■ ストーリー ■
高齢者のジョー・ランツ(イアン・マケルヒニー)は、選手を目指しボートを漕ぐ孫(オースティン・ヘインズ)を見つめながら、輝かしい栄光の日々を思い出す。
1936年、ワシントン州、シアトル。
ワシントン大学/UWの工学部の苦学生ジョー(カラム・ターナー)は、2週間後に支払わなければならない授業料のことを考えながら、アルバイトの仕事もなく、放置された車の中で暮らしていた。
ジョーは、同じクラスのジョイス・シムダース(ハドリー・ロビンソン)が気になる存在だったが、彼女に話しかけられても付き合う余裕がなかった。
同じ苦学生のロジャー・モリス(サム・ストライク)は、ボートチームには仕事をもらえて寮にも住めるとジョーに話し、2人でそれに挑戦する。
ボートチームのコーチ、アル・ウルブリクソン(ジョエル・エドガートン)は、トム・ボレス(ジェームズ・ウォーク)、ブラウン(ドミニク・タイ)の両アシスタントコーチを多くの候補者に紹介する。
ジョーとロジャーは、ジュニア代表チーム(JV)の選出試験を受ける。
アルは、カリフォルニア大学バークレー校/UCバークレーを破ってベルリンオリンピックに出場するという目標があり、そのプレッシャーのために、今年のチームには特別な思いがあった。
厳しい練習に耐え抜いたジョーとロジャーは、ボート競技の経験がないにも拘わらず、ドン・ヒューム(ジャック・マルハーン)、ショーティ・ハント(ブルース・ハーベリン=アール)、ジム・マクミラン(ウィル・コバン)、チャック・デイ(トーマス・エルムズ)、ジョニー・ホワイト(トーマス・スティーヴン・ヴァリー)、ゴーディ・アダム(ジョエル・フィリモア)らと共にエイト/8+に選ばれる。
1つの目標を達成したジョーは、ジョイスと付き合い始める。
ジョーとロジャーは、寮の部屋と食事を与えられたことに満足する。
翌日から、JVと代表チームは、オリンピック出場のためにトレーニングを始める。
レーシング・シェルのデザイナーであるジョージ・ヨーマンズ・ポーコック(ピーター・ギネス)と話をしたジョーは、彼の仕事場の掃除などを手伝うことになる。
思うようにチームが実力を発揮できないことで悩むアルは、ジョージのアドバイスで、扱いにくいボビー・モック(ルーク・スラッテリー)をコックス/舵手に戻す。
ジョージを手伝うジョーは、両親のことを訊かれたため、母は幼い頃に他界し、14歳の時に父親は職を探すために家を出たきり疎遠で、それ以来、1人で暮らしていることを話す。
ジョーも手伝ったジョージの新しいシェルが完成し、それをJVに与えたアルは、UCバークレーとの試合に挑むのだが・・・。
2013年に発表された、ダニエル・ジェームス・ブラウンの著書”The Boys in the Boat”を基に製作された作品。
製作グラント・ヘスロフ、ジョージ・クルーニーが製作を兼ねて監督し、主演はジョエル・エドガートン、カラム・ターナー、ピーター・ギネスなどが共演した作品。
ベルリンオリンピックで金メダルを獲得したワシントン大学ボートチームの活躍を描くスポーツ・ドラマ。
ボート競技の醍醐味を見事に伝えている映像、ジョージ・クルーニーの職人芸的な演出も注目の作品ではあるが、スポーツ・ドラマ独特のドラマチックに盛り上がるシーンなど、ややご都合主義的な内容が気になる。
一般の受けはよかったものの批評家の評価は低く、興行的にも全世界で約5500万ドルの結果に終わった。
大学チームを率いてオリンピックの頂点を目指すワシントン大学ボートチームのコーチ、アル・ウルブリクソンのジョエル・エドガートン、彼に鍛えられる苦学生ジョー・ランツのカラム・ターナー、チームのために尽くすシェルデザイナー、ジョージ・ヨーマンズ・ポーコックのピーター・ギネス、チームの一員ロジャー・モリスのサム・ストライク、ドン・ヒュームのジャック・マルハーン、ショーティ・ハントのブルース・ハーベリン=アール、ジム・マクミランのウィル・コバン、チャック・デイのトーマス・エルムズ、ジョニー・ホワイトのトーマス・スティーヴン・ヴァリー、ゴーディ・アダムのジョエル・フィリモア、アシスタントコーチ、トム・ボレスのジェームズ・ウォークとドミニク・タイ、ジョー・ランツの恋人で学生のハドリー・ロビンソン、主人公の妻コートニー・ヘンゲラー、記者ロイヤル・ブロアムのクリス・ディアマントポロス、ジョー・ランツの父アレック・ニューマン、コックス/舵手ボビー・モックのルーク・スラッテリー、大学の委員エドワード・ベイカー=デュリーその息子ジャック・スタドン、UCバークレーのコーチ、カイ・エブライトのグレン・レイジ、ジェシー・オーエンスのジュダ・ジェイムズ、ジョー・ランツの老年期イアン・マケルヒニー、その孫オースティン・ヘインズなどが共演している。