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戦いの矢 War Arrow (1953)

入植者らを襲撃する先住民に対抗する騎兵隊将校の戦いを描く、監督ジョージ・シャーマン、主演モーリン・オハラジェフ・チャンドラージョン・マッキンタイア他共演の西部劇。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:ジョージ・シャーマン
製作:ジョン・W・ロジャース
脚本:ジョン・マイケル・ヘイズ
撮影:ウィリアム・H・ダニエルズ
編集:フランク・グロス
音楽:ジョセフ・ガーシェンソン

出演
エレイン・コーウィン:モーリン・オハラ
ハウエル・ブレイディ少佐:ジェフ・チャンドラー
ジャクソン・ミード大佐:ジョン・マッキンタイア
エイヴィス:スーザン・ボール
オーガスタス・ウィルクス軍曹:ノア・ビアリーJr.
ルーク・シェルマーホム一等軍曹:チャールズ・ドレイク
酋長メイグロ:ヘンリー・ブランドン
ピノ:デニス・ウィーバー
サンタンタ:ジェイ・シルバーヒールズ
ロジャー・G・コーウィン大尉:ジム・バノン
ニール大尉:スティーブン・ワイマン
中尉:ブラッドフォード・ジャクソン

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1953年製作 78分
公開
北米:1953年12月26日
日本:1954年2月27日
北米興行収入 $1,400,000


ストーリー
テキサス州。
ハウエル・ブレイディ少佐(ジェフ・チャンドラー)は、ルーク・シェルマーホム一等軍曹(チャールズ・ドレイク)とオーガスタス・ウィルクス軍曹(ノア・ビアリーJr.)と共にクラーク砦に派遣される。
砦に着いたブレイディらは、司令官のジャクソン・ミード大佐(ジョン・マッキンタイア)に歓迎される。
ブレイディは、平穏に暮らすセミノールの居留地で、入植者を襲撃しているカイオワの反乱を鎮圧する考えをミードに話す。
その話に消極的見解を示すミードだったが、ブレイディを誕生パーティーに招待する。
パーティーに出席したブレイディは、部屋を提供してくれた将校の未亡人エレイン・コーウィン(モーリン・オハラ)に会い、ダンスをして会話を楽しみ、惹かれ合うようになる。
その後ブレイディは、ウィルクスとシェルマーホムと共に、民間人を装い偵察に出て、現われたカイオワを撃退する。
セミノールの酋長メイグロ(ヘンリー・ブランドン)と話をしたブレイディは、カイオワと戦うことを提案する。
その考えに消極的なメイグロだったが、ブレイディは、食料調達のための資金500ドルを渡して交渉を続ける。
平和主義者のメイグロは納得せず、苛立つブレイディは諦める。
そこにカイオワが現われ、それを撃退したブレイディは、武器として使った”ヘンリー連発銃”をメイグロに見せる。
メイグロの娘エイヴィス(スーザン・ボール)は、戦うべきだと父に意見する。
銃を手にしたメイグロは、ブレイディらと共にカイオワと戦うことを決めるのだが・・・。


解説 評価 感想
低予算映画を多く手掛けたジョージ・シャーマンが監督し、主演はモーリン・オハラジェフ・チャンドラージョン・マッキンタイアなどが共演した作品。

入植者らを襲撃する先住民に対抗する騎兵隊将校の戦いを描く西部劇。

砦に派遣された将校が、目的のために任務を遂行するものの、それを理解しない砦の司令官との関係に苦悩しながらも行動を続ける内容と共に、将校の未亡人との恋なども描かれている。

ファーストクレジットは、将校の未亡人(実は夫は生きていた)を演ずる美しいモーリン・オハラなのだが、彼女と惹かれ合いながら、先住民の襲撃を鎮圧させるために努力する将校を熱演するジェフ・チャンドラーが主人公と言える作品。

砦の司令官であり、派遣されてきた将校の行動に理解を示さないジョン・マッキンタイアセミノールの酋長ヘンリー・ブランドンの娘スーザン・ボール、主人公の部下ノア・ビアリーJr.チャールズ・ドレイクセミノールの戦士デニス・ウィーバーカイオワの酋長ジェイ・シルバーヒールズ、死んだと思われたものの、実はカイオワに協力していたエレイン(モーリン・オハラ)の夫ジム・バノンなどが共演している。


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