離婚した夫の執拗な嫌がらせに遭う女性と家族の苦悩を描く、製作、監督、脚本タイラー・ペリー、主演ミーガン・グッド(製作兼)、コリー・ハードリクト、ジョセフ・リー・アンダーソン、テイラー・ポリドール・ウィリアムズ、シャノン・ウォレス、リチャード・ローソン、デビー・モーガン他共演のスリラー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:タイラー・ペリー
製作
ウィル・アレウ
ダイアン・アシュフォード
アンジー・ボーンズ
ミーガン・グッド
タイラー・ペリー
脚本:タイラー・ペリー
撮影:マイケル・ワトソン
編集:ストーム・エヴァンス
音楽:シェリー・チャン
出演
エイヴァ:ミーガン・グッド
ダラス・バートランド:コリー・ハードリクト
ベンジー:ジョセフ・リー・アンダーソン
ローナ:テイラー・ポリドール・ウィリアムズ
ジム:シャノン・ウォレス
クラレンス:リチャード・ローソン
ジーン:デビー・モーガン
リンダ・バートランド:ウルスラ・O・ロビンソン
キース:ラキーム・ローズ
モリス:ベリー・ウィリアムズJr.
アメリカ 映画
配給 アマゾン MGM スタジオ
2024年製作 121分
公開
北米:2024年7月11日
日本:2024年7月11日
■ ストーリー ■
バートランド家の葬儀の席でクラレンス牧師(リチャード・ローソン)は、一家の悪意ある行動を批判し、今回、亡くなった息子コーディが悪事に走った原因は、母親リンダ(ウルスラ・O・ロビンソン)の育て方にあると言って説教する。
憤慨するリンダは、声をかけたクラレンスの娘エイヴァ(エイヴァ:ミーガン・グッド)を制止する。
納得しないリンダは、エイヴァの夫で息子のダラス(コリー・ハードリクト)らと共に去ろうとするが、エイヴァの母親ジーン(デビー・モーガン)とも口論になる。
リンダは、棺からコーディの遺体を出すよう息子たちに指示してその場を去る。
皆が帰った後でエイヴァは、クラレンスからダラスと別れるべきだと言われるものの、それを聞き入れずにダラスを迎えに行く。
ダラスは、家族の前で恥をかかされたことでエイヴァを批判し、話を聞こうとせずに追い払う。
その後もエイヴァは、バーにいたダラスを迎えに行き、彼の兄のモリス(ベリー・ウィリアムズJr.)から外で待つようにと言われて車に向かう。
そこでエイヴァは、友人のベンジー(ジョセフ・リー・アンダーソン)と再会する。
そこにダラスらが現れ、因縁のあるベンジーに言い寄るが、店のオーナーのジャックが、銃を持ってバートランド兄弟を追い払おうとする。
エイヴァに説得されて車に乗ろうとしてダラスは、酔ったまま運転しようとしたために、それを止めたモリスと喧嘩になる。
モリスに叩きのめされたダラスは、仕方なく車に乗り、エイヴァの運転でその場を去る。
自宅に戻ったエイヴァは、酔ったダラスが、ある女に指示されて父親を殺したと話しながら苦しむ彼を抱きしめる。
翌朝エイヴァは、その件をダラスに尋ねるものの、彼は何も語らず仕事に出かける。
エイヴァは、勤め先の銀行の同僚で親友のローナ(テイラー・ポリドール・ウィリアムズ)から、ダラスの件などを訊かれる。
ローナから、我慢し過ぎだと言われたエイヴァだったが、ダラスが家族から酷い仕打ちを受けたことなどを話し、彼を見捨てることはできなかった・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
製作、監督、脚本タイラー・ペリー、主演はミーガン・グッド(製作兼)、コリー・ハードリクト、ジョセフ・リー・アンダーソン、テイラー・ポリドール・ウィリアムズ、シャノン・ウォレス、リチャード・ローソン、デビー・モーガンなどが共演した作品。
離婚した夫の執拗な嫌がらせに遭う女性と家族の苦悩を描くスリラー。
家族から酷い仕打ちを受けて育った夫を見捨てることができないという、序盤の主人公の気持ちは理解できないでもないが、そんな夫は始めから悪党そのものであり、結局は悲惨な殺し合いとなる展開には不快感しか残らない。
そんな中で、主演のミーガン・グッドは、夫を見捨てることができずに苦悩していたものの、度重なる嫌がらせに遭い戦いを選ぶ女性を熱演している。
悪事を重ねる一家で育った主人公の夫コリー・ハードリクト、主人公の友人で惹かれ合うようになるジョセフ・リー・アンダーソン、主人公の親友テイラー・ポリドール・ウィリアムズ、その夫シャノン・ウォレス、主人公の父親である牧師リチャード・ローソン、その妻デビー・モーガン、ダラス(コリー・ハードリクト)の母親ウルスラ・O・ロビンソン、その息子ラキーム・ローズ、ベリー・ウィリアムズJr.などが共演している。