ウィリアム・シェイクスピアの戯曲”シンベリン”を現代を舞台にして描いた作品。 激化する麻薬組織と警察の抗争の中で翻弄される男女の恋を描く、製作、監督、脚本マイケル・アルメレイダ、出演イーサン・ホーク、エド・ハリス、ミラ・ジョヴォヴィッチ、ジョン・レグイザモ、ダコタ・ジョンソン、アントン・イェルチン他共演の犯罪ドラマ。 |
・ダコタ・ジョンソン / Dakota Johnson / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:マイケル・アルメレイダ
製作
マイケル・ベナローヤ
アンソニー・カタガス
マイケル・アルメレイダ
製作総指揮
ベン・サックス
クレイトン・ヤング
セス・レンショウ
原作:ウィリアム・シェイクスピア”シンベリン”
脚本:マイケル・アルメレイダ
撮影:ティム・オアー
編集
バーバラ・タリヴァー
ジョン・スコット・クック
音楽:デヴィッド・ルドウィグ
出演
ヤーキモー:イーサン・ホーク
シンベリン:エド・ハリス
クイーン:ミラ・ジョヴォヴィッチ
ピザーニオ:ジョン・レグイザモ
ポステュマス:ペン・バッジリー
イモジェン:ダコタ・ジョンソン
クロートン:アントン・イェルチン
コーネリアス医師:ピーター・ゲレッティ
カイアス・ルーシアス:ヴォンディ・カーティス=ホール
フィラーリオ:ジェームズ・ランソン
シシリアス・レオナトゥス:ビル・プルマン
ベレーリアス:デルロイ・リンドー
グィディーリアス:スペンサー・トリート・クラーク
アーヴィラガス:ハーレー・ウェア
死刑執行人:ケヴィン・コリガン
アメリカ 映画
配給 ライオンズゲート
2014年製作 97分
公開
北米:2015年3月13日
日本:2015年6月13日
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
麻薬王のシンベリン(エド・ハリス)は、警察に賄賂を払い平和を保っていた。
シンベリンの後妻クイーン(ミラ・ジョヴォヴィッチ)には、息子クロートン(アントン・イェルチン)をシンベリンの娘イモジェン(ダコタ・ジョンソン)と結婚させる野望があった。
ところが、イモジェンは、共に育ったポステュマス(ペン・バッジリー)と結婚してしまい、シンベリンを激怒させる。
しかし、幸運は舵のないボートで運ばれてくるものである・・・。
捕らえられたポステュマスは、父シシリアス・レオナトゥス(ビル・プルマン)の亡霊が現れたような気がする。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
麻薬王シンベリンは、娘のイモジェンが、勝手な判断で共に育ったポステュマスと結婚してしまったために激怒する。
シンベリンの後妻クイーンは、密かに息子のクロートンをイモジェンと結婚させようと考えていた。
追放されたポステュマスは、友人に紹介されたヤーキモーから、イモジェンの愛が真実か確かめるための賭けを提案される。
ポステュマスが受けて立ったために、イモジェンに近づいたヤーキモーは、彼女と関係した証拠を示す。
憤慨したポステュマスは、裏切ったイモジェンの殺害を部下のピザーニオに命ずるのだが・・・。
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ウィリアム・シェイクスピアの戯曲”シンベリン”を原作に、舞台を現代に移して描くドラマ。
同じくシェイクスピアの”ハムレット”を現代劇として描いた、2000年に公開された「ハムレット」のマイケル・アルメレイダとイーサン・ホークが再び組んだ作品。
麻薬組織と警察の抗争が描かれているために、大筋では犯罪ドラマなのだが、シェイクスピア・タッチの悲劇的な展開から、男女のロマンスが完結するまでの物語となっている。
魅力的なキャスティングではあるが、なんとかまとめ上げたという程度の内容の同作は評価も低く、拡大公開もされずに商業ベースには乗らなかった作品。
主演は誰かとは特定できない中で、ファーストクレジットでヤーキモーを演ずるイーサン・ホークの出演は短く、存在感と実績的に言えばシンベリン役のエド・ハリスが重要な役柄を演じ、周囲に翻弄される男女ポステュマス役のペン・バッジリーとイモジェンのペン・バッジリーが主人公と言える内容だ。
シンベリンの後妻クイーンのミラ・ジョヴォヴィッチ、ポステュマスそしてシンベリンの忠実な部下ジョン・レグイザモ、クイーンの息子クロートンのアントン・イェルチン、医師コーネリアスのピーター・ゲレッティ、汚職警官カイアス・ルーシアスのヴォンディ・カーティス=ホール、ポステュマスの友人ジェームズ・ランソン、ポステュマスの父親ビル・プルマン、かつてシンベリンに追放されたベレーリアスのデルロイ・リンドー、彼に育てられたシンベリンの息子グィディーリアスのスペンサー・トリート・クラークとアーヴィラガスのハーレー・ウェア、死刑執行人のケヴィン・コリガンなどが共演している。