ガソリンスタンドに寄ったチャドらは、忘れてきたビールを買おうとするが、その場にいたタッカーと店主に睨まれる。
デイルと目が合ったアリソンは、気味が悪いと言うクロエと店を出る。
地元のトイレの工事業者だったデイルはアリソンらが気になり、タッカーから、声をかけろと冷やかされる。
田舎者のデイルは相手が都会の学生なので怖気づくが、タッカーから自信を持てと言われ、釜を持ってアリソンらに近づく。
警戒するチャドらはデイルを威嚇して、逃げるように去って行く。
女は自分を嫌うと言ってショックを受けるデイルは、タッカーに励まされる。
ビールを飲みながら運転していたタッカーは、後方の保安官(フィリップ・グレンジャー)の車に気づき焦る。
上半身裸のデイルが、タッカーが股間にこぼしたビールを拭こうとしていたため、保安官は不審に思い免許書の提示を求める。
紛失したために再発行の申請中だと言うタッカーは、行き先はモリス湖の別荘だと保安官に伝える。
恐ろしい場所だと言う保安官は、ウィンカーが壊れていることを伝えてその場を去る。
小屋に着いたデイルとタッカーは、汚れているだけで、思ったよりも傷んでいないことを喜び、柱が折れていたために修理する。
一方、森の中でテントを張ったアリソンらは焚火を囲み、チャドが、20年前にこの場で起きた大虐殺事件の話を始める。
自分達のような大学生が男に襲われて殺され、生存者は一人で、死体はこの下に埋まっているということだった。
その後、アリソンらは湖に泳ぎに行こうとする。
夜になり、デイルとタッカーは湖にボートを浮かべて釣りをしていた。
チャドに迫られたアリソンはそれを拒み、皆がいる湖に向かう。
大学生が裸で泳ぎ始めたため、タッカーはボートを漕いで近づこうとして、岩の上で服を脱ぎ始めたアリソンに気づく。
デイルとタッカーに見られていることに気づいたアリソンは驚き、水面に落下してしまう。
アリソンが浮いてこないために、デイルとタッカーは彼女を捜して助け、ボートに引き上げる。
それを見ていたマイクらはアリソンが捕まったと思い、水から上がってその場から逃げる。
大学生がなぜ逃げるのか分からないデイルとタッカーは、とりあえず小屋に戻る。
チャドの元に戻ったマイクらは、アリソンが店にいた男達に捕まったことを伝える。
翌朝、小屋で目覚めたアリソンは、朝食を持ってきたデイルを怖がる。
皆でアリソンを捜すチャドは、警察に通報しようという意見を退け、自分達で解決しようとする。
しかし、運転担当のマイクだけが警察に行くことになり、ジャクソンが小屋を見つける。
アリソンがパンケーキが嫌いだと思ったデイルは、彼女のためにベーコンエッグを作り運ぶ。
自分がなぜこの場にいるか分からないアリソンに、デイルは、泳ごうとして岩から落ちて頭を打ち、自分とタッカーが助けたことを話す。
監視していたのかと訊かれたデイルはそれを否定し、友達は森に逃げて行ったとアリソンに伝える。
友達はパニックを起こしたのだろうと考えるデイルは、朝になれば迎えに来ると思い小屋に連れ帰ったことを伝え、愛犬のジャンガースをアリソンに紹介する。
アリソンに気を遣うデイルは遠慮せずに休んでほしいと伝え、自己紹介をする。
何か遊ぶものはないかと言われたデイルは、お気に入りの”トリビアップ”というボードゲームを勧める。
じゃんけんで負けたミッチが、小屋の様子を見に行くことになる。
チェーンソーで木を切り始めたタッカーは、ハチの巣を傷つけたためにハチに襲われる。
タッカーがチェーンソーを振り回して現れたため、ミッチは殺人鬼だと思い逃げる。
森の中を走るミッチは、タッカーに気を取られたために尖った木に胴体が突き刺さり息絶える。
アリソンとゲームを楽しむデイルは話も弾み、戻ったタッカーの顔が腫れあがっていたために驚き、ハチの巣を切ってしまったと言われる。
