ソフィはジミーに興味を持ち、ボスのゴゴラックを裏切った彼は危険極まりないとオズは話す。
ゴゴラックの息子ヤンニ(ケヴィン・ポラック)が、ジミーを捕えた者に賞金を払うことをオズから知らされたソフィは、ある考えが浮かぶ。
その後、ジミーにドライブに誘われたオズは、シカゴから移住してきたことを伝えるが、現地には詳しくないと話す。
自分と義父が同じ歯科医であることを語ったオズは、義父が未成年の男の患者にいたずらをして訴えられ、借金を抱え自殺したことをジミーに伝える。
その借金を返すことになり四苦八苦していることと、そんな訳で妻と義母が故郷の地であるこの場に戻ったことをオズはジミーに話す。
家に戻ったオズは、ジミーをマフィアに売って賞金を手に入れる計画をソフィから聞かされる。
付き合うと以外にいい男だったと語るオズは、ソフィの話を拒む。
しかし、協力すれば離婚すると言われたオズは、飛行機のチケットを予約済みだと知らされ、仕方なくそれに従うことにする。
オズを空港に送ったソフィはジミーの家に向かい、夫が企んでいることを教えると伝える。
シカゴ。
友人のジャーナリストのデイヴに会ったオズはジミーのことを話すが、ソフィから逃れたかったために来たことを伝える。
ホテルに向かったオズは、ヤンニの手下である殺し屋フランクリン・フュゲロア/フランキー・フィグス(マイケル・クラーク・ダンカン)から、ジミーについての情報があるかを聞かれる。
オズが何もないと言うため帰ろうとしたフランキーは、彼を痛めつけてジミーの情報を聞き出そうとする。
ヤンニの屋敷に連れて行かれたオズは、ジミーの妻シンシア(ナターシャ・ヘンストリッジ)を紹介される。
オズはヤンニから、カナダにはフランキーが同行すると言われる。
報酬を受け取れるのかをヤンニに尋ねたオズは、検討すると言われる。
フランキーに送られてホテルに向かったオズは、デイヴに電話をして情報を漏らしたかを確認する。
デイヴがそれを否定したためジミーに電話をしたオズは、その場から逃げるようにと言って警告するが、彼は全てを知っていた。
驚くオズに、戻ったら話すと言ってジミーは電話を切る。
そこに現れたシンシアからジミーの居場所を聞かれたオズは、自分で殺して賞金を独り占めにするよう言われる。
妻ソフィアの考えに従っているだけだと答えるオズは、今回の件で悩むシンシアと飲みながら話をする。
実は自分がジミーに命を狙われていると言うシンシアは、ボスがFBIから隠すために結婚祝ということで渡された1000万ドルを、彼が狙っていることをオズに伝える。
その金を引き出すには、ジミー、ヤンニそして自分のサインが必要だと言うシンシアは、誰かが死んだ場合も死亡証明書があればいいと伝える。
自分なら1000万ドルでも殺さないと言うオズは、会った瞬間に惹かれたことをシンシアに伝える。
一旦帰ったシンシアは、部屋に戻りオズと愛し合う。
自分がシカゴに来ていることをジミーが知っているとオズに言われたシンシアは驚く。
自分が言う前にソフィが話したのだろうと考えるオズは、ジミーに殺されることを覚悟する。
シンシアが殺されるのを阻止すると言うジミーは、カナダに向かうフランキーが、ジミーを始末するだろうと伝える。
その場合でもヤンニが自分を生かさないと言うシンシアだったが、命を守ることをオズは約束する。
モントリオールに戻ったオズとフランキーはホテルに向かうが、部屋ではジミーが待ち構えていた。
オズは驚くが、ジミーとフランキーは再会を喜び、三人はバーに向かう。
夫を殺すことを考えたソフィが、自分の所に来る前に既に殺し屋を雇っていたことをオズに知らせたジミーは、殺しの依頼を受けたかを聞かれる。
断ったとジミーに言われたオズは、彼とフランキーが組んでいたことを知らされる。
ソフィを殺すと言うジミーは、自分からではなく彼女が自分を誘ったことをオズに伝え、”友人”の妻には手を出さないと語る。
店を出たオズは、ヤンニを誘き出して殺し、シンシアも道連れにすると言うジミーに驚く。
ソフィがまだ殺し屋を探していると忠告されたオズは、クリニックに向かう。
動揺するオズは治療ができず、ジルに事情を聞かれ、ソフィに殺されるかもしれないことと、隣人が殺し屋のジミーだと伝える。
ジミーに憧れていたジルは、彼を紹介してほしいと言ってオズを連れ出す。
オズと共にジミーに会ったジルは、殺しに興味があることを伝える。
ジミーに招かれたジルは、自分がソフィに雇われた殺し屋だったことを伝え、それを知ったオズは驚く。
ジルに殺しの指南を始めたジミーは、ヤンニを殺す手伝いをするかを尋ね、彼女は喜んでそれに従うと言って興奮する。
