ホームレスから成功者となった実在の実業家クリス・ガードナーの苦難の日々を描く、監督ガブリエレ・ムッチーノ、製作、主演ウィル・スミス、タンディ・ニュートン、ジェイデン・スミス他共演のドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
製作総指揮
デヴィッド・アルパー他
製作
ウィル・スミス
トッド・ブラック
脚本:スティーヴン・コンラッド
撮影:フェドン・パパマイケル
編集:ヒューズ・ウィンボーン
音楽:アンドレア・グエラ
出演
ウィル・スミス:クリストファー”クリス”・P・ガードナー
タンディ・ニュートン:リンダ・ガードナー
ジェイデン・スミス:クリストファー・ガードナーJr.
ブライアン・ホウ:ジェイ・トゥイッスル
ダン・カステラネタ:アラン・フレイケシュ
ジェームズ・カレン:マーティン・フローム
カート・フラー:ウォルター・リボン
アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
2006年製作 117分
公開
北米:2006年12月15日
日本:2007年1月27日
製作費 $55,000,000
北米興行収入 $162,586,040
世界 $304,850,100
■ アカデミー賞 ■
第79回アカデミー賞
・ノミネート
主演男優賞(ウィル・スミス)
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
1981年、サンフランシスコ。
クリストファー”クリス”・P・ガードナー(ウィル・スミス)は、高額医療機器(骨粗鬆症のスキャン)の販売事業に投資して、機器を大量に仕入れ売り歩いていた。
しかし、高額な機器はなかなか売れず、クリスの妻リンダ(タンディ・ニュートン)と共稼ぎでの生活は苦しく、5歳の息子クリストファー(ジェイデン・スミス)の保育料や家賃にも困る状態が続いていた。
ある日クリスは、証券会社の前を通りがかった際に、周りの人々が皆幸せそうな表情をしていることに興味を持ち自分との違いを実感する。
フェラーリから降りてきたブローカーに、成功の秘訣は”数字と人に強いこと”と言われたクリスは、子供時代に算数が得意だったことから、証券会社での職探しを考える。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
1981年、サンフランシスコ。
クリス・ガードナーは、高額医療機器の販売事業に投資し、機器を大量に仕入れ売り歩いていた。
しかし、高額な機器はなかなか売れないまま、妻リンダと共稼ぎのクリスの生活は苦しかった。
ある日クリスは、証券会社の周りの人々が、皆幸せそうな表情をしていることに興味を持ち研修生になる決意をする。
しかし妻リンダは、5歳息子クリストファーのためとはいえ、夢ばかり追い続ける夫に愛想を尽かして家を出て行く。
クリスは、会社の幹部トゥイッスルに気に入られて面接を受けることになるが、その前日に、駐車違反の罰金滞納で、警察に拘留されてしまう。
警察から面接に直行したクリスは、なんとか研修生として迎えられる。
しかし、手当てはでず、医療機器を売りさばきながらのクリスは、税金の滞納で破産寸前となり、住む場所も失いついにホームレスになってしまう・・・。
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個人的には、ウィル・スミスがどうも好きになれなかったのだが、実力を伴う才能を発揮する彼を認めた作品として、その熱演を大いに評価する。
ウィル・スミスは、ハリウッドを代表するドル箱スターとなったが、本作でもそれを証明して、北米では約1億6300万ドル、全世界では3億ドルを超す大ヒットとなった。
さらにウィル・スミスは、第79回アカデミー賞で主演男優賞にノミネートされた。
製作にも参加したウィル・スミスは、実の息子であるジェイデンを起用し、監督ガブリエレ・ムッチーノは、家族愛を絡めた見応えある人間ドラマに仕上げている。
結末は、知る人ぞ知るという物語なのだが、ようやく掴める幸せに、主人公と共に涙した方は多いはずだ。
主人公の妻タンディ・ニュートン、結果的に主人公を成功に導く、証券会社の人事部長役のブライアン・ホウ、研修の講師ダン・カステラネタ、会社幹部ジェームズ・カレン、年金基金CEOなどが共演している。