デイルのせいだと言うタッカーに、自分が引き留めたからだと伝えたアリソンは、彼に謝罪する。
自分が悪いと言うデイルは、タッカーの顔に刺さったハチの針を抜く。
友達に会ったことをアリスンに話したタッカーは、ハチに驚いた様子で焦って逃げたと伝える。
アリソンが友達を捜しに行こうとするため、自分達が行くと言ってデイルが彼女を引き留める。
友達は他人に批判的なので気を付けるようにと言われたデイルは、タッカーが話せば大丈夫だと伝える。
ミッチの死体を見つけたチャドらは、男達の仕業だと考え、ジェイソンは森から出るべきだと皆に伝える。
男達との戦いだと言うチャドは、正気ではないと意見される。
そこにデイルとタッカーが現れたためチャドらは身を隠し、二人が、”アリソンのことを早く片付けよう”と言う会話を聞いてしまう。
大学生達に呼びかけるタッカーだったが返事はなく、デイルが、その場にあった手斧を使いメッセージを残す。
”自分達はお前達の友達を預かっている”というメッセージを確認したチャドらは、それを脅迫と考える。
小屋に戻り作業を始めたデイルは、友達のことを気にするアリソンに、メッセージを残してきたから心配ないと伝える。
野外トイレを作ると言うデイルを手伝い始めたアリソンは、牧場育ちなので労働をするのは慣れていると伝えて穴を掘る。
その様子を見たチャドらは、アリソンが自分の墓穴を掘らされていると思う。
ウッドチッパーで作業をしているタッカーとアリソンの傍にいるデイルを同時に倒そうとしたチャドらは、手分けをして襲い掛かる。
デイルに襲い掛かったトッドは穴に落ちてしまい、つまずいた拍子に、持っていた木の棒が腹部に突き刺さり死亡する。
タッカーに襲い掛かったマイクは、誤ってウッドチッパーに巻き込まれてしまう。
マイクを助けようとしたタッカーだったが、無駄だった。
スコップで殴ってしまい気絶したアリソンを小屋に運んだデイルは、慌てて戻ってきたタッカーから、大学生がウッドチッパーに飛び込んだと言われる。
デイルも大学生が死んだことを話し、タッカーは、大学生が集団自殺をしようとしていると考える。
だから大学生がアリソンを助けなかったと言うデイルは、自分達も道連れにされると考えて怯えるタッカーの意見に同調し、警察に通報しようとする。
起こったことを正直に話せば信じてくれると言うデイルに、現場の状況で判断されると伝えたタッカーは、自分達が疑われるに決まっていると考える。
結局、二人は全てを片付けることにする。
クロエは動揺し、逃げることを提案するナオミは戦おうとしたチャドを批判する。
こんな経験ができることに感謝すると言うチャドは、切り抜けられない者には死しかないと伝える。
パトカーのサイレンが聴こえたクロエらは、その場に向かう。
保安官と共に仲間達の元に向かうチャックは、単なる誤解で友達は無事だろうと言われる。
クロエらに気づき車を停めた保安官は友達が殺されたと言われ、彼女らを後部座席に乗せる。
上半身がなくなったマイクをウッドチッパーから引き出したデイルとタッカーは、それを運ぶ姿を、現れた保安官に見られてしまう。
手に入れた小屋で作業していたら、現れた大学生が敷地内で自殺したと話すタッカーは、死体の学生はウッドチッパーに飛び込み、もう一人は串刺しになったと伝える。
話を信じない保安官は、デイルから、助けたアリソンなら誤解を解いてくれるかもしれないが、自分がスコップで殴ってしまい気絶しいると言われる。
小屋に向かいアリソンの無事を確認した保安官は、過失致死罪二件の容疑者だとデイルとタッカー伝えて柱に寄りかかる。
警告しようとしたデイルとタッカーだったが一瞬遅く、保安官の額に折れた柱の補強材の釘が突き刺さる。
クロエらは、小屋の外に出て車に近づいてきた保安官を見て取り乱す。