そんな二人を見てオズは呆れる。
ヤンニとシンシアが来るという連絡を受けたジミーは、二人を始末することをジルに伝える。
シンシアを殺すことを阻止すると言うオズは、彼女に電話をする。
ヤンニと共に出かける準備をしていたシンシアは、手下が出た電話が切れたことを知る。
ジミーの家に戻ったオズは、ヤンニとシンシアを殺すことに協力するよう強要され、二人を空港に迎えに行くようジミーに指示される。
フランキーが現れ、ジルは彼と会えたことを光栄に思い、オズの元に向かった彼女は準備が整ったことを伝える。
プライベートジェットで到着したヤンニとシンシアは、オズとフランキーに迎えられる。
オズの家に着いたヤンニ、そして、それを知るジミーは互いを監視する。
そこに、新たな殺し屋スティーヴ・ハンソン(ハーランド・ウィリアムズ)を雇ったソフィが車で現れ、オズを殺す準備を始める。
シンシアはオズを連れて別室に向い、ヤンニがジミーの次に命を狙っていることを彼に伝える。
知らせてくれたことに感謝するオズは、ジミーとフランキーがグルであることをシンシアに知らせる。
自分は仲間の振りをしていると言うオズは、いい案があると言って、シンシアと共にその場に残る。
ヤンニらはジミーの家に向い、彼らに気づいたスティーヴは車を降りる。
家に侵入したヤンニらは全裸で現れたジルに驚き、ジミーは手下の二人を射殺する。
ジルに銃撃されたヤンニは、ジミーに止めを刺される。
オズとシンシアが車で去ったことをジルから知らされたジミーは、外にいるスティーヴを始末する。
それを目撃して驚くソフィは、車の鍵がないことに気づき走って逃げ去る。
スティーヴの死体を運んだフランキーは、彼が特別捜査官だと気づく。
ジミーからポケベルの連絡を受けたオズは、彼に電話をしてシンシアに恋したことを伝える。
オズがシンシアと愛し合ったことを知ったジミーは激怒し、ジルが電話を代わり、ある考えを伝える。
命懸けで守っていることをシンシアに伝えたオズは、ジミーからの連絡を受け、提案には乗るが失望したと言われる。
これは愛だとジミーに伝えたオズは、クリニックで会う約束をする。
患者の船を借りたオズは、シンシアを逃亡させる手はずを整えてクリニックに向かう。
スティーヴをジミーと同じ歯形にしたオズは、ヤンニの死体と共に彼を車ごと焼いて始末する。
数日後、現れた警官から、隣人に貸した車の焼死体が犯罪組織のヤンニとジミーだと知らされたオズは、捜査に協力する。
ジミーの家に向かったオズは、スティーヴの車に気づいた警官と共に内部を調べる。
一人の警官は、スティーヴの車にあった録音テープのソフィの声を確認する。
家にはヤンニの手下の死体があり、現場の捜査が始り、オズは、ソフィが自分の殺害を計画していたことを警官から知らされる。
逮捕されて警察で尋問されたソフィは、夫殺害に失敗したスティーヴを殺したと言われ、ジルがしくじったから雇ったと答える。
ジルが殺し屋だと言っても警官に信じてもらえないソフィは泣き出し、それを隣の部屋で見ていたオズは、彼女の惨めな姿を嘆く。
シンシアと打ち合わせをしてジミーに会ったオズだったが、マリーナに連れて行かれる。
ジルからの連絡を受けて待ち合わせたシンシアは、彼女に銃を捨てさせて銀行に向かう。
ジミーとヤンニの死亡証明書を行員に見せたシンシアは、1000万ドルをケイマン諸島に送金するよう指示する。
ジルは、現金を持って二人で逃げることをシンシアに提案し、ジミーがオズを殺すと言われても気にしない。
船を出したジミーは、オズに情が移り殺害をためらっていることをフランキーに指摘されるが、黙って指示に従うよう伝える。
ジルは、シンシアがオズを愛してしまったことを確認する。
送金を確認したジミーはフランキーを射殺し、オズに自分を殺さない理由を聞かれる。
フランキーがオズを殺せと言い張ったからだと答えたジミーは、自分もヤワになったと語る。
オズとシンシア”夫妻”に100万ドルを送金するよう行員に指示したジルは、それがジミーの指示だとシンシアに伝える。
ジミーが離婚を承知したことを知ったシンシアは驚く。
昔なら迷わず殺していたと言うジミーが、ジルに惹かれていることをオズは確認する。
現れたジルからシンシアが待っていると言われたオズは、二人に別れを告げる。
オズからプロポーズされたシンシアは、彼が現金の件を知らないことに気づく。
純粋に自分を愛しているオズの気持ちを知ったシンシアは、それ以上だと彼に言われて感激し、結婚を承諾する。
一生、貧乏な歯科医でもいいかとオズに言われたシンシアは、何とかすると答える。
その後、オズとシンシアは、ナイアガラの滝の側のホテルで幸せを実感する。