2002年8~10月にかけて掲載された”IDW Publishing”同名コミック・ミニシリーズを基に製作された作品。 冬季に30日間も夜が続く”極夜”を迎えるアラスカ最北端の町で起きる住民とヴァンパイアの戦いを描く、製作サム・ライミ、監督デヴィッド・スレイド、主演ジョシュ・ハートネット、メリッサ・ジョージ、ダニー・ヒューストン、ベン・フォスター他共演のホラー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:デヴィッド・スレイド
製作総指揮
ジョセフ・ドレイク
オーブリー・ヘンダーソン
ネイサン・カヘイン
マイク・リチャードソン
製作
サム・ライミ
ロブ・タパート
原作
スティーヴ・ナイルズ
ベン・テンプルスミス
”30 Days of Night”
脚本
スティーヴ・ナイルズ
スチュアート・ビーティー
ブライアン・ネルソン
編集:アート・ジョーンズ
音楽:ブライアン・レイツェル
出演
エバン・オルソン:ジョシュ・ハートネット
ステラ・オルソン:メリッサ・ジョージ
マーロー:ダニー・ヒューストン
見知らぬ男:ベン・フォスター
ボウ・ブロワー:マーク・ブーンJr.
ジェイク・オルソン:マーク・レンドール
ビリー・キトカ:マヌー・ベネット
デニス:アンバー・セインスベリー
ウィルソン・ブロサン:クレイグ・ホール
アイザック・ブロサン:チック・リトルウッド
ダグ・ハーツ:ジョエル・トベック
カーター・デイヴィス:ナサニエル・リーズ
アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
2007年製作 113分
公開
北米:2007年10月19日
日本:2009年8月22日
製作費 $32,000,000
北米興行収入 $39,569,000
世界 $75,505,970
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
アラスカ州、アメリカ最北の町バロウ。
今年も、30日間も夜が続く”極夜”のシーズンを迎える。
太陽が昇る最後の日
住民は街を離れる準備を始め、その中には、保安官のエバン・オルソン(ジョシュ・ハートネット)と離婚する同じ保安官妻ステラ(メリッサ・ジョージ)もいた。
署に戻ったエバンは、事故を起したステラから、空港に送って欲しいという連絡を受けるが、保安官補ビリー・キトカ(マヌー・ベネット)に代わりに行かせる。
その後、呼び出されたエバンは、ある住民の犬が殺された現場を確認する。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
アラスカ州、アメリカ最北の町バロウでは、今年も、30日間の夜が続く”極夜”のシーズンを迎えようとしていた。
人々は町を去る準備を始め、その中には、保安官エバン・オルソンと離婚するステラもいた。
やがて、住民の犬が殺される事件が起き、エバンはそれを確認し、ステラは事故に遭い飛行機に乗り遅れて町に戻る。
見知らぬ男を捕らえたエバンは、戻った同じ保安官のステラと共に署に向かう。
男は、恐ろしい奴らが現れると言ってエバンに警告し、やがて電話が不通になり電気が消える。
その後、見回りに行ったエバンは殺人を確認し、住民に警戒するよう呼びかける。
そして、闇の世界に現われた、マーロー率いるヴァンパイア集団が、容赦なく住民に襲い掛かる・・・。
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カルト映画監督でも知られる、「スパイダーマン」シリーズのサム・ライミが製作に参加していることも注目の作品。
日の光が致命傷になるヴァンパイアが、30日間も夜が続く町で獲物(人間)を狩るという発想が恐ろしい。
実際のバロウは、11月から1月はなんと68日間も太陽が昇らない。
いくら作り話とは言え、バロウに住む人々は、本作をどのような目で観るのだろうか。
アメリカ最北端の町の雰囲気をよく出している町のセットやロケは、実は殆どがニュージーランドで撮影された。
自らを犠牲にして、家族や生存者を守る保安官ジョシュ・ハートネット、彼と離婚するものの、生き抜くために共に力を尽くす同じ保安官メリッサ・ジョージ、ヴァンパイアのリーダーを怪演するダニー・ヒューストン、彼に操られる謎の男ベン・フォスター、主人公の弟役マーク・レンドール、保安官補のマヌー・ベネット、生存住民役のマーク・ブーンJr.、アンバー・セインスベリー、クレイグ・ホール、チック・リトルウッド、ナサニエル・リーズ、ジョエル・トベック、殆どがニュージーランドの俳優が演じている。