倒れこんだ保安官は息絶える。
車から降りて保安官の銃を取りデイルとタッカーに向けたチャックだったが、安全装置を外そうとして銃が暴発し、自分を撃ってしまい死亡する。
その銃を手にしたチャドに発砲されたデイルとタッカーは、小屋に逃げ込む。
アリソンを助けようとしたためにこうなったと言ってデイルを非難したタッカーは、釣りに行こうとした自分が悪いと責められる。
捕えた愛犬ジャンガースにチャドが銃を向けていることを知ったデイルは、タッカーからネイルガンを渡される。
デイルに援護させてジャンガースを助けようとするタッカーは、撃ち合いをしている隙にチャドらの後方に回る。
ジャンガースを逃がしたタッカーは、森に逃げて隠れるものの、チャドに見つかり殴られる。
タッカーを逆さ吊りにしたチャドは、彼の指を斧で切り落とす。
目覚めたアリソンに大変なことが起きたと伝えたデイルは、友達の中に薬剤治療をしている者がいるか尋ねる。
表でタッカーと愛犬を殺そうとしていると言うデイルは、友達が一斉に奇妙な行動をしていると話す。
デイルは、友達は君を殺そうとして、その後、自殺をし始め、そして自分達とジャンガースも殺そうとしているとアリソンに伝える。
そんなことはあり得ないと言うアリソンは、物音と声がしたために怯えるデイルに、自分が友達と話してくると伝えて外に出る。
チャックや保安官の死体などを確認したアリスは動揺し、投げられた包みを持って小屋の中に戻る。
タッカーのジャージに包まれていたのは中指と薬指で、メモには”今度はこちらが友達を捕えた、助けに来い!”と書かれていた。
ナタを持ってタッカーを助けに行こうとしたデイルは、友達が自分を守ろうとしているだけだと言うアリソンに、なぜ危害を加えると思ったのか尋ねる。
店で会った時に不気味だと思ったからだと答えたアリソンは、緊張していただけだと言うデイルに、勘違いがあったと伝える。
自分は誰も傷つけないと言い残したデイルは、タッカーを捜しに行く。
森の中でタッカーの帽子を見つけ、木に突き刺さったミッチに気づいたデイルは驚く。
吊るされているタッカーを見つけて近づいたデイルは、仕掛けてあった罠に触れてしまい、股間に木の棒が突き刺さる。
急所を外れて無事だったデイルは、タッカーを助ける。
日が暮れて小屋に忍び込んだチャドとナオミは、その場にいたアリソンから誰もいないと言われる。
大きな誤解だと言うアリソンの話を聞聞いてないチャドは、その場にあった燃料を撒いて火を放とうとする。
ここはデイルとタッカーの休暇用の家で、彼らは誰も傷つける気はないと言うアリソンの話を聞いたナオミは、被害者が誘拐犯に好意を持つ”ストックホルム症候群”だと考える。
チャドは、デイルが好きなのかと言ってアリソンを問い詰めるが、そこにデイルとタッカーが現れて一触即発になる。
両者を落ち着かせたアリソンは、お茶を飲みながら話し合うわせようとして、デイルとチャドを座らせる。
喘息のチャドは、アレルギー症状を起こすカモミールのお茶を断る。
20年前にキャンプをしていた大学生の両親は、友達と共にデイルのような田舎者の男に襲われて次々と殺されたことを、チャドは話し始る。
母親は捕らえられ、彼女の妊娠を知らない父親は何もできなかった。
傷つけられた母親は抵抗するものの、父親は焼き殺され、自分が生まれる頃には母親は施設に収容されたと、祖母から聞いた話をチャドはデイルらに伝える。
小屋に近づいたジェイソンとクロエは、アリソンらがお茶を飲んで話し合っていることを確認する。
罠だと考えるジェイソンは、攻撃を開始しようとする。
両親は気の毒だったとチャドに同情するデイルは、自分には関係ない話であり事件当時6歳だったと伝え、魚も殺せない臆病者だということをタッカーに確認する。
