ゾンビの青年と敵対する人間の女性の愛が世界を変えるまでを描く、監督ジョナサン・レヴィン、主演ニコラス・ホルト、テリーサ・パーマー、ジョン・マルコヴィッチ他共演によるホラー・タッチのロマンチック・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョナサン・レヴィン
製作
デヴィッド・ホバーマン
ブルーナ・パパンドレア
トッド・リーバーマン
製作総指揮
コーリ・シェパード・スターン
ニコラス・スターン
ローリー・ウェブ
原作:アイザック・マリオン”Warm Bodies”
脚本:ジョナサン・レヴィン
撮影:ハビエル・アギーレサロベ
編集:ナンシー・リチャードソン
音楽
マルコ・ベルトラミ
バック・サンダース
出演
R:ニコラス・ホルト
ジュリー・グリジオ:テリーサ・パーマー
M/マーカス:ロブ・コードリー
ペリー・ケルヴィン:デイヴ・フランコ
ノラ:アナリー・ティプトン
ケヴィン:コリー・ハードリクト
グリジオ大佐:ジョン・マルコヴィッチ
アメリカ 映画
配給
サミット・エンターテインメント
Lionsgate
2013年製作 97分
公開
北米:2013年2月1日
日本:2013年9月21日
製作費 $35,000,000
北米興行収入 $66,380,660
世界 $116,980,660
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ゾンビが世の中を支配して8年、ゾンビとして生きることに寂しさを感じる青年R(ニコラス・ホルト)は、廃墟となった空港で生活し、少々、考え話もできた。
高い壁で囲った居住区域に住むジュリー・グリジオ(テリーサ・パーマー)は、父グリジオ大佐の命令で武器を持ち街に向かう。
薬を手に入れようとしていたジュリーや親友ノラ(アナリー・ティプトン)だったが、RやMらゾンビに襲われる。
Rは、勇敢に戦うジュリーに一目惚れしてしまうが、目的は人を食うことであり、彼女の恋人ペリー・ケルヴィン(デイヴ・フランコ)に襲い掛かる。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
人を食って生きるゾンビの青年Rは、寂しい思いを感じながら日々を送り、少々、考え話すこともできた。
生き残った人間は、高い壁を築いて居住空間をつくり抵抗していた。
グリジオ大佐の娘ジュリーは、恋人のペリーや親友ノラらと共に、医療品を確保するため街に向かう。
そこにゾンビのRやMが現れてジュリーらに襲い掛かる。
Rは、勇敢に戦うジュリーに一目惚れするが、ペリーを食い殺してしまう。
ジュリーを連れ去ったRは彼女に優しく接して、親交を深めるようになり心に変化を感じる。
しかし、それに気づいた最強のゾンビ”ガイコツ”が二人に襲い掛かろうとする・・・。
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2010年に発表された、アイザック・マリオンの小説”Warm Bodies”を基に製作された作品。
お馴染みのゾンビが登場する単なるホラーと思いきや、人間時代の記憶もなく名前も思い出せない寂しいゾンビ青年が、人間の女性との触れ合いで”変化”していく様を描く、心温まる物語となっている。
ゾンビ青年が、人間となるものの過去を無理に思い出そうとしない、名前は”R”のままでいいと言い切る、未来に向けての思いを語るラストもいい。
ジョナサン・レヴィンの演出も軽快で、全体的な雰囲気はホラーだが、ロマンチック・コメディとして楽しめる作品。
子役から若手有望スターとなったニコラス・ホルトは、やや悲しげな人食いゾンビから、徐々に人間に近づいていく青年を熱演している。
主人公に連れ去られるものの、結局は二人の愛が世界を変えることになるというヒロインを演ずるテリーサ・パーマー、その父で軍の大佐役ジョン・マルコヴィッチ、ゾンビのロブ・コードリー、ヒロインの恋人デイヴ・フランコ(ジェームズ・フランコの弟)ヒロインの親友アナリー・ティプトン、兵士コリー・ハードリクトなどが共演している。