旅客機で護送される途中に狂暴化した凶悪犯に立ち向かう乗務員の戦いを描く、監督ロバート・バトラー、主演レイ・リオッタ、ローレン・ホリー、ヘクター・エリゾンド、ベン・クロス、ブレンダン・グリーソン他共演の犯罪アクション。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ロバート・バトラー
製作
デビッド・バルデス
マーティン・ランソホフ
製作総指揮:キース・サンプルズ
脚本:ジョナサン・ブレット
撮影:ロイド・エイハーン二世
編集:ジョン・ダフィ
音楽:シャーリー・ウォーカー
出演
ライアン・ウィーヴァー:レイ・リオッタ
テリー・ハロラン:ローレン・ホリー
アルド・ハインズ警部補:ヘクター・エリゾンド
サミュエル・ボウエン機長:ベン・クロス
スタッブス:ブレンダン・グリーソン
フランク・シンクレアFBI捜査官:ジョン・フィン
レイチェル・テーパー:レイチェル・ティコティン
ブルックス:ジェフリー・デマン
マギー:キャサリン・ヒックス
マーティ・ダグラス:マイケル・ハーネイ
アル・アークエット:グランド・L・ブッシュ
マット・パウエル機長:J・ケネス・キャンベル
アメリカ 映画
配給 MGM
1997年製作 100分
公開
北米:1997年1月10日
日本:1997年7月12日
製作費 $55,000,000
北米興行収入 $11,466,190
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
連続殺人の容疑者ライアン・ウィーヴァー(レイ・リオッタ)は、ロサンゼルス市警の刑事アルド・ハインズ警部補(ヘクター・エリゾンド)らに逮捕される。
フライト・アテンダントのテリー・ハロラン(ローレン・ホリー)は、待っていた恋人のプレゼントだけが届いたためにショックを受ける。
ウィーヴァーの護送を手配したハインズは、別の便でロサンゼルスに戻ることになる。
それをハインズから知らされたウィーヴァーは、証拠を捏造したと言って無実を訴える。
12月24日、午後3時44分(東部時間)、ジョン・F・ケネディ国際空港。
5人の乗客に2人の囚人を護送する4人の連邦保安官を乗せた、トランスコンチネンタル47便が離陸準備を始める。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
ニューヨーク。
逮捕された連続殺人の容疑者ライアン・ウィーヴァーは、空路ロサンゼルスに護送されることになる。
強盗犯のスタッブスと共に4人の連邦保安官に付き添われたウィーヴァーは、フライト・アテンダントのテリーらと共にトランスコンチネンタル47便でロサンゼルスに向かう。
嵐が近づく中、スタッブスが連邦保安官の1人を殺して銃を奪う。
冷静に対処したウィーヴァーは、スタッブスをなだめようとする。
しかし、スタッブスは連邦保安官や機長を射殺してしまい、抵抗されて自らも命を落とす。
気流の乱れで期待が揺れたため、頭を打った副操縦士も死んだことを知ったウィーヴァーは、それを秘密にしてテリーを信用させる。
コックピットに向かったテリーは、機体が自動操縦で飛行していることを知り、ロサンゼルス国際空港と他の機の機長ボウエンと交信する。
ところが、冷静を装っていたウィーヴァーは、乗員乗客を巻き添えにして機体を墜落させようと企んでいた・・・。
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1970年代のパニック映画を思い起こさせる内容に、サイコ・スリラーをミックスさせたようなストーリーで展開する作品。
凶悪犯の犯行に加え、パイロットなしの飛行と嵐への突入などノンストップで進行するアクション、魅力的なキャスティングなども楽しめる、見所満載の作品には仕上がっている。
しかし、様々な出来事に新鮮味がなく、他の作品で見たようなシーンが続き、小ぢんまりまとまり過ぎているところなどは物足りない。
変幻自在の演技を見せる凶悪犯役のレイ・リオッタは個性派らしい演技を見せるが、熱演はするものの、ヒロイン役のローレン・ホリーに今一、魅力を感じない。
犯人を捕らえた刑事ヘクター・エリゾンド、ヒロインに指示を与える機長ベン・クロス、機内で暴れる強盗犯のブレンダン・グリーソン、FBI捜査官のジョン・フィン、ロサンゼルス国際空港の危機管理センターの管制官レイチェル・ティコティンとジェフリー・デマン、47便の乗務員キャサリン・ヒックス、連邦保安官のマイケル・ハーネイとグランド・L・ブッシュ、47便の機長J・ケネス・キャンベルなどが共演している。