”ギリシャ神話”を基にして2010年に公開された「タイタンの戦い」の続編。 タイタンの王クロノスの復活を阻止し捕えられた父ゼウスを救い出すため再び立ち上がった英雄ペルセウスの活躍を描く、監督ジョナサン・リーベスマン、主演サム・ワーシントン、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズ、トビー・ケベル、ロザムンド・パイク、ビル・ナイ他共演のアクション・アドベンチャー超大作。 |
・レイフ・ファインズ / Ralph Fiennes / Pinterest
・ロザムンド・パイク / Rosamund Pike / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョナサン・リーベスマン
製作総指揮
リチャード・D・ザナック
トーマス・タル
ジョン・ジャシュニ
製作
ポリー・コーエン・ヨンセン
ベイジル・イワンイク
ケヴィン・デラノイ
原案
デヴィッド・レスリー・ジョンソン
ダン・マゾー
原作:ビバリー・クロス
脚本
デヴィッド・レスリー・ジョンソン
ダン・マゾー
グレッグ・バーランティ
撮影:ベン・デイヴィス
編集:マーティン・ウォルシュ
音楽:ハビエル・ナバレテ
出演
ペルセウス:サム・ワーシントン
ゼウス:リーアム・ニーソン
ハデス:レイフ・ファインズ
アゲノール:トビー・ケベル
アンドロメダ:ロザムンド・パイク
ヘパイストス:ビル・ナイ
ポセイドン:ダニー・ヒューストン
アレース:エドガー・ラミレス
ヘレイオス:ジョン・ベル
コリーナ:リリー・ジェームズ
マンティウス:アレハンドロ・ナランホ
アポロ:フレディー・ドラブル
アテナ:キャスリン・カーペンター
クレア:シニード・キューザック
セロン:アシエル・マカザガ
ミノタウロス:スペンサー・ウィルディング
サイクロプス:マーティン・ベイフィール
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2012年製作 99分
公開
北米:2012年3月30日
日本:2012年4月21日
製作費 $150,000,000
北米興行収入 $83,640,430
世界 $301,741,520
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
全能の神ゼウス(リーアム・ニーソン)と人間の間に生まれた半神ペルセウス(サム・ワーシントン)は、10年前に怪物クラーケンを倒して人類を救った。
ゼウスは、勇敢な英雄でもあるペルセウスに神の座を与えようとしたが、彼は人間として生きる道を選んだ。
ペルセウスは、最愛の妻イオが死んでも、ゼウスや他の神々に救いを求めることはなかった。
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10歳の息子ヘレイオス(ジョン・ベル)を、男手でひとつで育て漁師として暮らすペルセウスは、ある日、ゼウスの訪問を受ける。
神々とタイタンとの間で、地上を支配しようとする争いが激化し、ゼウスは、ペルセウスの力を借りようとするが、彼はそれを拒む。
暴虐な父クロノスを、奈落の底タルタロスに閉じ込めていたその息子ゼウス、ポセイドン(ダニー・ヒューストン)、そして冥界の神ハデス(レイフ・ファインズ)は顔を合わせる。
しかしハデスは、ゼウスの息子アレース(エドガー・ラミレス)と共に忠誠を裏切り、ゼウスとポセイドンを叩きのめす。
...全てを見る(結末あり)
参考:
・「タイタンの戦い」(1981)
・「タイタンの戦い」(2010)
・「タイタンの逆襲」(2012)
*(簡略ストー リー)
全能の神ゼウスと、人間の間に生まれた半神ペルセウスは、10年前に怪物クラーケンを倒して英雄となったが、今では漁師となり、男手ひとつで10歳の息子ヘレイオスを育てていた。
父ゼウスから、タイタンとの戦いに協力して欲しいと頼まれたペルセウスだったが、彼はそれを拒んでしまう。
その後、冥界の神のハデスは、ゼウスの息子アレースと共に、忠誠を裏切りゼウスを捕えてしまう。
それを知ったペルセウスは、ポセイドンから、ハデスとアレースが、奈落の底タルタロスに閉じ込められているクロノス側に寝返ったと知らされる。
ポセイドンは、我が子のアゲノールと手を組むようペルセウスに指示して朽ち果てる。
そして、ペルセウスはヘレイオスを残し、天馬ペガサスに乗り、女王アンドロメダの元に向かうのだが・・・。
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前作に続き、重苦しい雰囲気もない単純明解なストーリーで、あらゆる年代層で楽しめる、見どころ満載の仕上がりにはなっている。
スタッフは、監督のジョナサン・リーベスマンをはじめ殆どが変わり、キャストも一部入れ替わっている。
撮影終了後に3D映画に無理矢理変更されたため、その出来があまり良くなかった前作の教訓を生かしたということにはなっているが、迫力映像は楽しめるが、本作も、他の3D作品に比べると、やや物足りない感じもする。
そのせいか、北米興行収入は約8400万ドルと前作から半減してしまい、全世界では3億ドルを超えるヒットとなった。
10年の歳月と子供の成長などで、逞しくなったと言いたい、主人公ペルセウスを演ずるサム・ワーシントンだが、英雄ではあるが、ブランクを感じさせる、スーパーマン的ではなく人間味のある役柄がかえって好感が持てる。
満身創痍という雰囲気で、全能の神ゼウスを演ずるリーアム・ニーソン、その兄である冥界の神ハデスのレイフ・ファインズ、主人公のいとこでもあるポセイドンの息子アゲノールのトビー・ケベル、勇敢な女王アンドロメダのロザムンド・パイク、神器の作り手である鍛冶の神ヘパイストスのビル・ナイ、海の神ポセイドンのダニー・ヒューストン、父ゼウスを裏切るアレースのエドガー・ラミレス、主人公の息子ヘレイオスのジョン・ベル、女王の侍女リリー・ジェームズ、マンティウスのアレハンドロ・ナランホ、アポロ役のフレディー・ドラブル、アテナのキャスリン・カーペンター、村の老女役シニード・キューザック、ミノタウロスのスペンサー・ウィルディング、サイクロプスのマーティン・ベイフィールなどが共演している。