デイルが気分が楽になったと言うため、良い話し合いになったと満足するアリソンだったが、そこに草刈り機を持ったジェイソンが現れ、タッカーに襲い掛かる。
タッカーがそれをかわしたために、後ろにいたナオミは、顔面に草刈り機の刃の直撃を受ける。
チャドはデイルに襲い掛かりランプを投げたために、火がジェイソンに燃え移る。
火を消そうとして水をかけようとしたクロエは油をかけてしまい、ジェイソンは火だるまになる。
火が燃料に燃え移りそうになったために、デイルとタッカー、そしてアリソンは小屋から飛び出す。
ナオミに足を掴まれたチャドは逃げ遅れ、小屋は爆発する。
無事だったものの、顔面の半分が焼けただれたチャドが手斧を持って襲い掛かってきたため、デイルらはトラックに乗って逃げるものの、木に衝突してしまう。
ジャンガースに顔をなめられて目覚めたデイルは、アリソンがいないことに気づき、外で倒れていたタッカーに近づく。
タッカーから、アリソンがチャドに連れ去られたと言われたデイルは、彼女と関わったことと休暇も間違いだったと考える。
デイルに自信を持たせたタッカーは、アリソンが真の姿を理解していると伝え、この件が終わったら付き合うべきだと伝える。
無理だと言うデイルに、その態度だから駄目だと伝えたタッカーは、彼を誉めて望むものを手に入れろと助言する。
ジャンガースがアリソンの居場所を知っていると言われたデイルは、タッカーとの友情を確認しする。
チャドを叩きのめせと言われたデイルは、ジャンガースと共にアリソンを捜しに行き、ある農家にたどり着く。
その納屋で、チャドはアリソンを拘束し、物音がしたために隠れる。
納屋に入ったデイルは、チェーンソーなどを持ち戦いの準備をしてアリソンを見つける。
アリソンを解放しようとしたデイルだったが、チャドは、彼女を乗せた材木の裁断機を作動させる。
ロープをほどけないデイルは焦り、チェーンソーでそれを切ろうとするものの、チャドが襲い掛かる。
二人は格闘になり、デイルが投げた斧でアリソンのロープが切れたため、彼女はその場から逃れる。
チェーンソーでチャドに襲い掛かったデイルは彼を突き倒し、アリソンを連れて二階に向かう。
空き家のようなその場で武器を捜したデイルは、喘息のチャドが苦手なカモミールのお茶を見つける。
1990年の新聞を見つけたアリソンは、虐殺犯が捕えられた写真をデイルに見せて、二人は犯人がチャドに似ていると思う。
アリソンとデイルは、虐待を受けた生存者が犯人の情報を警察に提供し、その後、精神鑑定を受けているという記事を確認する。
チャドの話と同じだと気づいた二人は、父親が行方不明だと言っていたため、チャドが犯人の息子だと気づく。
チェーンソーで襲い掛かってきたチャドに新聞を見せたデイルは、父親が殺人鬼だと知らせる。
新聞を見て動揺するチャドは納得できず、再び襲い掛かるものの、デイルが彼にカモミールのお茶を浴びせる。
アレルギーで発作を起こしたチャドは、ドアを突き破って落下する。
夜になり、現場検証が始まり、テレビ局のリポーターとカメラマンは、集団殺人事件についての実況を始める。
精神的に不安定な大学生の集団自殺と報じられるニュース速報を見ながら、病院で治療を受けるタッカーは、見舞いに来たデイルに接合された指を見せる。
タッカーにビールを渡してまた来ると伝えたデイルは、アリソンにデートを申し込んだか訊かれる。
そんな勇気がないと言うデイルに呆れるタッカーだったが、ボウリングが得意な彼女をデイルが誘ったことを知り喜ぶ。
アリソンとボウリングを楽しんだデイルは、頭ばかりぶっている彼女にヘルメットをプレゼントする。
今回の件で謝罪されたデイルは、自分は楽しい思いをしたので、また会えれば嬉しいと伝える。
アリソンにキスされたデイルは、彼女から自分も同じ気持ちだと言われる。