殺人鬼に命を狙われる新人警官の戦いを描く、製作オリヴァー・ストーン、監督、脚本キャスリン・ビグロー、主演ジェイミー・リー・カーティス、ロン・シルヴァー、クランシー・ブラウン、エリザベス・ペーニャ、ルイーズ・フレッチャー、フィリップ・ボスコ、ケヴィン・ダン、リチャード・ジェンキンス他共演のスリラー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:キャスリン・ビグロー
製作
オリヴァー・ストーン
エドワード・R・プレスマン
製作総指揮:ローレンス・カザノフ
脚本
キャスリン・ビグロー
エリック・レッド
撮影:アミール・モクリ
編集:リー・パーシー
音楽:ブラッド・フィーデル
出演
メーガン・ターナー:ジェイミー・リー・カーティス
ユージーン・ハント:ロン・シルヴァー
ニック・マン:クランシー・ブラウン
トレイシー・ペレス:エリザベス・ペーニャ
シャーリー・ターナー:ルイーズ・フレッチャー
フランク・ターナー:フィリップ・ボスコ
スタンレー・ホイト署長補佐:ケヴィン・ダン
メル・ドーソン弁護士:リチャード・ジェンキンス
ハワード:マット・クレイヴン
強盗:トム・サイズモア
アパートの管理人:マイク・スター
アメリカ 映画
配給 MGM
1990年製作 102分
公開
北米:1990年3月16日
日本:1990年4月28日
北米興行収入 $8,218,000
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
警察学校を卒業した市警の新人警官メーガン・ターナー(ジェイミー・リー・カーティス)は、幼馴染のトレイシー・ペレス(エリザベス・ペーニャ)に祝福される。
両親フランク(フィリップ・ボスコ)とシャーリー(ルイーズ・フレッチャー)を訪ねて食事をしたメーガンは、卒業式に出席してくれなかった二人を責める。
メーガンと不仲のフランクは、彼女が警官になることに反対していた。
相棒と共にドリンクを買いに寄ったメーガンは、向かいのスーパーの騒ぎに気づく。
店員に銃を向けた強盗(トム・サイズモア)は、レジの金を要求する。
裏口から店内に入ったメーガンは、強盗に警告するものの、彼は銃(44マグナム S&W M29)を発砲しようとする。
メーガンの銃弾を受けた強盗は吹き飛ばされ、ウィンドウを突き破る。
その場に伏せていた客のユージーン・ハント(ロン・シルヴァー)は、床に落ちた強盗の銃を手にする。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
ニューヨーク。
新人警官のメーガン・ターナーは、初日にスーパーの強盗を射殺する。
その場にいた客のハントは、犯人が落とした拳銃を持ち去る。
犯人の拳銃が見つからず過剰防衛と判断されたメーガンはデスクワークを命ぜられ、その後、停職処分となる。
拳銃に魅せられ、自分が選ばれし者と思い込むハントは、殺人鬼となり犯行を繰り返しメーガンに接近する。
それを知らずに、メーガンはハントと付き合い始めるのだが・・・。
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既に監督、脚本家として活躍し、本作の撮影後にジェームズ・キャメロンと結婚するキャスリン・ビグローが、製作を担当するオリヴァー・ストーンと組み話題になった作品。
後に、「ハート・ロッカー」(2009)で女性初のアカデミー監督賞受賞者となるキャスリン・ビグローの、同作の究極のリアリズム映像を髣髴させる男性的でもある映像感覚は、その才能を感じさせる作品として実に興味深い。
主演のジェイミー・リー・カーティス他、新旧の人気スター競演も注目だ。
ハリウッドのサラブレッドとして、1980年代に人気女優になったジェイミー・リー・カーティスが、殺人鬼に襲われる新人警官を熱演している。
神の言葉を聞き選ばれし者と思い込み殺人鬼と化し、主人公に襲い掛かるロン・シルヴァー、主人公を支える殺人課の刑事クランシー・ブラウン、主人公の幼馴染エリザベス・ペーニャ、主人公の両親ルイーズ・フレッチャーとフィリップ・ボスコ、主人公の上司である署長補佐ケヴィン・ダン、犯人の弁護士リチャード・ジェンキンス、主人公が紹介される男性マット・クレイヴン、主人公に射殺される強盗のトム・サイズモア、他マイク・スターなども共演している。