女戦士部族”アゴジェ”の戦いを描く、製作、原案マリア・ベロ、監督ジーナ・プリンス=バイスウッド、主演ヴィオラ・デイヴィス、トゥソ・ムベドゥ、ラシャーナ・リンチ、シーラ・アティム、ジョン・ボイエガ、ヒーロー・ファインズ・ティフィン他共演のアクション・アドベンチャー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジーナ・プリンス=バイスウッド
製作
マリア・ベロ
ヴィオラ・デイヴィス
ジュリアス・テノン
キャシー・シュルマン
原案
マリア・ベロ
ダナ・スティーヴンス
脚本:ダナ・スティーヴンス
撮影:ポリー・モーガン
編集:テリン・A・シュロップシャー
音楽:テレンス・ブランチャード
出演
ナニスカ将軍:ヴィオラ・デイヴィス
ナニスカ(若年期):ワンダ・バンダ
ナウィ:トゥソ・ムベドゥ
イゾギ:ラシャーナ・リンチ
アメンザ:シーラ・アティム 戦士
アメンザ(若年期)レサボ
サント・フェレイラ:ヒーロー・ファインズ・ティフィン
ゲゾ王:ジョン・ボイエガ
マリク:ジョーダン・ボルジャー
オバ・アデ将軍:ジミー・オドゥコヤ
オバ・アデ(若年期):ジョエル・ムカディ
フンベ:マサリ・バドゥーザ 訓練
シャンテ:ジェイミー・ローソン 王妃
オード:エイドリアン・ウォーレン 訓練
ミガン:シブ・ンゲシ 王の側近
ムノン:アンジェリック・キジョー
エフェ:ゾジビニ・トゥンジ
イニヤ:マッゴッソ・M
ケル:タンド・ドロモ
モル:ジュリアン・テノン
アメリカ 映画
配給 Sony Pictures Releasing
2022年製作 135分
公開
北米:2022年9月16日
日本:2022年9月6日
製作費 $50,000,000
北米興行収入 $67,328,130
世界 $93,279,810
■ ストーリー ■
1823年、西アフリカのダホメ王国。
ナニスカ将軍(ヴィオラ・デイヴィス)率いる女戦士部族”アゴジェ”が、オヨ帝国の奴隷商人に拉致された同胞を救い出す。
少女ナウィ(トゥソ・ムベドゥ)は、年配者との結婚を父親に強要されるもののそれを拒む。
ナウィは、アゴジェの戦士になるよう父親に指示され、王宮に差し出され、べエランの戦士イゾギ(ラシャーナ・リンチ)に迎えられる。
オヨのオバ・アデ将軍(ジミー・オドゥコヤ)は、同胞がアゴジェに殺されたことを知る。
今回のことを重く見るダホメの新国王のゲゾ(ジョン・ボイエガ)は、ナニスカを呼び、オヨとの全面戦争を視野に入れる。
ナニスカは、王国を守るために、ナウィらアゴジェに新たに加わる戦士の訓練を始める。
気が強いナウィは、ナニスカに逆らいながらも厳しい訓練に耐えて、何かと気にかけてくれるイゾギとの親交を深める。
ある日ゲゾは、現れたオバからオヨへの貢ぎ物を要求され、アゴジェ20人を引き渡すことを約束し、ナニスカは、ナウィを含めた20人を選ぶ。
ウィダ港。
オヨとの同盟を組むため、ポルトガルの奴隷商人サント・フェレイラ(ヒーロー・ファインズ・ティフィン)が、母親がダホメ人のマリク(ジョーダン・ボルジャー)を伴い到着する。
アゴジェを率いて現れたナニスカは、オバとの約束を破り剣を抜き、恨みがある彼に襲いかかる。
加勢したナウィは、ナニスカと共にその場から逃れて海に飛び込む。
仲間たちの待つ船に向かったナニスカは、命令に従わなかったナウィを非難する。
オバとの交渉を終えたサントとマリクは、ダホメに向かう。
途中で水浴していたマリクはナウィに出会い、母親がダホメ人で父は白人だと話し彼女に惹かれる。
王宮に着いたサントとマリクは、ゲゾに貢ぎ物を渡し、アゴジェになるための最終試験を見ることになる。
トップで試験をパスしたナウィは、ゲゾから剣を渡されてアゴジェとなる。
ナウィを労ったナニスカは、左肩に傷がある彼女が孤児だったことを知りショックを受ける。
その後、マリクに誘われたナウィはこっそり抜け出し、オヨが他の民族と共にダホメの攻撃を企んでいることを知る。
そんな2人は、惹かれ合うようになる。
ナウィからそれを知らされたナニスカは、マリクと密会したことを非難する。
ナニスカは、若い頃にオバに捕らえられて強姦され、妊娠して出産した後に、子供の左肩にサメの歯を埋め込み手放したことをナウィに話す。
ナウィは、肩に埋め込まれた歯を確認して動揺する。
そしてナニスカは、オバ率いる敵を監視し、対抗するための準備を整え、アゴジェを率いて攻撃を仕掛けるのだが・・・。
製作、原案マリア・ベロの意欲作であり、ジーナ・プリンス=バイスウッドが監督し、主演はヴィオラ・デイヴィス、トゥソ・ムベドゥ、ラシャーナ・リンチ、シーラ・アティム、ジョン・ボイエガ、ヒーロー・ファインズ・ティフィンなどが共演した作品。
女だけの戦士部族”アゴジェ”とそのリーダーの戦いを描くアクション・アドベンチャー。
実在した女戦士軍団の組織力や戦いを見事に描き、男性が主人公のアクション映画をも凌ぐ迫力映像で迫る本作は各方面で絶賛された。
主演のヴィオラ・デイヴィスは、圧倒的な存在感で画面を支配する、女戦士部族”アゴジェ”のリーダーを、50代半ばとは思えない鍛え上げた肉体で見事に演じている。
主人公の若年期ワンダ・バンダ、主人公の娘だった戦士となる少女トゥソ・ムベドゥ、彼女と親交を深めるベテランの戦士ラシャーナ・リンチ、主人公の副官である戦士アメンザのシーラ・アティム、その若年期レサボ、ダホメ王国のゲゾ王ジョン・ボイエガ、ポルトガルの奴隷商人ヒーロー・ファインズ・ティフィン、彼に同行するジョーダン・ボルジャー、オヨ帝国の将軍ジミー・オドゥコヤ、その若年期ジョエル・ムカディ、王妃のジェイミー・ローソン、戦士のマサリ・バドゥーザ、エイドリアン・ウォーレン、王の側近シブ・ンゲシ他、アンジェリック・キジョー、ゾジビニ・トゥンジ、マッゴッソ・M、タンド・ドロモ
モルなどが共演している。